今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2010.07.09組織風土
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熱意、情熱があるのか

色々な企業と接してきました。

12年間で600社くらいでしょうか。

世の中のコンサルティング会社の社長の経歴を見ると、「2000社のコンサルティング経験を持ち・・・」とか、「1万社以上の会社の・・」とか、謳っている人がいますが、あれは嘘ですね。

嘘とは言いませんが、ちょっと挨拶に行っただけだったり、ネットで何かしたのも含んでるんでしょうね。
やってみると分かりますが、ちゃんとおつきあいして、入り込んで真剣にやっていたら、同時に何十社もできるわけがありません。

まあ、そんなことはどうでもいいのですが・・・。
社長さんはもちろんのこと、幹部の方々、社員の方々と膝づめでインタビューさせていただくことはとても多いんですよ。

時々、「大丈夫かなあ~」と本当に心配になることがあります。

それは、経営の幹部に「熱意」「情熱」を感じないことが多い、ということですね。

こう質問します。
「あなたは、今の会社の事業が好きなんですか?」

そう単刀直入な場合もありますが、いろんな質問を組み合わせることで、幹部の人たちがどれだけ自社の事業に熱意、情熱を持っているのかを確かめます。

実のところ、社長はともかく、経営幹部レベルになると自社の事業内容に強い熱意、熱い情熱を持っている人は実に少ない。

「今の仕事が別に好きなわけじゃないんですよね」
とあまりにも正直におっしゃいます。一般社員ならともかくも、幹部がですよ。

その会社のエネルギーレベルというものは、12年もやっていますと肌で感じることができますよ。

研修なんかはてきめんですね。集まってくる時の朝の挨拶からもうバレます。
全員がそろって会社の方に紹介していただいて、講師としての第一声「皆さん、おはようございます」という僕の挨拶への反応で、まずわかります。

職場を見させていただくことも多いわけですが、オフィスに一歩入っただけで、空気が違います。
ダメな会社と、今後見込みがある会社はすぐにわかります。

根っこにあるものは、社長と幹部の自分達がやっている事業への熱意、情熱。
自分の会社への熱意、情熱レベルが高いか低いか、です。

はっきり言わせていただくとですね。仕方なく今の仕事をやっている幹部が多すぎるんですよ。
そんなに嫌なら辞めればいいのに、と思いますが、家族もあれば、この歳で転職もそうそう簡単ではない、という事情もあるのでしょう。

しかし、社員が迷惑なんですよ、仕方なく幹部をやられていると。
会社のエネルギーレベルも社長と幹部の熱意に大きく左右されますから、簡単に業績にも響きますよ。

嘘でもいいから自社の事業にもう一度ほれ込んで、自分の会社を再度好きになって、社員に自分に伝えないと。

「今の仕事は俺の天職だ~」「この会社は、俺の人生のステージだぜ」

そう社員に言い切ってもらわないと・・。そう言い切れる幹部がいったいどれだけいるものか。

社長と幹部の目が死んでるのに、若手社員の研修を一生懸命やり、人事制度を小手先で一生懸命いじり回したって、何の意味もありませんよ。

熱意や情熱がないのに、理屈っぽいだけの幹部が一番始末が悪いんですよ。
そういう人はさっさと取り替えないとだめですよ、社長。


  DSC06200.jpg

熱意は人生のエネルギー。
あなたが目的地に到達するのを助けてくれる。


Enthusiasm is the fuel of life; it helps you to get where you're going.



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この記事へのコメント
  • SPKさま 7月14日のブログに書いてみました。ありがとうございます。

    Posted by 今野 誠一 | 2010/07/18
  • ”情熱”や”熱意”というのは具体的にはどういうことを指すのでしょう?

    それらが大事だというのはよーーく分かっているのですが、とりとめがないというかつかみどころがなくて悩んでます。。

    好きとかそういう意味なのでしょうか??どう思われます?

    Posted by SPK | 2010/07/14

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