今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2009.12.15日記
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体力勝負?

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コンサルタントという仕事は、頭脳勝負のようでいて、実は相当体力勝負なところもある。

まずもって、プロジェクトの会議は長時間になることが少なくない。
組織の課題を抽出整理し、大きな問題については原因分析に時間を費やし、今後の理想的な状態に向けて打ち手を立案検討していく。このプロセスには、相当に時間がかかる。

そして、お客様先でのプレゼン準備や、検討会議に向けての資料の作成など、日程が決まっていて、しかもどこまでやっても正解のない仕事は、これも多くの時間をかけてしまいがちだ。

さらには、組織改革の一環で行う教育研修現場である。
丸一日、あるいは二日間、参加者と正に寝食を共にして、一人ひとりの成長と組織の成長の糸口を探る活動は、神経と体力をすり減らす。

今日も某社の課長研修の講師を仰せつかった。
なんと10時間で、30名強の課長の皆さんに「マーケティングのイロハ」をマスターしていただくという無謀な(苦笑)計画である。
無謀ではあるが、ボクの大好きな「詰め込み研修」であり、最高に「やりがい」のある仕事だ。

朝、会議室は第一線の課長さん方の真剣なまなざしで、張り詰めた空気の中始まった。
社長さんの期待の挨拶。担当役員さんの「なぜ今、マーケティングを学ぶのか」という背景説明。
否が応でもますます空気は張り詰める。いい緊張感だ。

その後に登場したボクは、そこから夜8時40分までの昼休みを除いた約10時間。
次から次へとマーケティング概論を喋り倒していく。
途中に、世の中の代表的な製品のプロモーション戦略などのケーススタディーを盛り込みながら、受講者の皆さんの興味関心が薄れないように進めていかなくてはならない。

・上位概念(企業理念、ミッション、ビジョンとは)
・マクロ環境分析(PEST)、ミクロ環境分析(3C)、業界環境など(SWOT分析、5F分析)
・STP(セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング)
・4P(製品、価格、チャネル、プロモーション)。

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すべてを頭に叩き込んだ後、実在の会社の戦略ケースを読み込んで、自分たちだったらどのように分析し、戦略を立てるかに挑戦していただく。

講義部分も多い研修な上に、10時間の間は、ボクはほぼ立ちっぱなし。
「それでは皆さん次回お会いしましょう」と、最後の挨拶をした20時40分頃には、正直、ボクはフラフラになっていた。

途中は何を考えているかというと、

・目の前の30数名の課長さん方全員でマーケティングのフレームと言語を共有することが、やがてはこの会社の業績向上につながるんだという信念。

・50歳を超えてもこれだけ元気にパッションを持って仕事ができるんだという熱意を伝えること。

・一緒に行っているマングローブのスタッフに社長の仕事振りを見てもらうこと。


終了後、ご依頼の会社のスタッフの皆さんと、心地よい疲労感と、達成感を味わいながら、食事を共にさせていただいた。

今のボクに最も必要なのは、健康と体力と仕事への情熱である。



満を持したボクの初の著書だよ。いい感じに仕上がった。
マングローブからヒントを得た生き方・働き方・経営の仕方を提案している。

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