今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2008.12.20若手の成長
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問題意識を持つ

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『自分軸で仕事をする』の最後は、必要な3つの意識についてです。
3つの意識とは、「問題意識」「当事者意識」「プロ意識」の3つです。
 
今回は「問題意識」です。
 
問題意識とは?
仕事とは「問題を発見し」「改善策を考え」「改善策を実行していく」ことの繰り返しです。
この大元の「問題を問題だと感じるアンテナ」のことを「問題意識」と言っています。
 
問題意識には、3つの段階があります。
・「なぜ?なぜ?」と疑問を持つことから生まれる問題意識
・不便や不満が原動力となる問題意識
・理想を追求していく姿勢から生まれる問題意識
です。
 
1.疑問をもつことから生まれる問題意識


新入社員時代は疑問の山でした。
言い方は違ったかもしれませんが、社内の色々なことについて、仕事内容について、わからないことは「なぜ?なぜ?」を連発して、職場に新風を巻き起こしてくれなどと言われたんじゃないでしょうか。
 
前のブログ『役割を意識する』の中でも、「質問することの効力感」として表現しました。
常に、自分がなぜその仕事をしているのか、どうして現在のやり方になったのか、もっとよいやり方はないのか、疑問を持ち続けるようにする。
 
そうした素朴な疑問の解決の過程で、問題を発見していくということです。
 
これが「問題意識」のスタートです。
 
 
2.不便や不満が原動力となる問題意識


少しずつ会社の様子や基本的なことも分かってきて、仕事に慣れてくると、素朴な疑問の段階から、「不便」や「不満」の段階へと進みます。
仕事の流れや、システム、ルール、その他、様々なことに、「この流れではやりにくいなあ・・」「このシステムでは回しにくいのでは・・・」「現実的でないこのルールは実体に合わせて変えたほうが・・」等々、気がつくことが多くなってきます。
 
実際、職場ではこの段階からの改善活動も少なくないですね。
「不便」とか「不満」というと後ろ向きな感覚がありますが、それをきちんと「提案」に結びつけていくことができれば、それらも立派な原動力です。
 
 
3.理想を追求していく姿勢から生まれる問題意識
 
3段階目の「問題意識」とは、組織内の本来あるべき姿、あるいは仕事の本来あるべき姿を描いて、現状とのギャップを見つけること。
そして、そのギャップを埋めるための改善策を提案していくことですね。
 
問題意識の高い人というのは、色々なものを見るときに、「どんな状態が理想の状態なんだろう」「このことは本来どうあるべきなんだろう」と常に理想を追い求める人のことなんですね。
そういう目で色々なものを見るからこそ、問題を発見でき、解決策を考える意識につなげていくことができる。
 
そう考えると、問題というのは無いほうがおかしいということになりますね。
 
組織や仕事というものは、永久に理想に到達することはない。
経済環境が一定で、ライバル企業が一社もないような状態であれば、理想の姿も実現できるでしょうが、状況は刻々と変わっていきます。
そうしたものに対応して、問題を発見して解決していくことが、仕事そのものとも言えるのです。
 
問題というものは、それが「ある」こと自体は当然なのですが、「解決されず」放置されることが問題です。
 
そこに問題があることに、問題意識を持って気づいている人はいるものですが、気づいても、その解決に動くのに腰が重い人が多いのが弱い組織ですし、我先に解決に動くのが強い組織ですね。
このことに関しては、次回「当事者意識を持つ」でも触れるかもしれません。
 
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