今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2010.03.08日記
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紺屋の白袴にご注意を

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毎週月曜日の朝は、恒例の早朝の掃除と全社員会議です。

毎回最後に社長からの15分スピーチをさせてもらっています。

今日のテーマは「第13期(4月~)に臨むに当たって」。

もちろん今期を締めるのは大事なことなので、最後まで気を抜かずにきちんと仕事したいと思いますが、気持ちはもう来期に向かいます。

組織変革のコンサルティング会社として、新しいコンセプトを打ち立てて進んでいこうという話をしました。

企業理念 → ミッション → ビジョン をさらに強固なものへと進化させようとマネジャー会議で議論を続けており、その概要を説明しました。

紺屋の白袴という言葉があります。

「布を紺色に染めるのを仕事とする紺屋が、自分の袴も染めないで、白袴を穿(は)いているということ」

要するに、専門家が他人のためには色々と技術を使って忙しくしていて、自分のことには手が回らないことの喩えですね。

これはコンサルティング会社にとっても戒めの言葉です。
忙しくしていて、と書いてありますが、まあそれは言い訳でして、言行不一致という意味にも捉えられます。
お客様には「これこれこのようにすべきですよ」と言いながら、自分たちはやっていない、ということ。
言っているだけでやっていないということです。

同じ意味の言葉は多くありますので、よっぽどこの手のことは戒めなくてはいけないということなんでしょうな。

『医者の不養生』 『髪結いの乱れ髪』 『坊主の不信心』 『儒者の不身持ち』

たくさんありますね。

会社設立からもう12年。人の年齢で言えば一回りです。

ずっと「理念経営」の会社として自信を持って経営してきましたが、もう一度、理想像を描きなおし、現状を見つめなおして、第13期はリフレッシュ・スタートを切りたいと思っています。

しばらく前のことですが、あるクライアントの企業理念や行動規範などを再構築するワークショップのファシリテートをしていたんですね。
同行して参加していた若手社員が、帰りの電車でポツリと微妙な発言を。
「こういう風にきちんと議論するっていいですね。うちでも再構築やりたいですね」

クライアントの再構築のお手伝いをしていると、そういう気持ちになってくるんですね。
というわけで、紺屋の白袴にならないように、と常に戒めておきたいと思います。



満を持したボクの初の著書です。いい感じに仕上がりました。
マングローブからヒントを得た生き方・働き方・経営の仕方を提案してます。
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