今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2010.08.05組織風土
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仕事の依頼術

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どんな仕事も、完全に自己完結できるということはほとんどありませんね。
 
「依頼」したり、「協働」したりすることは、ビジネスの基本中の基本と言えるでしょう。

「頼み上手」なのか「頼まれ上手」なのかは、仕事ができるかできないかにとって、大きな要素と言えます。

チームにとって困るメンバーというのは、一人で仕事を抱え込んでしまう人ではないでしょうか。

どうしてもそういう人はでてきてしまいます。そういう人の特徴は、自分に自信があり人に頼んで仕事の質を落としたくない(実はそれは勘違いで不遜なだけなのですが)と考えるか、あるいは、「頼み下手」であるかのどちらかであることが多いようです。

リーダーは一人ひとりの仕事の癖をよく見て、そうした悪癖を直していくよう指導しなければなりません。

「頼み下手」にはいくつかのパターンがあるようです。

一つ目は、目の前の自分の仕事を優先してしまい、他人にモノを頼むのが最後の最後になってしまうという「頼み事を後にしてしまう」ということ。

二つ目は、電話でもメールでも一度頼んだら、頼んだことに満足してしまって「頼み事の確認をしない」ということ。
 
三つ目は、「何をどんな風にいつまでに」という頼み事のエッセンスの伝え方が下手で、ついつい顰蹙を買って、次第に人にモノを頼みにくくなっていること。

仕事の依頼の仕方で、その人が仕事ができる人かどうかをある程度判断することができます。

先ほどの3つのパターンを裏返すと、それが理想の依頼術になります。

頼み上手であることの第一条件は、とにかく「早く連絡する」ことです。
自分ひとりが残業してでも頑張ればいいことは極力後にして、社内外問わず、別の人に頼まなくてはいけないことは先に依頼を済ませる意識が必要です。

携帯電話をすぐに取り出して、「実は、お願いがあるのですが・・」と切り出すことができている人。
相手の状況を尊重した依頼の仕方の第一歩は、とにかく「お願いしたいことがある」という事実を一刻も早く伝えることです。

依頼先に、一分でも多く準備時間、猶予時間を確保してもらう精神が最も大事なこと。
依頼する相手に絶対に言われてはいけないのは「もう少し早く言ってくれれば・・・」という台詞なのです。

頼まなくてはいけない相手が目上の人であれば、頼みにくさも手伝って、なおさら依頼が先送りされて、そういう台詞を言われてしまう羽目になります。

頼み上手の第二条件は、電話→メール→訪問の3つを駆使して、大事な依頼ほど念押しと確認を怠らないこと、です。

前述のように、取るものもとりあえず、電話で依頼の第一報を入れて依頼の概要を伝えて感触をつかんでおきます。

その後、メールで具体的な依頼事項を伝えて、より重要だったり、地位の高い人でケアが必要な場合は、メールに正式にお願いのご挨拶に伺いたいと記載し、アポイントを取ります。

そしてお願いしている納期の少し前に、依頼事項の進捗を確認する連絡を入れます。

ここまでするのが完璧な仕事術です。

これを基本に、頼み事の内容と相手によって、応用していくことです。

リーダーであるあなたは、自分が仕事の依頼の達人であるだけでなく、メンバーを「頼み上手」に教育していく必要があるのです。

「頼み下手」の人の集まりが、「すぐやる組織」になることは絶対にありません。



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