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2009.11.15日記
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先週の宮城県は岩沼市での研修ファシリテートの仕事の直前に、ショッキングな連絡を受けた。
昨年の夏にボクを講演に呼んでくれた、某外資系生命保険会社の友人が電話をくれたのだ。
「今野さんの講演会に参加してくれたT社のH君が亡くなった」という。
その講演会は、20代の若いビジネスマン対象に「これからキャリアをどう考えていくか」というテーマで、1時間半、ボクの社会に出てから独立して今に至るヒストリーから、キャリアをどう考えてきたかを話したもの。
皆さんとても熱心に聴いてくださって、その後の懇親会もほとんど全員の方が参加くださって、全員(40名くらいだったかな)の方と名刺交換はもちろん、親しく話をすることができた会だったのだ。
その会に参加してくれていたのが、T社勤務のH君、なんと28歳の若さである。
同じ人材ビジネス業界の若手のホープであり、将来はぜひ何か一緒にやろうぜ、と盛り上がり、その後も連絡を取り合っていた仲だった。
翌朝の研修の出だしで、我慢ができずに、受講生の皆さんに向かってこのエピソードを話した。
「皆さん、ぜひ余命3ヶ月しかない、という場面に自分が立ったとしたら、この研修の二日間をどのように過ごすだろうか?それを決意して臨んでもらいたい」
皆さんにとっては、あまりに唐突な話題で、ちょっと外した感もあるが、人生の終幕が突然やってくるという現実のインパクトは強かった。
「7つの習慣」で有名な、スティーブン・R・コヴィー博士は、著書の中で「人生の目覚まし時計」という言葉を使っておられた。実に言い得て妙な表現ではないか。
コヴィー博士は言う。
人生にとって「本当に重要なこと」と、日常の「時間の使い方」にギャップがあることを、突然、劇的な形で気づかされることがある。人生の目覚まし時計ともいうべき、いわゆるアクシデントによってそのことを思い知らされるのだ。
例えば、「恋人の死」。突然、恋人がいなくなってはじめて、「できたはずだが、しなかったこと」がはっきりと見えてくる。
あるいは「息子の麻薬禍」。自分の息子が麻薬に手を染めていることに、ある日突然気づかされるかもしれない。息子との関係を豊にできたはずのさまざまな機会が、その時になって初めて次から次へと頭に浮かんでくるのだ。しかし、その時までは、金儲けや、コネクション作り、あるいは新聞を読むことに忙しすぎて実行してこなかったのだ。
あるいは「会社におけるリストラ」。会社が人員削減を始め、自分の部署がその対象になるかもしれない。
あるいは「ガンの宣告」。医師から残り数ヶ月の命だと宣告されるかもしれない。
あるいは「妻(夫)からの離婚要求」。離婚の危機に立たされるかもしれない。
このような突然の危機に直面し、初めて、自分の「時間の使い方」と自分にとって「本当に重要なこと」との間にギャップがあることに気づかされるのである。
「人生の目覚まし時計」が鳴る前に、突然の悲劇で気がつく前に、本当に重要なことは何かを考えよう。
そして、そのことに時間を使うように、行動を見直そう。
人生がいつまでも永遠だと勘違いしているから、「いつかやれるだろう」「そのうち考えよう」と先送りをし、これからも関係が続き自分が不利になると思うから、人に言いたいことも言えず、何かに遠慮をし、事なかれ主義で生きていくことになっているんじゃないだろうか。
人生の目覚まし時計が鳴る前に・・・・・。
満を持したボクの初の著書だよ。いい感じに仕上がった。
マングローブからヒントを得た生き方・働き方・経営の仕方を提案している。

ATARIMAEプロジェクトを応援しています
昨年の夏にボクを講演に呼んでくれた、某外資系生命保険会社の友人が電話をくれたのだ。
「今野さんの講演会に参加してくれたT社のH君が亡くなった」という。
その講演会は、20代の若いビジネスマン対象に「これからキャリアをどう考えていくか」というテーマで、1時間半、ボクの社会に出てから独立して今に至るヒストリーから、キャリアをどう考えてきたかを話したもの。
皆さんとても熱心に聴いてくださって、その後の懇親会もほとんど全員の方が参加くださって、全員(40名くらいだったかな)の方と名刺交換はもちろん、親しく話をすることができた会だったのだ。
その会に参加してくれていたのが、T社勤務のH君、なんと28歳の若さである。
同じ人材ビジネス業界の若手のホープであり、将来はぜひ何か一緒にやろうぜ、と盛り上がり、その後も連絡を取り合っていた仲だった。
翌朝の研修の出だしで、我慢ができずに、受講生の皆さんに向かってこのエピソードを話した。
「皆さん、ぜひ余命3ヶ月しかない、という場面に自分が立ったとしたら、この研修の二日間をどのように過ごすだろうか?それを決意して臨んでもらいたい」
皆さんにとっては、あまりに唐突な話題で、ちょっと外した感もあるが、人生の終幕が突然やってくるという現実のインパクトは強かった。
「7つの習慣」で有名な、スティーブン・R・コヴィー博士は、著書の中で「人生の目覚まし時計」という言葉を使っておられた。実に言い得て妙な表現ではないか。
コヴィー博士は言う。
人生にとって「本当に重要なこと」と、日常の「時間の使い方」にギャップがあることを、突然、劇的な形で気づかされることがある。人生の目覚まし時計ともいうべき、いわゆるアクシデントによってそのことを思い知らされるのだ。
例えば、「恋人の死」。突然、恋人がいなくなってはじめて、「できたはずだが、しなかったこと」がはっきりと見えてくる。
あるいは「息子の麻薬禍」。自分の息子が麻薬に手を染めていることに、ある日突然気づかされるかもしれない。息子との関係を豊にできたはずのさまざまな機会が、その時になって初めて次から次へと頭に浮かんでくるのだ。しかし、その時までは、金儲けや、コネクション作り、あるいは新聞を読むことに忙しすぎて実行してこなかったのだ。
あるいは「会社におけるリストラ」。会社が人員削減を始め、自分の部署がその対象になるかもしれない。
あるいは「ガンの宣告」。医師から残り数ヶ月の命だと宣告されるかもしれない。
あるいは「妻(夫)からの離婚要求」。離婚の危機に立たされるかもしれない。
このような突然の危機に直面し、初めて、自分の「時間の使い方」と自分にとって「本当に重要なこと」との間にギャップがあることに気づかされるのである。
「人生の目覚まし時計」が鳴る前に、突然の悲劇で気がつく前に、本当に重要なことは何かを考えよう。
そして、そのことに時間を使うように、行動を見直そう。
人生がいつまでも永遠だと勘違いしているから、「いつかやれるだろう」「そのうち考えよう」と先送りをし、これからも関係が続き自分が不利になると思うから、人に言いたいことも言えず、何かに遠慮をし、事なかれ主義で生きていくことになっているんじゃないだろうか。
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