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【今を生きる】
ボクの人生訓のひとつは「今を生きる」である。
創業時の社名にしたくらいだ。「今を生きる」は、ラテン語で、Carpe Diem(カーペ・ディエム)。
株式会社カーペ・ディエムという社名だった。
マングローブの30ブロックでは、「Here & Now」という言葉で表現している。
「Here & Now」の解説文には次のように書いてある。
どんな大きな夢も、遠大な計画も、今ここで足を一歩前に出さなければなしえない。
すべてのことは“今ここから”の行動と習慣の積み重ねから。
“今” “今” “今”の総和が作る未来。
“Here & Now”が作る大きな差別化。
トータルで言うと、人間の能力にはさほどの大きな差は無いと確信する。
成果に大きな差が出てくるのは、発想したこと、決めたことを実行する勇気と行動力だ。
決めたことを地道に続けられる継続力は、特に重要だ。
【両親に感謝する】
マングローブ的生き方の30サークルという、今野誠一個人としての生き方の指針を定めている。
最近では12月23日のブログ「自分を振り返る」に、30サークルのことを書いた。
『感謝しながら生きる』の6項目のひとつに「両親に感謝する」がある。
今、こうしてこの世に生を受け、生きていられるのは両親のおかげだ、という道徳的な意味で感謝するのは当然のことだが、ボクの場合は、集中力と実行力のある人に育ててくれたことへの感謝の気持ちが大きい。
農協の方針転換に合わせて、ボクの育った過程でも実家の主力作物は変化をしていた。稲作と何種類かの野菜が中心にあったが、常にもうひとつ注力産業を手がけていた。
小さい頃は「養蚕業」で、その後に「葉タバコ栽培」に変わった。
養蚕業(ようさんぎょう)は蚕(カイコ)を飼ってその繭から生糸(絹)を作る産業であり、葉タバコ栽培は、巻きタバコの原料になるタバコの葉を栽培して今でいうJTに納める仕事である。
養蚕業時代は小さかったので、直接手伝った記憶はないのだが、葉タバコ栽培は昭和50年代までやっていたたために、中学生、高校生時代にはかっこうの労働力と見込まれていたのだ(笑)。
見たことが無い人は、タバコがどのように栽培されているか想像もつかないと思うんだけど、一年草の葉の大きな植物で、広大な畑に栽培してるんだよ。
大きくなった葉を地道に乾燥させて、乾き切った茶色の枯れた葉の状態で出荷するわけなんだ。
(写真をWikipediaから拝借しました)
葉タバコは、成長に伴い4月から6月に花芽が現れるが、開花直後に芯止めと呼ばれる摘芯作業を行い、花芽を摘み取る。そして、わき芽(葉と葉の間から出てくる次の芽)の除去作業をして、原料として利用する葉の成熟を促すということをするんだ。
この「わき芽」を取り除く仕事が、ボク達子どもの仕事だったんだ。この仕事はツライ。とにかくツライ。
・真夏の暑い時期にあたって体力を消耗する
・常に中腰なので、一列もやるとすぐに腰が痛くなる
・全身がタバコのヤニにやられて、とにかく気持ちが悪い
・広大な畑で、やってもやっても終わりが見えない
この4重苦は、子どもにはつらかったが、とにかく鍛えられた。
当時は「仕事の目的」なんてことを考えることはできなかったから、ひたすら耐える。
そして、ひたすら「どうやれば効率的にできるんだろう」ということに集中する。
何か、自分なりの目標や興味の対象を見つけていないと、とってもじゃないけど、続かないんだよね。
その時々の仕事で自分なりの楽しみ方を見つけられるのも、この頃に身につけたことなんだ。
稲作も、学校に行く前に4時起きで消毒作業などを手伝ってから学校に行くなどというのも当たり前にあったし、農繁期は休みの日は手伝うのが当たり前。
「働く」ということを身近に見るどころか、「働く=生活=人生」という中で育ったことは、その時は嫌で嫌でしょうがなかったんだけど、今となっては、大きな大きな感謝の気持ちでいるね。
だって、当時の農作業に比べれば、事務仕事なんて徹夜しようと何しようと、苦労と感じないもの。
まあ、種類の違う苦労がもちろんあるんだけどね。
もうひとつの感謝は、思い切り貧しかったんだけど、好きなことを色々させてもらったこと。
高校に行かせてもらっただけでありがたいと思っていたんだけど、ギターを買ってもらってクラシックギターを習ったり、バンド活動をさせてもらった。本もたくさん読ませてもらった。
長兄は中卒で後に福祉の勉強するために、放送とスクーリングで高卒の資格を手にしているし、次兄は夜間の大学で勉強していたから、本当は贅沢なんて言えなかったんだけど、両親はとにかくのびのびとやらせてくれたんだ。忍耐力、精神力、継続力、集中力、自主性、そんな大切なものの下地を両親に作ってもらって、それがリクルートで花開いて、今の自分があるんだ。
【今が将来につながっている】
昨日29日と、今日30日の日めくりは、「今を生きる」という内容だった。
いくら将来に夢を描いても、どんなにいい人生を送りたいと願望を持ったとしても、今を生きないと明日は無い。
前の会社の課長部長時代に「お金を入れないとジュースは出てこない」という口癖があった。
自動販売機は、コインを入れないと、ジュースやお茶を買うことはできない。
先憂後楽などと、「将来いい暮らしをするために頑張っていい学校に入れ」などと教育ママみたいなことが言いたいのではない。
「今を生きる」というのは、「今がよければいい」という刹那的な生き方のことを言っているのではないってことだ。
今、気の向くままに怠惰な暮らしをしていて、将来の輝かしい人生を夢見るのは虫がいいってことだ。
人間は、今よりも将来をいいほうにいいほうに見積もる癖がある。
「明日になれば、今の問題は消えてなくなって楽になるはずだ」
「来月になれば、今の仕事は終わって、もっと自分の時間ができて楽になるはずだ」
単に楽観的に見積もった将来が実現した試しはない。
今、何をするか。今日をどう精一杯生きるか、しか自分にできることがない。
お金を入れないで、自販機のジュースを飲もうとしているように人生を生きている君は目を覚まさなくてはいけない。![]()
過去は永遠にあなたから去り、将来はまだあなたのものではない。
あなたの手にあるのは、現在のみ。それを有効に用いなさい。
The past is lost to you forever, and the future isn't yet yours.
Now is the only time you own. Use it well.![]()
あなたの下す選択は、あなたをどこに導いているだろうか?
今日のあまたの優先順序は、何年も先に、自分が望んでいる
ような者になる助けとなっているだろうか?
Where are your choices taking you?
Are your priorities today helping you become
the person you want to be years from now?
(バイリンガル日めくり「成功の鍵」より)←今野の超オススメカレンダーだよ。
満を持したボクの初の著書だよ。いい感じに仕上がった。
マングローブからヒントを得た生き方・働き方・経営の仕方を提案している。
ATARIMAEプロジェクトを応援しています
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