今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2010.01.02日記
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観察力と表現力

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年末年始休暇も早くも7日目。

休暇中の「毎日トレーニング」の目標は、今日も着々と実行された。
今日2日までジムが休館。今日も玉川上水沿いのランニングと帰ってきてからの自宅トレーニングである。

今日のBGMは、柳家小三治の「めりけん留学奮戦記」である。

これは、小三治師匠が50歳の時に、サンフランシスコの英会話学校に3週間通った体験を、64分間という時間をかけて語っている、落語というよりトークショーだ。

小三治師匠の魅力は、堂々たる古典落語を独特の間とつぶやき口調で淡々と語っていくおかしさにもあるのだが、日常の観察や体験を語った「トークショー」において最も際立っているとボクは思う。

「めりけん留学奮戦記」は、何の事前手続きもなく現地に飛んで入学したい旨を告げ、途中入学ができないルールの中、強引にお願いし、英語力検定を受けてクラスが決まるところから始まる。

64分という長丁場にもかかわらず、あっという間に感じるのは、数分に一回来る大爆笑のおかげである。
 

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今日は、この話に合わせて64分間のランニングになった。

小三治師匠のトークショーで、他に好きなタイトルは、「玉子かけ御飯」と「駐車場物語」である。

玉子かけ御飯は、戦時中生まれの師匠がご幼少の頃、かなりの貴重品だった玉子を入手して、1個の生玉子を7人の家族全員で玉子かけ御飯にして食べる話。
そして、彼流の玉子かけ御飯を食する流儀を紹介するだけのストーリーなのだが、これが実に面白い。

そして、「駐車場物語」は、オートバイ好きの彼が所有する4台のオートバイを駐車するために借りている乗用車用の駐車場に、ホームレスが住み着いて困っていたが、徐々に人間的つきあいになっていく話。
これも、抱腹絶倒である。

小三治師匠一流の人間観察。細かい部分までよく見ているし、登場人物の人間臭さと日常生活に潜むおかしみを実に見事に発掘されている。

登場人物の人間臭さには、そのまま師匠の人間性が現れているように感じる。
それは、師匠の人間に対する興味関心と、そして限りない愛情の発露である。

そして、それらを聴いている者の興味を一瞬たりとも失わせることなくひきつけ続ける、あまりにも巧みな表現力。
これぞ表現のプロフェッショナル!!と、聴くたびに唸ってしまう。

落語は、人間に関する観察力と表現力の学びの宝庫である。



満を持したボクの初の著書だよ。いい感じに仕上がった。
マングローブからヒントを得た生き方・働き方・経営の仕方を提案している。

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