今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2010.05.05日記
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吉本隆明の環境論

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いよいよゴールデンウィークも今日で終わり。

また来年もいい休暇が取れるといいね。
今年は連日いい天気で、行楽には最高だったんじゃないかな。
少々体調を崩していたボクだけど、自宅の庭などで自然を感じる時間を過ごすことができたからうれしかった。

【MG-NET+の更新】

この連休でボクが一番うれしかったのは、体調のせいで仕事に神経が集中できない分、気晴らしにとMG-NET+のいろんなコーナーの更新ができたことだね。

特に『音楽のある日々』の、「祝!佐野元春デビュー30周年!」には力が入ったなあ。

昨日も告知したけど、読者プレゼントがあるので、まだ読んでない方はぜひ見てみてね。

反面、更新できていないくて残念に思っているコーナーもあるんだよね。
それはね「環境」のコーナー。

マングローブでの取組の紹介から始まって快調に始まったのはよかったんだけど、ある環境系のNPOさんと組んでのページ作りに失敗し、その後の展開もボクの行動力のせいでパッとしないまま。

自嘲気味に「行動力」って書いたけれども、実際環境問題への取組は、簡単じゃないね。

一番困るのは、何が正しいかわからないこと。
二番目には、ちょっとした問題意識は誰でも持つんだけれども、深いところで自分の問題として考えられる人はほとんどいない、ってこと。
三番目には、取組をなかなか楽しくやることが難しく修行僧のようになってしまうということ。

この三つの問題は、ボクの今の能力では克服はなかなか難しいので、しばらくコーナーを閉鎖しようかと考えている。

マングローブという社名に込めた思いと理念からすれば、絶対取り組みたいテーマなんだけどね。


【吉本隆明の環境の考え方】

糸井重里氏率いる「ほぼ日」さんが詩人の吉本隆明氏をフォローしていて、CD付きの講演本を以前に出したんだけど、講演の中で話していた環境論がとても新鮮だった。

twitterで、次のように要約して紹介した。

「人間は元々内に植物神経と動物神経と人間の神経とを持っている」
「環境問題を自分の問題として考えるためには、理想や理念としてではなく人の3つの神経にとって外界の環境が大切なんだと考えないと人間らしい主張はできない」

糸井重里氏も解説で書いていたんだけど、とても根源的な考え方であり、自分ももっともっと考えを深めないといかんと頭をガツンとやられた気がした。

以下、終盤を省略してるけど、講演の原文のままの紹介。

 僕がエコロジカルな主張をするとすれば------なぜ緑は大切なのかとか、なぜ空気がいいほうがいいのかとかいうことの根拠としては、人間というものは植物とか動物をみんな体内に総合しちゃって持っているから、外界の環境というものも大切なんだ、ということです。

 つまり、植物としての人間は、緑が多いほうがいいということがあるわけですし、また、動物としての人間は、行動しやすくできている社会のほうがいいというふうになります。人間としての人間は、そういうことを全般に考えて、よりよい社会というのはなんなんだ、という、よけいなことみたいに考える、そういう能力も人間にはあります。

 どこが愉快かって、つまり緑が大切だっていうけど、緑があるとどこがいいんだ、といったらそれは肺臓系とか内臓系がいいわけですよ。人間の中の植物が「そういう環境がいい」と言うわけで、それだけのことです。動物としての人間にとっては、行動しやすく考えやすい環境がいいわけです。それから人間としての人間にとっては、それら全部を総合できるということがいいわけで。

 環境問題を言うならば、その3つを総合して言わないと、人間らしい主張とはならない、ということに、理屈上はなります。(後略)


HOBONICHI BOOKS刊 糸井重里編集構成 『吉本隆明の声と言葉』
~その講演を立ち聞きする74分~

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満を持したボクの初の著書です。いい感じに仕上がってます。
マングローブからヒントを得た生き方・働き方・経営の仕方を提案してます。
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