今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2010.03.03組織風土
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朝のタクシー車内にて

事情があって、朝タクシーに乗りました(寝坊したわけではありません。念のため)。
 
止めようと手を上げたタクシーは、ものすごいスピードで猛進してました。
 
そして、悪いことに、乗ってみてすぐに感じたのは、しかめっ面で機嫌の悪そうな運転手さんだってことです。
ボクは自分で言うのもなんですが、すごい敏感なもので、そうした雰囲気に弱いんですね。
これは何とかしなくては・・・・。

以下、会話の採録は運転手さんを「ドラ」と表記してます。
 
 
今野「この車は、スゴイ速いね」
 
ドラ「はっ?車ですか?そうでしたか?」(と戸惑った様子)
 
今野「いやあ、手を上げたんだけど、止まってくれるかなあと思うぐらい速かったね」
 
ドラ「お客さん、誉めすぎですよ」
 
今野「この車は何?」
 
ドラ「ニュー・クラウンです」(と、誇らしげな感じ)
 
今野「“いつかはクラウン”ってヤツだね」
 
ドラ「昔はそう言われてたこともありましたね」
 
今野「今、トヨタも叩かれて大変だよね」
 
ドラ「ほんとかわいそうだよね。アメリカの車なんか、もっともっと桁違いにリコールで回収されているのに、ここぞとばかりにトヨタだけ餌食だもんねえ。でもね、お客さん、やっぱりトヨタはいいよ。故障しないもの」
 
今野「政策的なものもあるんかもね。経済牽引してくれてるわけだし、頑張ってほしいよね」
 
などと、言っているうちに車は三鷹駅に到着。
 
降りる時の運転手さんの満面の笑みはすごかったです。
乗った時とは正反対です。
 
ドラ「大丈夫ですか?気をつけてお降りください」
 
そして、極めつけの言葉です。
 
ドラ「ありがとうございました。乗っていただいてよかったです」
 
 
いい気持ちで駅に着き、足取りも軽くなりました。
非常に満足しました。
 
ボクが声をかけたことで、苦手な気まずい雰囲気を回避しましたし、なんとそのオマケとして、すこぶる気持ちのよい社内になり、しかも運転手さんも気持ちがよかったみたいです。

組織内の風土や日頃の人間関係上でも、このようなことはあるのではないでしょうか。

「なんかあいつ不機嫌そうだなあ」と、雰囲気だけで決めつけて、声もかけずに、こっちまで勝手に不機嫌になっていること。

交流会などで、見た目がいかつくて不機嫌そうだと、先入観を持ってしまって、敬遠してしまったりする。

こちらからの「さり気ない一言」から、思い込んでいたマイナスイメージとは180度変わるということがあります。


組織の雰囲気を作っていく、風土をよくしていく、場作りをする、いろんな言い方がありますが、その基本は大袈裟な施策の前に、まずは自分から声をかけること、ちょっとしたアクションを起こすことにあると思いました。




満を持したボクの初の著書です。いい感じに仕上がりました。
マングローブからヒントを得た生き方・働き方・経営の仕方を提案してます。
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この記事へのコメント
  • 前川善太郎さま いつもありがとうございます。そうなんですか、とっつきずらかったんですね?反省してます。柔らかい雰囲気を作れるようになっていきたいと思います。

    Posted by 今野 誠一 | 2010/03/05
  • ムトーエンジニアリング、前川です。
    いやー!情景が浮かぶ大変良い話で、感銘・同感しました。勇気出さないと、なかなか実行出来ない自分も反省!!。 そういえば、今野さんにも初めてあった時、とっつきずらかったのを思い出しました。

    Posted by 前川善太郎 | 2010/03/04

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