今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2009.09.04組織風土
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火曜日はストレスの日

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【小さな取り組みを大切にしている理由】
 
マングローブでは、30ブロックや、月金の精霊など、テーマを持って、小さなことを大切にする取り組みを大切にしたいと思っている。
 
それはなぜか?
 
小さいな取り組みをきちんとできない人が、大きな仕事をやり遂げられると思わないから。
 
色々なテーマを持って取り組んだ経験が無い人には、他の人が大切にしていることに気がつく感受性や感性を持つことができないと思っているから。
 
例えば、自分の身の回りをいつもきちんと整理している人は、整理整頓がきちんとできている会社を訪問したときに、そのことに気がつき感動することができるし、そのことを伝えることもできる。
 
例えば、いつも目立たないのだけれど、皆を支えてくれている人に目が向き、感謝ができる人は、スタッフの仕事ぶりを表面的でなく見ることができ、その仕事ぶりに心から感謝できる名マネジャーになれる可能性が高い。
 
しかも、小さなことを大切にできない人には、何を取り組んでも長続きできない人が多い。
これは30年のビジネスマン生活で多くの人を見てきたボクの結論。
 
どんな取り組みも、やっているふりをしている人間は、どこかに誤魔化しが生まれ、人のやっていることを曇りガラス越しにしか見られない人間になってしまう。
 
これからも、小さなことを大切にする風土を守っていきたい。
それに共感せず、何もやろうとしない人間もいないわけではないが、いつかやっていることの意味に気がついて、一緒にやってくれると信じて続けている。
 
 
【月金の精霊の見直し】
  
「月金の精霊」という取り組みは、古いブログにも何度か書いたし、最近では、今野誠一のパーソナルライフの「環境」にも登場させている。
 
週の意味を再録すると
 
月曜日 → いつも陰で支えてくださっている方に感謝する日
      (月が太陽の陰の存在であるイメージから)

火曜日 → 社内で自炊して皆でランチをしながら喋りあう日
      (火の日ということから火を使って自炊することに。これは事情により休止中)       

水曜日 → オフィスの植物にたっぷりと水遣りをする日(植物を大切にする)
      (水の日ということから水遣りの日に)

木曜日 → 紙を使わない日
      (木の日として、木を大切にするために紙を極力使わない日)

金曜日 → 会議を短くする日
      (時は金なりより、時間を大切にするころを意識するため)
 
火曜日について、休止中だったのが、このたびついに新定義を決めて再取り組みを始めることになった。
 
自炊の日あらため、「アロマの日」
 
火曜日が、なんでアロマの日なんだろう???ボクもわからなかった。
 
社長が、ずっと月金の精霊の火曜日が休止中で残念がっているのを気に病んでくれて、社長室のスタッフのみんなが考えてきてくれたんだ。
社内への発表文書から抜粋。
 
「火曜日」と呼ばれるようになったのは、江戸時代、ストレスから放火を行うならず者が非常に多かったためだと言われております。また、人々にストレス、疲労を与えやすい日とも言われ、鬱積した不満が爆発する形で、暴力沙汰や犯罪が起こる確率が他の曜日と比べて頭一つ抜きん出ているというデータがあるそうです。上記のことを踏まえて、社長室ではストレスを少しでも軽減できたらと思い、新テーマに設定いたしました。今後は、早期にアロマグッズを購入し、癒しの空間を創出いたしますので、今しばらくお待ちくださいませ」
 
なるほど、それは知らなかったなあ。
火曜日は「ストレスの日」とも言えるわけなのかあ、と思って、ボクはこの設定と取り組みにOKを出した。
火曜日だけは、オフィスにアロマを炊くという試みをやってみようということだ。
 
 
【うれしかったこと】
 
ボクは、この一件で、うれしかったことが2つあった。
 
ひとつは、社長がこうした取り組みを大切にしていることを理解して、社長室のスタッフが自分達で意味づけを調べ考えて提案してくれたことだ。
往々にして、こうした今日の売り上げにつながらない社内的な細かい取り組みは放置されたり、いい加減になっていくものなんだけど、意思を持って続けようとしてくれていたこと。
小さな取り組みを大切にしていく、というマングローブの文化が受け継がれていくことをうれしく思った。
 
もう一つは、この発表をした時に社内から「お金をかけるべきではない。お金のかからない取り組みを模索するべきだ」という反応があったことだ。
そういう反応があったことを社長室のスタッフから聞いたボクは、本当にうれしいと思った。
なぜって、組織が正常なんだなあと感じたからなんだ。
だって、社長が言ったら何でも右向け右の組織では明日は危ういわけだから。
しかも、コスト意識を持った指摘があることは、非常にうれしいことなんだ。
会社が打ち出すことを何でも反対する、どこかの党みたいな社員では困るけど。
 
確かに、毎週火曜日にアロマをたくにはお金がかかるわけだ。
これだって、皆が稼いで来てくれたお金を使うことになるわけだから、問題意識を持って当然なことだ。
 
意味づけをもって提案してくれた心も大事にしたいし、問題意識を持ってくれた思いも大切にしたい。この両方を満たすにはどうしたらいいか?大岡裁きのような心境だ。
どこかのアロマ屋さんに試供として提供してもらうことも考えられるし、やってみようという試行の間は、社長のポケットマネーというのも落としどころかもしれない。
 
いずれにしても、いいことだ。


ボクの著書です。いい感じに仕上がりました。
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