今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2010.06.13人物列伝
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THE BIG ISSUE 日本版佐野代表

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今日は、自宅近くの三鷹市民協働センターで僕の愛読誌「THE BIG ISSUE 日本版」の佐野章二代表の講演会があるというので、参加してきました。

結論から言いますと、脳天を打ち抜かれるような衝撃を受けました。

14年前に、マングローブ社を起業する2年前に、NGO「マングローブ植林行動計画」の代表向野元彦氏の話を聴いた時にも似た感覚を覚えました。

向野元彦氏の談話によって僕の人生は変わりました。

そして、今日の佐野章二の話も、僕の人生を変えることになるような予感がしています。

講演で学んだことはたくさんあったのですが、いくつかランダムですが記載しておきます。

     ホームレス問題に関するプレイヤー(当事者)は3人いる。一人は法律によって支援策を講じる立場の「行政」。二人目は、リストラなどによってホームレスを生み出すきっかけになっている「企業」。そして最後は、自主的な活動を通して支援しようという「市民活動家」の人たち。

     自分達はもちろん、3人目の市民活動から支援していこうという立場である。支援の方法は4つある。①夜回り(声をかける)②炊き出し(食事の提供)③福祉の制度につなぐこと(病気の人を病院へ。生活保護申請の手伝い等)。そして④仕事を提供すること。

     全て大事なことだが、その中でも自分は、4つ目の「仕事の提供」こそが、抜本的解決策だと思った。誰に頼まれたわけでもないが、誰かから「佐野!この問題を解決しろ」と言われたらどうするだろうか?と問いかけ。考え始めた結果がイギリスの視察などで知ったTHE BIG ISSUEを日本で発行しホームレスの皆さんに売っていただくということだった。

     THE BIG ISSUE」にたどり着くまでに色々な試行錯誤があったが、はっきりわかったことは「ホームレス問題には専門家はいない」という事実であり、やってみるしかないという思いに至った。

     モノ、カネではなく自立のチャンス(機会)の提供をしていきたいという思いだ。ビジネスの手法で社会問題の解決にチャレンジする社会的企業(ソーシャルエンタープライズ)として存在し続けたい。

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第一部が、佐野章二代表の講演で、第二部が代表と4人のTHE BIG ISSUEを販売しているホームレスの皆さんとの座談会でした。
 
佐野代表の進行で、ホームレスになった背景や今の願いなど、率直なやりとりが展開され場内は引き込まれていきます。4人の方のトークには、今日という人生を精一杯生きている皆さんの生身の姿が映し出されていました。
 
質疑応答の時間。「生きようと思うきっかけになったことは?」という場内からの質問への答えは、息を呑む内容でした。

Aさん「食うものにも困り、コンビニをあさり、豆腐屋さんの裏口をあさり、している時には“生きる”とかなんとかじゃない。必死なだけなんだ」
Bさん「人間関係がうまくいかなくて、仕事も失い、行き詰って覚醒剤にも手を出した。年老いた母親が借金を返してくれて過労から死んでいった。自分が殺したようなもんだと思っている。その恩に答えるためにも皆さんの暖かい励ましも受けながら“生きて”いかなくてはと思っている。
 
そうしたやりとりの中、座談会の終盤で佐野章二代表は言っていました。
「誰に頼まれたわけでもない。誰かがやらなくてはならないとしたら、自分が女神に選ばれてしまったんだ。選ばれた以上はとことんやるしかない。そう思って取組みを続けてきたし、これからも続けていきたい」


人の話に単に感心したり、感動しているだけでは意味がありませんね。

自分として何ができるのか?講演会の間中その問いで頭が渦巻いていました。

講演会終了後、名刺交換させていただいて、近々接点を持たせていただく約束をしたので、それまでに自分に何ができるか答えを出しておきたいと思います。



満を持したボクの初の著書です。いい感じに仕上がりました。
マングローブからヒントを得た生き方・働き方・経営の仕方を提案してます。

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