今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2009.12.14日記
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恵まれている

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岩手県陸前高田市の八木澤商店河野和義社長との出会いから、多くの学びをいただいた。

フジサンケイビジネスアイに「事業継承の極意」と題して、「老舗」八木澤商店の7代目~8代目~9代目の継承からの学びを10回シリーズで書かせていただいた。

先週第10回の最終回に、河野社長が展開している「高田地元学」について書かせていただいた。

これは、元々は水俣が公害に苦しむ歴史の中で、地元のよさを見直し、それを生かし、ないものは地道に自分たちで作っていこうという活動をしたことから生まれた概念だという。

旗振りをしておられたのは、水俣市の元環境対策課長吉本哲郎氏で、現在は地元学ネットワーク主宰となり、地元学の考え方を広める活動をしておられる。

河野和義社長が水俣市を訪れて、吉本哲郎氏と出会い地元学に共鳴し、陸前高田市に持ち帰って高田なりの取り組みを展開して来られたのだ。

 
吉本哲郎氏の定義する「地元学」は地元に学ぶこと。
ないものねだりをやめてあるものを探し、地域の持っている力、人の持っている力を引き出し、あるものを新しく組み合わせ、ものづくり、生活づくり、地域づくりに役立てていくこと。
それぞれの風土と暮らしの成り立ちの物語という個性を確認し、大地と人と自分に対する信頼を取り戻し、自分たちでやる力を身につけていくこと。

この考え方は、これからの企業経営のありかたにも非常に参考になる考え方だと感じた。

月曜の朝8時から全員で掃除をし、8時15分からの全社員ミーティングの最後に毎週社長スピーチを10分から15分させてもらっている。

毎週、皆の前に立つたびに、自分が恵まれていることを噛み締めながら話している。

・何ものにも負けない強靭な精神を育ててくれた両親に感謝。
・ビジネスの基本を叩き込んでくれた猛烈企業、リクルートに感謝。
・経営のイロハを実践で見せてくださった創業者江副浩正氏に感謝。
・今野誠一の可能性を見出し、我慢強く育ててくださった故岡野鐡哉氏に感謝。
・独立の際に支えてくれた、多くの友に感謝。
・マングローブのポリシーや持ち味にほれ込んでくださり、長くお世話になっているお客様方に感謝。
・山有り谷有りのビジネスマン生活を支えてくれている家族に感謝。
・理念に共鳴し参集してくれた社員たちに感謝。
・志を共に持ち、世の中への価値の提供に一緒に取り組める提携先の皆さんに感謝。
・いつも叱咤激励してくださり、教えていただける師匠方に感謝。
・マングローブを信じて、ずっと見守ってくださっている株主の皆さんに感謝。
・マングローブという素晴らしいコンサルティング会社の土台を作ってもらった、OB・OGの皆さんに感謝。
・いつもマングローブのファンでいてくださり、ビジネス工場であるオフィスを守ってくださっている管理会社の皆さんに感謝。
・ブログをいつも楽しみにしてくださっている、多くの読者の皆さんに感謝。
・マングローブの将来性を信じ、融資してくださり激励してくださる金融機関の皆さんに感謝。


「現状に満足してはいけない」
「もっと目線を上げて、会社を大きくしないと社員がかわいそうだ」

これはある上場企業の社長からアドバイスされたことだ。

でもボクはそうは思わない。

いかに自分が恵まれているかを自覚し、今あるものに感謝し、それを大切にしていくこと。
自分も何かをお返しするつもりで、天職を夢中になってまっとうすること。
それが一番大事なことなんだと思っている。


DSC04912.jpg

自分がいかに恵まれているかは、
今自分にあるものを
失ってみないとわからない。


You never appreciate your blessings
as much as when they're gone.



(バイリンガル日めくり「成功の鍵」より)←今野の超オススメカレンダーだよ。




満を持したボクの初の著書だよ。いい感じに仕上がった。
マングローブからヒントを得た生き方・働き方・経営の仕方を提案している。

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