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2008.11.26若手の成長
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自分に投資するに続いて『ノウハウを共有する』です。
「社内のナレッジを共有する」「互いに教え合う」「お客様に学ぶ」の3回に分けて書いていきます。
【社内のナレッジを共有する】
1.事例に学ぶ
実務上の学びの材料は、社内にいくらでもころがっています。
営業であれば、提案資料をパターン別にファイルしたり、添付した参考資料をデータベースで管理したりしているかと思います。
自分ひとりでゼロから作り上げる必要はなく、それらのこれまでの先輩方が蓄積してきた財産を生かして、自分なりの加工に挑戦することもできます。
顧客センターなどでは、お客様からの問い合わせやクレームなどが、検索できるように保存されているはずです。
そうした問い合わせやクレームの集積は、宝の山です。
実はそうしたダイレクトな顧客の反応、声から学ぶことはとても多い。
顧客の声を集積する仕組みがない場合は、自分が提案してでも早急に作る必要があります。
プロジェクト型であれば、プロジェクトの振り返りレポート等が、どこかにファイルされていることと思います。
それらを読み込むことで、いながらにして成功事例、失敗事例を学ぶことが可能です。
成功事例、失敗事例が整理されていて、誰もがそこから学べる仕組みになっている組織は強い。
大前研一氏が、駆け出しのコンサルタントだった頃、コンサルティングノウハウを短期に身につけるために最初に最も力を入れて取り組んだのが、先輩コンサルタント達の作品(提案書のファイル)のすべてを片っ端から熟読することだったというのは有名な話です。
世界のトップレベルの経営コンサルタントになる人でも、最初は事例から学んでいます。
2.仕組みを活用する
こうした提案資料や、顧客情報や、事例ファイルなどを共有管理していくことをナレッジマネジメントという言い方を
しますが、上手に管理していくためには、社内のナレッジを意味合いによって分類整理して考えることが重要です。
しますが、上手に管理していくためには、社内のナレッジを意味合いによって分類整理して考えることが重要です。
ここでは、ナレッジの4つの分類の仕方を覚えておきましょう。
・「統計知」
企業の業務システムで管理されている財務データを代表とする「定型情報」として扱うことが可能なデータから
発生する知識。
企業の業務システムで管理されている財務データを代表とする「定型情報」として扱うことが可能なデータから
発生する知識。
・「現場知」
顧客情報や、取引先とのやりとりをはじめとした社員の日々の活動からもたらされる知識。
コールセンターに寄せられる問い合わせなどから得られる知識や営業担当者の日報なども現場知に分類される。
顧客情報や、取引先とのやりとりをはじめとした社員の日々の活動からもたらされる知識。
コールセンターに寄せられる問い合わせなどから得られる知識や営業担当者の日報なども現場知に分類される。
・「創意知」
社員が他のナレッジ(統計知、現場知、一般知)を基に組み立てたり、それらからヒントを得たりすることによって
創出された知識。
いわゆる「気づき情報」と呼ばれる社内情報や業務ノウハウなどがこれにあたる。
現場知との区別は難しいが、1次情報である現場知に対する2次情報として意味合いととらえればよい。
社員が他のナレッジ(統計知、現場知、一般知)を基に組み立てたり、それらからヒントを得たりすることによって
創出された知識。
いわゆる「気づき情報」と呼ばれる社内情報や業務ノウハウなどがこれにあたる。
現場知との区別は難しいが、1次情報である現場知に対する2次情報として意味合いととらえればよい。
・「一般知」
外部から入手するニュースやトレンド、動向といった定性的な情報から発生する知識。
例えばインターネット上で得られる情報が相当し、それ自身を管理して活用するというよりも、他の知識の補強材料
として 使用されることが多い。
外部から入手するニュースやトレンド、動向といった定性的な情報から発生する知識。
例えばインターネット上で得られる情報が相当し、それ自身を管理して活用するというよりも、他の知識の補強材料
として 使用されることが多い。
◎社団法人 電子情報技術産業協会「知識情報処理技術に関する調査研究報告書」より
上の1.の「事例に学ぶ」というのは、上の4つの分類のうち、「現場知」と「創意知」を上手に社内で共有したり再利用
したりすることを言ってるわけなんですよね。
上の1.の「事例に学ぶ」というのは、上の4つの分類のうち、「現場知」と「創意知」を上手に社内で共有したり再利用
したりすることを言ってるわけなんですよね。
・ 文書管理システム
・ グループウェア
・ 社内ブログ
・ 社内SNS
・ 専用サーバーによる書類ファイルの共有保存
・ セールスフォース
・ 社内報
等々、他にもたくさんあると思います。
ここでは仕組みの解説が本題ではないので、割愛します。
企業によって仕組みは様々でしょうが、要はいかに使いこなすかということです。
どんな素晴らしい仕組みを作り上げても使いこなさなければ、宝の持ち腐れ。
情報が陳腐化して、ますます使われないという悪循環になってしまいます。
ナレッジマネジメントの仕組みを作り上げるためには、トップダウンが必要だと言われます。
しかし、導入された後はこれが逆転し、若手社員が主役でなければなりません。
若手社員が、いかに積極的に使うかが、情報共有などの仕組みをいいものとして維持していけるかどうかの鍵です。
ナレッジをこれから必要としているのは若手社員ですから。
仕組みを使い込んだ上で、運営者に対して、使い勝手についての要望や、コンテンツの要望を無邪気に伝えることを
役割と考えましょう。
役割と考えましょう。
分かりやすく「社内報」を例にとってみます。
・とにかく熟読する
社内報を熟読するのは若手社員の義務です。
徹底して読み込んで会社理解を究極まで進めましょう
・読んで疑問に思ったことを関係者にとにかく質問する
・読んで、今後はこんな内容を取り上げて欲しいという要望を編集部に伝える
・読んで、読みにくいところや、改善提案があれば編集部に使える。
これが正しい若手社員の社内報との付き合い方ですね。
他の仕組みに関しても同様です。
受身ではなく、自主的態度、自立的な姿勢で臨む時にしか、自分に得られるものはないからです。
仕事に臨む態度と共通ですね。
3.ナレッジを提供する
入社してからしばらくは、仕事を覚え、実践し、体験することが求められます。
社内の情報、ナレッジもひたすら引っ張り出して、利用する立場が続くでしょう。
しかし、徐々に仕事を積み重ねていくと共に、活用するだけでなく、自分からもナレッジの提供者になって
いかなくてはなりませんね。
利用者としての自分と、提供者としての自分がいるわけです。
・ この事例は、どこそこのクライアントの提案に役立つのではないか。提供しよう。
・ この情報は、誰々さんにとって有用なんじゃないだろうか。送ってあげよう。
という、「誰かの役に立ちたい」という気持ち、助け合う気持ちが、仕組みよりも本当は重要なんですけどね。
皆がそういう風に思って情報を交換したり、話し合って再利用を積極的にするような風土だと、ナレッジマネジメントは
うまくいきますね。
http://www.bc-mgnet.com/mt-cgi/mt-tb.cgi/42
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