今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2008.12.18若手の成長
  • FLLOW ME on twitter
  • facebook

自分で考える癖をつける

  • Comments(0)
  • Trackbacks(0)
 
【12月18日2回目の更新。最初の『切り開く姿勢を持つ』もご覧ください】

『自分軸で仕事をする』について
 
1.若さを発揮する
2.自分で考える
3.問題意識を持つ
 
の3つで、前回までに「若さを発揮する」を書きました。
今回からの3回は2.の「自分で考える」です。
初回の今日は【自分で考える癖をつける】について。
 
【自分で考える癖をつける】
 
学校では、授業があって期末テストがあり、正解を当てることを目指して勉強していましたね。
 
答えが決まっていて、それを当てることが勉強の目的という、ある意味では非常に分かりやすい世界で生きていました。
どんなに独自性があり、ユニークで将来に可能性を感じさせる答えであっても、正解に合致しなければ零点です。
選択式は言うに及ばず、記述式であっても、正解との合致度合いが採点の基準であり、ことごとく正解はひとつである教育がなされたように思います。
 
知識を覚えることについてはいいのですが、こと「考えること」については、当時も工夫の余地がありましたし、現在でもあまり大きくは改善されていないように思います。
 
ビジネスの世界になると、この点は大きく弊害になりますね。
「正解を当てる姿勢」は、じゃまでしかありません。
ビジネスの課題への答えは決して一つじゃない。正解もない。
言い方を変えれば、状況によっては選択肢のどれでも正解になりうるし、どれも不正解の場合もある。
選択肢が用意されていること自体がまれで、自分で導き出すしかありません。
 
しかも課題に立ち向かう時に、平等に、時間を区切ってテストをしてくれるようなことはなく、多くの場合は早い者勝ちの世界です。
 
学校の勉強では、正解が一つで、正解はもう決まっていて変えられないものですが、ビジネスの課題は、いったん正解とされたことでも、柔軟に変えていくことができますし、むしろ変えていかないといい仕事はできない世界です。
 
答えが決まっていて変えられないことを「既決感」と言います。
エネルギーのない人には、色々なことに「既決感」を持ってしまっている傾向がある。
いろんなアイデアに「できない理由を先に考えてしまう」という人がこれにあたります。
 
「既決感」は学校型の思考回路。
教育の弊害と言っても言い過ぎではないとボクは思います(関係者から怒られそうですね)。
「既決感」満載の学校型の思考回路から脱却していかなくては、仕事のできる人になれません。
仕事の基本的なやり方、「型」を覚える時には、目一杯の素直さで、超高速で吸収すべきなのですが、こと「考える」という局面では、徹底的に「自分で考える」ということをしなければ、考える力は退化していきます。
 
若い皆さんであれば、今ならまだ間に合います。
 
誰かが用意した「正解を当てる」姿勢ではなく、正解とされていることさえも疑い、本来の目的の達成のためにはどうすべきかを、自分の頭で考えて、「新たなる正解を生み出していくぞ」という挑戦心がこれからは必要です。
 
そのためには、「そういうチャンスが来たらそうするぞ」ということでなく、日頃から常に「自分らしい答えを出そう」という、考える姿勢でいることはとても重要なことです。
 
使わないでいると衰えていき、最後には取り戻せなくなることを「退化」と言いますが、これは本当に怖い現象だと思います。
 
こういうやり取りをしたことがあります。
 
「自立するにはどうしたらいいでしょうか」
 
「そういう質問をしているから自立できないのさ」
コメントを投稿する

この記事のトラックバックURL

http://www.bc-mgnet.com/mt-cgi/mt-tb.cgi/94

このページのトップへ戻る