今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2009.10.30リーダーシップ
  • FLLOW ME on twitter
  • facebook

復活の5つの条件

  • Comments(0)
  • Trackbacks(0)
昨年の夏ごろから、経営チームを強化するワークショップや、会社丸ごと元気アップのプロジェクトに関わることが増えている。
 
そんな時に復活のための条件を、次の5つにシンプルに話させていただいている。
 
復活の5つの条件
 
*       全員で目標を決める
*       今までとは違うロードマップを手にする
*       根本的な問題解決にチャレンジする
*       全員でやり切る
*       楽しくやる
 
     業績が悪化して、殺伐としてくると、トップダウンで無茶な目標を決めがちになる。
どっちにしても、今までチャレンジしたことの無いような無茶な目標にチャレンジしなくてはいけないのだが、ここからはやらされ感は大敵だ。全員が参加して決めて、自分自身の目標として全員が取り組むことが必要だ。
 
     復活できない会社は、戦略とそれを実行に移すロードマップを変えることなく、「もっと一生懸命」「もっと徹底して」「一丸となって」という取り組み方だけを問題にしている。そもそも今までとは不連続の、パラダイムを変えたロードマップを手にしない限り、何かが大きく変わることはない。
 
     赤字体質になっている企業には、組織としての構造的問題がある。それから目を背けて表面的な取り組みに終始して、最悪の事態になっていく企業は少なくない。これは、会社としての甘い風土と、幹部の社員との接し方に原因がある。仕事上のミスや計画どおりいかなかったことの報告を笑顔で聞いて、丸く収めて、明るく次に行こうとする組織が復活することはできない。きちんと問題に向き合い、原因を追究し、問題解決はしなければならない。社員を「許す」ことと、根本的な問題をそのままにすることとはまったく別のことである。
 
     復活を期しての改革局面の最大の条件は、決めたことを「やり切る力」なのだが、問題は一人でも「やり切りマインド」の低い人がいると決定的に足を引っ張るということだ。ましてやリーダーにやり切りマインドがないことがわかった場合は、即退場させなくてはならない。落ちていく駄目な組織には、「やれないならやれなくてもいいよ」という甘い風土ができてしまっている。
 
     ここまで書いたことを読むと、実に厳しい内容に感じるかもしれないが、企業運営していく時に必要な、ごく当たり前のことであって、それを当たり前にできないから取り組みがいい加減になり、業績も悪くなっていくのである。経営者自身が「当たり前のことを当たり前にビシッとできる組織を作る」ということに妥協してはならない。その前提で、後は決めたことをいかにやり抜くか。しかもいかに楽しくやり抜くかに意識を切り替えることが必要だ。


この中で「5つのうちどれが一番大事か?」と聞かれたら、4つ目の「全員でやり切る」だと答える。
成功している企業と、落ちていく企業の最大の違いは、決めたことをやり切っているかどうかである。



ボクの著書です。いい感じに仕上がりました。
マングローブからヒントを得た生き方・働き方・経営の仕方を提案しています。

book_cover.gif
           

ATARIMAEプロジェクトを応援しています

bn_a_250-63.gif
コメントを投稿する

この記事のトラックバックURL

http://www.bc-mgnet.com/mt-cgi/mt-tb.cgi/507

このページのトップへ戻る