今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2010.08.03若手の成長
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優先順位の罪

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「優先順位をよく考えて仕事をしろ」というのは、新入社員教育の仕事の基礎を教える時の定番中の定番でしょう。

しかし、定番とされていることの中には、実際上のことを考えて行くと眉唾であることが少なくないのではないでしょうか。
仕事が10あるとしたら、そのうち果たしてどれくらいが優先順位を決めなくてはいけない仕事でしょうか。

業態によって、職種によっても違うでしょうが、私の感覚では半分以上が優先順位など考える暇があるなら、片っ端からさっさとやってしまったほうがいい。
後からトラブルになるようなことも、機会を逃すようなことも少なくなり、片っ端から躊躇なく片付けていったほうがいいことずくめの課題のほうが多いような気がします。

それを、仕事は課題表に載せて、優先順位をよく考えて、大事なものから取り組んでいくというセオリーを真面目にやればやるほど、仕事が遅くなっているという皮肉な結果になっている場合があります。

優先順位は一般的にその課題の重要度、緊急度から順番が決められます。

そうするとまず取り掛からなくてはいけないのは、重要でかつ今すぐやらないとまずい緊急度の高いものということになります。重要度が高く緊急度も高い課題というのは、たいがい難しい(簡単ではない)課題と相場は決まっていますから、時間がかかります。

そういう課題に時間をかければかけるほど、すぐに取り掛かればすぐに終わってしまう仕事も、やらずに残されたままになっていきます。

そうするとまずいことに、緊急度も重要度も低いものが残っていきますから、ものによっては忘れてしまうことも出てきてしまいます。

このような自体を防ぐために逆説的に考えると、簡単ですぐにできてしまうようなことは優先順になどは考えずに、さっさと片っ端から片付けて、重要度の高いことを残された限られた時間で集中して短時間で片付ける、という習慣をつけることが一番いいということに気がつきます。

リーダーが、世の中や仕事術の常識をメンバーに押しつける等は愚の骨頂です。
逆に常識を疑い、行動してみて、これが自分の体験からも最もいい仕事術だということを、メンバーに伝えていく必要があります。

優先順位という呪縛から逃れて、すぐできることは片っ端から早く片付けてのこった限りある時間で重要な仕事を集中してやることを指導することをぜひやってみてください。





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