今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2009.12.16企業理念
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理念先行

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クレド流行(ばやり)である。
 
世界中で最も有名であり、ブームの火付け役となったのは、ご存知リッツカールトンホテルのクレドである。
 
このクレドによって、リッツカールトンの現場に、しかも一人ひとりに裁量のあるサービスぶりが徹底され、顧客満足につながっているというので、われもわれもと「クレド」を社員に持たせる企業が激増した。
 
しかし、持たせたら打ち出の小槌のように、素晴らしい成果がゴロゴロンと目の前に現れるかというと、まったくそんなことは起こらない。形だけを真似して結果を求めるなんて、虫のいい話だ。
 
多くの会社のクレドの失敗の原因を見てみると
 
     企業理念や行動規範の策定に、社長の魂が込められていない。
     何枚にも渡るような立派なものを作り過ぎて、持て余している。
     その「意味するところを、きちんと理解する」というプロセスが不足している。
     結果、クレドに書いてあることで、具体的にどんな行動を取ればいいのかわからない。
     クレドを全社員に持たせたことで安心して、その後のフォローは何もない。
 
というようなことになっているようだ。
 
クレドというような形にだけ頼っていると、理念先行で実態が伴わないことになってしまう。
 
ところで、鳩山政権、すっかり「理念先行」呼ばわりされているねえ。
10月の52分間の長い所信表明演説で、各紙に「理念先行。具体策見えず」という見出しで叩かれた首相だけど、2ヶ月経っても具体化に苦労しているようだ。
 
「友愛」に誰も反対なものはいない。
問題は具体策だ。
 
経営も国政も同じですな。
どんなにいい理念を打ち立てても、具体策が見えない状態が長いと不安と不満の芽が増えてくるという点では。


満を持したボクの初の著書だよ。いい感じに仕上がった。
マングローブからヒントを得た生き方・働き方・経営の仕方を提案している。

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