今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2008.09.05組織風土
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企業理念がいくら立派でも

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社長さんと話していると、企業理念やビジョンの大事さを力説し、組織風土を作り上げることにも神経を使っておられる方が増えているように感じ、いいことだと思っています。

ただ、ひとつ勘違いしてはいけないことがあるように思います。

それは、決してそれだけで会社がよくなるわけではない、ということです。

もちろん「いい会社」の定義によるわけですが、企業理念やビジョンがしっかりとあり、組織風土が非常にいいんだけれども、商売が下手で毎年赤字でつぶれかかっている、というのでは元も子もないわけです。

きちんと商売として成り立たせることができている前提でこそ、企業理念や組織風土が生きてくるということです。

それでは、きちんと事業を商売として成り立たせることに、社長が心血を注いでいるのかどうかというと、それは現場任せ、という社長も少なくないように思います。
「自分は現場はわからないんで・・・」
「専務に任せている」
などと、当たり前のように言う。

企業理念やビジョンの実現は、あくまでも現場での仕事の仕方の積み重ねでしていくものです。
紙に書いて貼って、唱和していたらひとりでに実現されるわけではありません。

組織風土も、社員が仕事しやすくするためにあるもので、組織風土が単独で成り立っても意味はありません。

社長が自分の会社の事業に誰よりも思い入れを持ち、現場の仕事に精通していて、利益が出る仕組みを常に考えていること。

その上で、企業理念やビジョンをいつも見直し、仕事を上手にやって、会社にいることが幸せな状態にするために、企業風土のデザインが必要。
そういう順番でなくては本末転倒になりますね。

・理念ビジョンを強固に描く
・事業に誰よりも思い入れを持ち、現場に精通する
・利益が出る仕組みに、社長自身がこだわる
・社員が幸せになる組織風土をデザインし、実現する

これのどれが欠けても、経営者としてうまくいかないと思います。
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