今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2009.10.25人事制度
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数値目標2/2

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昨日は、国の一般会計削減目標を題材に、「数値目標1/2」をお届けした。
今日は続編として、2/2・目標管理についてである。


【目標管理制度】
 
人事制度で最も肝になる部分、そして最も難しい部分は何を評価するか?(評価制度)という点である。
 
多くの企業が評価制度においては、「可能な限り数値化する」ことを社内に求めている。
それは当然ながら評価を明快にしやすいからである。
 
しかし、数値目標を重視過ぎるとどうなるかは、自明の理。無理な受注や、活動の単視眼化など、弊害が大きくなる。さらには、その意味するところがわからなければ、数値だけが一人歩きして、取り組み姿勢に支障をきたすことになる。達成意欲が持続しないということだ。
 
身近な具体例を上げてみよう。
 
ボクは、今、トレーニングを数値目標を持って取り組んでいる。
「体重は76Kg。体脂肪率は17%」という目標である。
この数値目標を達成するために、毎日万歩計を持ち歩き、ジムに行く頻度も意識的増やし、取り組んでいたのだが、これだけでは、取り組みが頓挫する可能性が高い。
無味乾燥な数値目標だけでは、意義を感じて取り組みを続けることはできない。
 
ボクが気合いをもって取り組むことができたのは、

「日本一魅力的な50代になろう」というイメージ目標を持っているからである。
 
今野の考える理想の50代とは次の7つの条件を満たすことである。
 
     何時もぶれない、自分の「生き方=スタイル」を追求し続けている。
     天職と言える仕事を持ち、現役として第一線で活躍している。
     仕事のクオリティーを脅かさない範囲で、趣味人である。
     常に成長し続ける、衰えない学ぶ意欲を持っている。
     志を語り合える、多くのよき友に恵まれている。
     家族に不自由をさせず、健康な生活を送れるだけの財力がある。
     最高レベルの生きる力を持ち、周囲にその力を分け与えることができる。
 
この7つのそれぞれについて、具体策を持って取り組んでいる。
「体重は76Kg。体脂肪率は17%」というのは、7つ目の条件である「生きる力」を保つための具体的数値目標である。自分が最も軽快に、エネルギッシュに生きられる体の状態のひとつのバロメータというだけのことなのである。
 
この数値目標の達成だけに夢中になると、本来の目的を忘れてしまう。
数字の達成だけが一人歩きをしてしまうのである。
最も肝心なことは、「日本一魅力的な50代になろう」という大目標をいつも忘れず、7つの条件を追い求め続けることだ。
 
政治家は具体策にこだわることも役職によっては大事なことだと思うが、最高責任者は一度発した理念に責任を持ってもらいたい。
 
暮らしのための政治を。
ひとつひとつの生命を大切にする。他人の幸せを自分の幸せと感じられる社会。それが、私の目指す友愛社会です。
 
民主党には、この社会の実現にどのくらい近づいたのかを、常にチェックしてもらいたい。
わかりやすい数値目標を追いかけることに夢中になり、目指す社会の実現度の検証を怠らないでほしい。それは決して数値目標にしなくても、もう一段ブレイクダウンした表現にした上で、感覚値での振り返りでも別にかまわないのだ。

数値目標を追いかけつつ、その先にある「実現したい姿」を、同じだけの力でこだわっていられることが、優秀な経営者であり、政治家の条件であるとボクは思う。
目標には、具体的な数値目標と、到達したいイメージの目標の両方が必要で、リーダーはそ両方の達成実現を組織に要望し、牽引していく存在でなければならないと思うのである。

 
ボクの著書です。いい感じに仕上がりました。
マングローブからヒントを得た生き方・働き方・経営の仕方を提案しています。

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