今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2010.06.29日記
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雨とアジサイの朝

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雨の火曜日です。

飯田橋界隈には、なぜか紫陽花(あじさい)が目に着きます。
まあ、自分が紫陽花好きだから目につくだけなのかもしれませんけどね。

雨と紫陽花は似合います。
紫陽花の写真を撮るなら、雨の日に限りますね。

ところで紫陽花がどういう花かは、専門的には色々ありますが、僕の愛読書「家栽の人」の中に、こういう台詞で登場します。「家栽の人」というのは、植物好きなヒューマニティー溢れる判事さんの物語ですな。

主人公の判事さんが、少年に関わる事件の審判の過程で、こう発言します。

「アジサイというのは不思議な植物でしてね。人が好きな形にしようとハサミを入れると、花が小さくなるんです。黙って見ていれば、木も花も大きくなっていく。すくすく伸びる広い庭を与えるだけでいいんです」

親の過剰な関わり方が、子供を小さく育ててしまっていたり、抑圧されてそれが問題を引き起こしたりすることもあるという例として紫陽花が引き合いに出されていた。
(紫陽花の写真の後にも文章は続きます。ぜひお読みください)

DSC06182.jpg


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このように自然界の色々なものに、組織や、人との関わりや、人生の教えがたくさんあると感じます。
 
スポーツの世界などは、組織で戦っている点で、本当に参考になることが多いですね。
今回のワールドカップの日本代表は、昨晩の惜敗で実質幕を閉じたわけですが、多くの論評を見ますと、概ね次の二つのことが言われているようです。
 
     組織力が格段に上がった。選手達が、自分の役割を忠実に果たそうという意識を持っており、実際に果たしている。
     個人の力量が上がった。特に若手の成長が目覚しい。
 
この二つのことは、組織を強くするための方策を分かりやすく表していると思います。
 
1.   組織力強化の原点は、組織の中の役割を明確にし、責任を持ってそれを果たすチームにすることである。
2.    一方で、一人ひとりの力量が伴わなければ、理想のチームプレイが成り立たない。
 
このブログで、何度かマングローブが提唱している「5感経営」について書きました。
「安心感」「連帯感」「熱中感」「成長感」「重要感」の5つの感覚が、一人ひとりの心の中に生まれなくてはならない、という考え方なのですが、「連帯感」の中に重要なポイントが隠されています。
 
「連帯感」を組織の中で醸成していくためには、次の3つのことが必要です。
 
1.   文字通りチームワークをよくすること。そのために必要なことは、「適切な役割分担」と、「互いの連携をよくすること」と、そして「全員の意識と能力レベルを揃える」ということが必要です。
2.   多くのことを、全員で共有するという文化を定着させること。何を共有するべきかというと、「チームメンバーの人となり」と「全員の経験」と「顧客情報」の3つである。
3.   目指すゴールを明確にすること。主に「業績目標」と「理念・ミッション・ビジョン」と「事業戦略」の3つを明確にすればよい。
 
1.のチームワークをよくしていくために必要なことの中に「全員の意識と能力レベルを揃える」ということがありますが、これは非常に重要なポイントなんですね。
誰か一人足を引っ張るようなレベルで意識が低かったり、仕事ができない人がいると、組織というものは急に力を失っていくということがあります。

従って、常にメンバーの力量レベルに目を配り、極端に低いメンバーをどう引っ張り上げるのかを考えておく、組織の中にそういう仕組みを埋め込んでおくことが必要なんです。

色々なところに学びのヒントはありますね。



満を持したボクの初の著書です。いい感じに仕上がりました。
マングローブからヒントを得た生き方・働き方・経営の仕方を提案してます。

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