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ダニエル・ゴットリーブ著、『人生という名の手紙』を読んだ。
交通事故で四肢麻痺となり障害をもつ人となった著者、ダニエル・ゴットリーブが、同じく自閉症という病いをもつ孫のサムに綴った手紙という形で物語った本。
著者の人生観や、体験談などを交えて、サムに人生をどう生きていけばよいのかを指し示している。

『人は、自分の弱さを見せまいと必死になり、自分を偽ることが多い。
でも、まず、自分から「強いふり」をやめないかぎり、相手も内に秘めているやさしさを見せてくれないものなんだよ。』
『サム、わたしは年月を重ねるにつれ、自分は「四肢麻痺」ではないことに気づいたよ。わたしという人間が、「四肢麻痺を抱えている」だけだ。君も「自閉症」ではない。「自閉症を抱えている」だけだ。』
数々の教えが胸に染み渡る。
帯の広告文には・・・こう書いてある。
生きること、愛すること、
障がいというもの、
家族というもの、
男というもの、
成功と挫折。
生きていくうえで
忘れてはならない
大切なことを
深い洞察で綴った
ハートウォーミング・ストーリー。
正にそのとおりの本だった。
ダニエル・ゴットリーブは最後に書いている。
『わたしはずっと、死は問題ではないと考えてきた。ちゃんと生きていないことのほうが問題なんだとね』
『悲しみや喜び、愛や苦悩、情熱や心の安らぎは、どれも人生のひとこまであり、人生というこの贈り物の本質そのものだ』
本の中で、ルーミーという詩人の「ゲストハウス」という素晴らしい詩が紹介されていた。
『ゲストハウス』
人間という存在は、みなゲストハウス
毎朝、新しい客がやって来る
喜び、憂鬱、卑しさ、そして一瞬の気づきも
思いがけない訪問者としてやって来る
訪れるものすべてを歓迎し、もてなしなさい
たとえ、それが悲しみの一団だとしても
できるかぎり立派なもてなしをしなさい
たとえ、それが家具のない家を荒々しく駆け抜けたとしても
もしかすると訪問者は、あなたの気分を一新し
新しい喜びが入って来られるようにしているのかもしれない
暗い気持ちや、ごまかし、ときには悪意がやって来ても
扉のところで笑いながら出迎え、中へと招き入れなさい
どんなものがやって来ても、感謝しなさい
どれも、はるか彼方から案内人として
あなたの人生へと、送られてきたのだから
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