今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2009.12.27今日の日めくり
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真に偉大な人は・・・

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12月21日のブログに「セキュア・ベース」について書いた。

脳科学者の茂木健一郎氏は、『プロフェッショナル 仕事の流儀』というテレビ番組で接したプロフェッショナルたちは示し合わせたかのように共通するものを持っていると言う。プロフェッショナルに共通する4つのキーワードとして「セキュア・ベース」と、「倫理」「利他性」「ロール・モデル」を上げている。

茂木健一郎氏は、近年の認知科学が示しているように、人間の行為の基盤に利他性がある。
社会的動物である人間は、「他人のため」に何かをすること自体を喜びとするように脳の報酬系ができあがっているという。

自分のことだけでなく、他人の役に立つことを考えるように脳ができているというわけである。

ボクもそのとおりだと思うんだけど、正確に言うとそうであってほしいと思うんだけど、相当利他性は退化していると思うんだよね。


【ある朝の路線バス】

先週、家を出るのが遅れて久々に混みあう時間に駅までのバスに乗ったんだよね。

ボクが乗る停留所は駅に近いほうなので、かなり混んでいたんだ。
でも、前から真ん中辺に人が溜まっているだけで、満員というわけじゃなかっただよね。
ボクが乗ったら入り口付近はもう人が乗れない状態になっちゃったから、ボクが「もう少し奥に詰めましょうよ」って言ったんだ。ボクの近くの人は反応して詰めようという素振りを見せるんだけど、何しろ真ん中辺のドア付近の人が微動だにしないものだから、どうにもならない。

次の停留所では案の定誰も乗れる状態じゃなかったんだ。
運転手が奥に詰めるように放送してくれるかと思ったら、なんと「前から乗れませんので降車ドアを開けます。精算は後でけっこうですので、お乗りください」って、外に放送して降車ドアを開けたんだ。

その次の停留所でも、同じことが行われて・・・・。
三鷹駅に着いて、ドッと乗客が降りちゃったら、後のほうで降車口から乗った人が誰だかはもちろんわからなくて、本人の良心に任せることになるわけだよね。

ボクが目撃した限りでは、明らかに何人かは混雑に紛れて、しらばっくれて行ってしまった。

先に乗った人が偉くて、後から乗る人が悪いとでもいうように、詰めようとする動きがない。
バス会社はバス会社で、以前は社内放送で「もう少し順におくりあわせください」などとアナウンスしていたのに、あまりにも非協力的な乗客に諦めたらしく、何らアナウンスはないままにさっさと降車ドアを開けて乗せるようになってしまった。乗客はそれに慣れてしまっているようで「詰めなくてもどうせ運転手が降車口を開けてくれるよ」と思っているから全然詰めることをしなくなる。


【上司について】

色々な会社で、社員インタビューをさせていただくが、上司についてのコメントは、芳しくないもののほうが多いのが実情だ。

・部下の手柄を自分の手柄にして平気である。
・自分の仕事に手一杯で、日常的に部下の仕事をよく見ていない。
・ミスや欠点を叱責するだけで、能力を引き出そうと思っていない。
・保身に汲々としている。

そのような上司には、ぜひ今日の日めくりを噛み締めていただきたい。


DSC04959.jpg


真に偉大な人は、たいてい、自分のことを重要だとは感じていない。
むしろ、他の人たちに、彼ら自身が重要であるように感じさせる。

Truly great people usually don't feel important; 
they make others feel important.


(バイリンガル日めくり「成功の鍵」より)←今野の超オススメカレンダーだよ。



満を持したボクの初の著書だよ。いい感じに仕上がった。
マングローブからヒントを得た生き方・働き方・経営の仕方を提案している。

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