今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2010.02.05日記

笑顔の力

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昨日、ある経営者倶楽部の例会に参加していたら、隣に座った社長さんから言われたんですよ。「今野さんっていつも元気で楽しそうですよね」って。
「そうですか?普通ですよ」って言ったら「いやあ、好きなことをしている感じで、いつも生き生きしてますよ」ってさらに言われましてね。
 
     いつも元気で楽しそう
     好きなことをしているって感じで、いつも生き生きしている
 
誉められるのは最高にうれしいのですが、欲を言えば「今野さんっていつも自然体で気持ちいいですね」って言われたいですね。
マングローブはそんな人の集まりにしたいと思って経営しているのですが、よく「元気」だとか「熱い」と言われてしまいます。
 
先週の「夢追い人の集い」でスピーチしてくださった炭師の原伸介さんが、とてもいい話をされてました。
 
師匠の炭焼き職人さんに憧れて山に入るようになり、独立したばかりの頃、問屋さんにも見離され、自分で直接販売までしなければならなかった頃、商売として成り立たず、精根尽きて木の切り株にへたり込んでいた時に、天の声がしたといいます。「笑え」と。
最初はこんな時に「笑え」ったってどうすりゃいいんだと思ったものの、よく考えるとやれることは何もなくなり、確かに「もう笑うしかない」と自分で納得して、山で一人大笑いしていたんですって。
そうすると不思議なもので、最初はわざわざ無理矢理笑っていたのが1分過ぎたあたりから本当に笑えてきて、1分半で絶好調。2分で呼吸が苦しくなって涙が出るくらいだったって。
 
で、手ぬぐいで涙拭きながらふと「あ、俺ってまだ大丈夫だ」って思ったんですって。
ほんの2分前まで、絶望の淵にいて「もうだめだ」としか思えなかった人間が、たった2分間笑っただけで「大丈夫だ」って思うことができたことで、彼は気がつくんですね。
ふつうは面白いから、楽しいから笑うのであって「面白い・楽しい→笑う」これが「笑の方程式」。原さんは、このとき「笑ってると → 楽しくなっちゃう」というまったく逆の矢印を発見したわけです。
 
この「逆の矢印」は「自信の方程式」にも応用できるんだと、彼は言います。
普通の自信の方程式は「実績・経験 → 自信」というものだけれど、上の笑ってると楽しくなるの方程式からいくと「自信に根拠は要らない」ということになる。
経験も実績もなくても、「オレにはできるんだ」って本気で信じることができれば、実績と経験は後からついてくる。というわけです。これはすごいことなんですよね。
 
その後の話がありましてね。
不思議なことに、絶望の淵で「笑うしかない」と開き直って普段もよく笑うようになってから、人との出会いが続いたんだそうです。出会いだけでなくて、炭の販売も数段違ってくる。「原さんが焼いた炭、ひと冬分全部買います」とか「値段は聞きません。そちらで決めてください」とか、ありえないようなお話を、次々といただいたとのこと。
 
それまでは、追いつめられていたから、営業に回るときの顔は、眉間にシワが寄っちゃって、必死だから恐い顔になっている。そんな恐い顔で「買ってください」なんて言っても誰しも逃げ出したくなっちゃう。
開き直って笑っちゃってからは、人相が変わったんだそうで、「笑っている人の話しは、聞こうかなって気になる」「笑顔の力はすごい」とおっしゃいます。
 
このところ、経営状態が厳しいという社長さんにお会いする機会が以前より多いのですが、確かに見るからに元気のない人も少なくないですね。

必死で乗り切り策を考えることは必要なのですが、眉間にシワ寄せていないで、どうせやるからには、いつも元気に笑って、生き生きやったほうがいいということですね。「逆矢印の法則」大切だと思いますね。
 
 

満を持したボクの初の著書です。いい感じに仕上がりました。
マングローブからヒントを得た生き方・働き方・経営の仕方を提案してます。
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