今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2010.03.12日記
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~音痴について

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「音痴」という言葉は、実に情けない響きがある言葉ですね。
 
本家本元の音楽でいう音痴というのは、に対して感覚が鈍い人を指すわけですね。
特に歌を歌う場合に音が外れている人のことを言う場合が多いわけですが、俗に「調子っぱずれ」などと言います。
 
歌手(それが仕事)じゃないんですから、一般の人が音痴だからといって何の問題もないですし、むしろそれを強みに人気者になっている人もいるくらいですから、笑ってすみますよね。
 
その分野についての感覚の鈍い人を言うのに「~音痴」という使い方をしますね。
本家本元の音楽での音痴のように笑ってすまない場合が多いですなあ。
 
試しにボクの専門分野に「音痴」をつけてみましょうか。
 
「商売音痴」 「人事音痴」 「人間音痴」 「経営音痴」 
 
こう組み合わせると、ほんとに最悪な言葉になりますね。
 
それぞれ、その意味を言い出すと深くてきりがないのでブログ向きではなくなるので、今日は簡単に解説しておきますね。

 
商売音痴 : 儲け方が分からない。いつもボランティア的なことばかりして「人に喜ばれた」と喜んでいる人。時として儲け度外視で心意気で仕事をすることはあってもいいが、常にそうだと会社はつぶれる。「損して得取れ」という先人の言葉を信じ過ぎて、結局得より損が大きくなっていては、商売としてやっている意味がない。最近は単なるお人好しに憧れる傾向があるが、いい人でいることと、商売をすることは別のことと考えなくてはならない。単なるお人よしの商売音痴は仕事替えを考えなくてはならない。
 
人事音痴 : 人の強み弱みを見抜けない。歴代の総理大臣はそうじゃないかとボクは疑っているのだが、適財適所ができないということ。特に人の強み弱みへの勘違いをしている人が多い。強みとは、個々人が持っている資質を徹底的に磨いたもののことを言う。得意分野や経験の長い分野のことを言うのではない。「英会話が得意」というのは単なる特技であり、「慎重さ」のようにその人の資質に関することが強みになる。単に特技で人を見て配置している人を人事音痴という。
 
人間音痴 : 相手の立場になって考えるということができない人。人の心の傷み、喜び、幸せ感、そういうものを自分のこととして感じる力は、人への真摯さとして最も重要なものであるにも関わらず、社会がどんどん自己中心的に生きる環境になっていくに従って失われつつあるもののようである。別名共感音痴ともいう。人間音痴を治す対策は簡単。人と直接接する機会を増やすこと。そして、人の心の傷み、喜び、幸せ感を共有できるレベルできちんと人と向き合うこと。 
 
経営音痴 : 全体を俯瞰して見る能力に欠けている人。お金のことが気になればお金に意識が集中し、人のことでトラブルがあればその火消しに夢中になり、お客様探しが遅れていればそのことで頭が一杯になる。同時に3つ以上のことを考え、行動できない人に経営はできない。さらには、過去のことと今のことと未来のことを同時に考えられる能力も不可欠だ。過去の後悔にばかり意識が支配されている人。今目の前のことを乗り越えるのに精一杯で「今を生きる」などと言っている人。20年も30年も先の夢ばかり追いかけて現実が見えてない人。

 
最後に重要なことを言いますね。音痴というのが一番やっかいなのは、本人がそうだということに気がつかないことも多い、ということなんですよ。
自分が「~音痴」じゃないかどうか、親しい人に一度診断してもらったほうがいいですよ。



満を持したボクの初の著書です。いい感じに仕上がりました。
マングローブからヒントを得た生き方・働き方・経営の仕方を提案してます。
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