今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2009.09.08日記
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生き残る企業の条件

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八起会会長 野口誠一氏のお話をお聴きした。

八起会というのは、1978年に設立した、倒産経験者同士が助け合う倒産者の会である。
弁護士や税理士、再起に成功した会員らが無料で電話相談に乗る『倒産110番』を開設。
再起・整理などの実務的なアドバイスや、経験談を交えた人生相談をボランティアで30年間も続けておられる。

ニュービジネス協議会の企業革新委員会での講演会で演題は「生き残る企業の条件」というものだった。

「倒産」というシビアでヘビーな話題だったが、野口会長の講演の出だしは、素晴らしいギャグで始まった。

「企業が生き残る条件はたった一つだけ。それは社長が決して愚痴を言わないこと」

ここで、参加者の気持ちには「なるほど、それはシンプルでわかりやすいけど、それだけでいいの?」という気持ちが芽生える。

間髪入れずに野口会長がおっしゃったのは「NO!愚痴」です。
なんと「野口=NO!愚痴」という、駄ジャレです。
これには参りました。ガクッ・・。

この駄ジャレで、先行き不安にはなりましたが、その後のお話の内容は大変学びがあった。
手元の今野メモの中から、一部をランダムにご紹介。



倒産する会社の社長は、お金と心と体の3つのもののバランスが悪くなっている。このうちのどれが欠けてもうまくいかない。特に「心」が重要であり、経営者は人生を学ばなくてはならない。
 
倒産の原因は、ただひとつ社長に経営能力がなかったから。
「社長」には誰でもなれるが「経営者」になることは難しい。
商売を始めたら、TOPとしての資質が必要になる。それは「わかったら変えられる」という資質。わかっても変えられない、行動に移せない人がほとんどである。
 
知識を得るために勉強するのはいいことがだ、勉強のメモは、「自分を変えるため」のメモでなければならない。多くの人は、今度の朝礼などで「しゃべるため」のメモになっている。
 
成功は過去のもの。失敗は未来につながるもの。
成功には理由がない。失敗には明確な理由がある。
失敗をしっかり振り返ることは非常に重要。
 
知識が入ると人間が小さくなる。
「こんなこともわからないのか」と、人を馬鹿にするようになるから。
お金が入るとやはり人間がちいさくなる。
必ず「俺が!俺が!」になるから。
  
企業は作ったらつぶれるもの。経営者の目的は会社をつぶさないこと。人間をつぶさないこと。



最後に、講演資料の中から、倒産する社長の共通項をご紹介。

「倒産する社長の共通10項目」

 1.自己中心的

 2.悪いことはすべて他人のせい

 3.嫌いなこと、苦手なことを避ける

 4.真の勇気がない(縮小、謝罪、相談)

 5.頭で分かっていても実行しない

 6.お人好し(頼まれたらノーとは言えない)

 7.還元の心なし

 8.反省心の欠如

 9.時間貧乏(働きすぎ、遊びすぎ)

10.公私混同(金銭感覚の欠如)



ボクの著書です。いい感じに仕上がりました。
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