今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2010.01.24日記
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我慢は投資?

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【夢と理想】
 
拙著「マングローブが教えてくれた働き方」の中で、「ボクにはこれといった夢がない」と書いたんです。それは将来に夢も希望もなく淡々と生きている、というような意味では当然ないんですよね。
 
また、何人かの方からは「ああは書いてますけど、今野さんは人一倍夢を持って、それに向かって人一倍ストイックに生きてますよね」と言われたんですね。
 
ボクは実際、大それた夢はないんですよ。ただ「今をこういう風に生きよう」という理想は強固に持っていると思います。
物事は、定義、言葉がとても大切だと思うのですが、「夢」と「理想」は違いますよね。夢は、今は手が届かず、何年先かはわからないけれども、未来につかみたいと思っていることだと思うんです。
 
一方「理想」は、今このようにありたいという自分にとっての最高の状態のことを言うと思ってます。夢は「未来」ですが、理想は「今」です。
 
子供達は「夢」を描いて成長していくのがよいと思いますが、大人になったら「理想」の自分を具体的にイメージして「今」を生きるのがよいとボクは思っています。
 
あくまでも「何かを得たい」「手に入れたい」ということではなく、どうなりたい、どうありたい、という自分自身の生き方に理想を持ちたいと思います。
 
【我慢は投資?】
 
「目的の力」そして「目標の力」は絶大です。
 
自分がこうありたいという理想や、目標を強固に描くとそれに必要な行動や考え方に集中することができます。
そして、逆にそれに無関係なことはスケジュールや考え方から排除していくことにつながります。
 
ただ、やっかいなのは、行動に関する人間の2つの性質です。
 
ひとつは『理想や目標が大きく高ければ高いほど、逃げ出そうとする性質』です。
例えば、高校生が東大受験を目指していたとします。一日の相当の時間を勉強に当てなければならないはずですが、テレビを見たい、友達と遊びたい、家族とゆっくり外食に行きたいという誘惑との戦いになるはずです。今の何かを我慢しないと、将来の大きな夢や高い理想は叶えることができない。
 
もうひとつは『将来についての時間を甘く見積もるのが人間だ』ということです。
「来週になれば、この仕事のメドもついて自分の時間もできるはずだ」「来月になれば、目の前のたくさんの課題が解決して楽になれているはずだ」そう希望的観測を持ちますが、そのようになったためしはありません。来週にはまた新しい仕事が発生していますし、来月にはまた同じようにたくさんの課題に押しつぶされている自分がいます。
 
どちらも胸に手を当ててみると思い当たりますよね・・・。
 
この2つの性質を乗り越えて、高い理想や大きな目標を達成するためには
     理想や目標を、公言したり文字にして張り出したりして、否応なく意識できるようにする。
     理想や目標は、自分が心からそうなりたい、達成したいと思えるものにすること。
     達成のプロセスを楽しめる内容にすること。
     理想の実現、目標の達成のために諦めること、止めることを決めること。
     そして、その取り組みは先延ばししない。明日からではなく「今ここから」始めること。
特に④の、何かを我慢することが一番難しいはずです。
理想の体、体調が欲しければ、飲んだ帰りの「駅前のラーメン屋さんがボクを呼んでいる」という状況から逃げ出す意思が必要です。

何かを我慢することは、理想の実現や目標達成のための投資とも考えられます。
投資をしなければリターンもないのは当たり前のことですな。

最初は、そのように考えて「我慢」ということになりますが、理想と目標への気持ちが強ければ、次第に当たり前になってくるものだと思います。



満を持したボクの初の著書だよ。いい感じに仕上がった。
マングローブからヒントを得た生き方・働き方・経営の仕方を提案している。

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