今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2009.12.19若手の成長
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殻を破るⅡ

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昨日のブログ『殻を破る』で、ビジネスマン人生にはいくつかのハードルがあり、そのハードルを越えていくためには、ことごとく「自分の殻を破る」ことが必要だと書いた。
 
人生は、自分の殻を破る歴史だとボクは思う。
 
最近は社内のコンサルタントが育ってきたことと何よりボクの年齢が50歳を過ぎたこともあって、組織の現状分析のための社員インタビューなどはしなくなり、社長を含めた経営陣のインタビュー専門になった。
 
社員へのインタビューをしている時に、ややカウンセリングやコーチングの様相を呈して、悩み相談になり、「自分の殻を破るにはどうしたらいいのか」という質問をもらうことがたびたびあった。
 
ボクは「必要なことはわかっているのに、逃げていたことに挑戦していくことだ」と答えることが多かった。
 
社会に出てすぐのボクの悩みは、「人見知りをすること」「人前で話すのが苦手なこと」「勉強嫌いなこと」だった。
最初からそうできたわけじゃないけど、ボクの可能性を信じてじっくりつきあってくれる上司にで会ってからボクの行動は変わった。苦手なことの克服に具体的な行動レベルで挑戦するようになったのだ。
 
         なるべく人の集まる場所(飲み会、パーティー、社外の勉強会など)に顔を出す。
         勇気を持って人に話しかけるようにする(乗り物の隣の人。会合で出会った人)。
         人前で話す機会から逃げない。むしろ積極的増やしていく。
         テーマを決めて学ぶこと。
 
俳優の仲代達矢氏が、著書「老化も進化」という著書の中で述べていた。                    
 
「仕事選びで迷う若い人たちに、自分の経験を通じてアドバイスをするとしたら“我慢をしなくてはならない時期がある”ということだろう」
「どんな仕事にも、下積みというか、基礎を学ぶ時期は必要だ」
 
仲代達矢氏の修業時代に、今思い出しても赤面するほどの恥ずかしい経験をしたという。
 
当時住んでいた千歳烏山から一人で京王線に乗る時、電車の車内で戯曲の一節や詩を、声を張り上げて朗読していたという。
「私は役者のタマゴです。朗読するので聴いてください」と。
もともと恥かしがり屋の仲代氏はテレ性が抜けず、先輩から「小さな声でボソボソ言っても台詞は客席へ届かない。もっと大きな声で」と注意されていた。
そこで一大決心して始めたのが、車内での朗読という日課だったというわけだ。
 
自分の殻を破っていくということは、「必要なことはわかっているのに、逃げていたことに挑戦していくこと」である。
そのための具体的な行動が、今、ここから、必要だ。

 

満を持したボクの初の著書だよ。いい感じに仕上がった。
マングローブからヒントを得た生き方・働き方・経営の仕方を提案している。

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