今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2011.09.22日記
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ゴールドリボン・ネットワーク奨学金制度

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【ゴールドリボン・ネットワークの被災地小児がん経験者奨学金制度】

 

今日は、NPO法人ゴールドリボン・ネットワーク(小児がん克服支援)の被災地の小児がん経験者奨学金制度の支給審査会に審査委員として参加した。

 

小児がんを経験して現在高校かまたは工専に通っている生徒さんを、専門医経由の申請者の中から選抜し、高校終了までの最大3年間、毎月奨学金を支給するというもの。

 

松井秀文理事長の「子どもたちの無限の可能性を救いたい」「子どもたちの夢をつぶさない」という理念が形になっている制度である。

 

申請書類は、主治医記入の病状と、本人記入の【東日本大震災の影響】と、そして「将来の希望など、今考えていること」を自由記述するというもの。

 

学校や自宅が全壊して、避難生活を余儀なくされている人。お母さんが行方不明のままの人。放射能の恐怖に怯えた毎日を過ごしている人。【東日本大震災の影響】の欄を読んでいるだけで、申請者全員を支援したいという気持ちが強くなる。

 

そして、自由記述の欄には、健気な夢が詰まっていた。

「夢」というには、本当に健気な、胸に込み上げるものを禁じえない内容だ。

読んでいて僕は、何度も涙をこらえなくてはならなかった


IMG_3898.jpg


その一部を、個人が分からないように前後、および一部を省略して記すことにする。

これもひとつの被災地の現状である。

 

将来の夢は警察官になりたいと思っています。

津波で町が破壊され、住んでいた人達の心も破壊され、そこから立ち上がろうと必死に戦っている人達の姿を見て、自分も負けられないと強く思いました。

 

母が行方不明となり途方に暮れました。ですが、この震災を通して決意したこともあります。それは「看護師」になるということです。母が看護師だったということもありますが、自分がした経験を生かして人の役に立ちたいと思ったからです。

 

入院した時に様々な人達にお世話になったので、恩返しをしたいと思い、将来、医療関係の仕事について、自分と同じような病気の人たちの手助けをしたいと考えています。

 

僕も含めて、難病の子どもたちの命を守ることに誠心誠意、治療にあたる先生方を見て、僕も医師を目指すようになりました。自分が経験した患者の気持ちが分かり、患者により添える医師を目指して、今は受験勉強に励んでいるところです。

 

私は、高校卒業後は進学をします。農家で育ち、採れたての野菜を食べたり、自分でも野菜を育てるのが好きです。そこで農業のことについて学び、将来は農業関係の仕事につきたいと思います。そして今、福島県は原発事故で、多くの農産物が風評被害で困っています。私も勉強して少しでも力になりたいと思います。

 

幼稚園の時に小児がんにかかり、たくさんの経験をしてから、ずっと自分も医療に携わる仕事をしたいと思っていました。医療機器を開発することによって、病気に苦しむ人達を少しでも多く助けられるようになりたいと思っています。また、いろいろな環境の中にあっても負けない素晴らしい精神力を身に付けられるように、私自身も成長して、多くの人に助けられたご恩を忘れず、私も今度は社会に貢献できるようになりたいと思っています。

 

小さい時から警察官になりたくて、空手や柔道、水泳など、目標にむかって頑張って来ましたが、健康だと思っていた私が病気になり、治療を終えたと思っていたら副作用のため両足の股関節が壊死し、手術を待つことになり精神的に参っていた私に、またもや津波という災害が襲い、このまだ短い人生の中で二度も命が助かり、この際ならとことん生きてみようと思い、自立出来るような職業に就きたいと思っています。まずは足を治し、ゆっくり自分の出来る仕事を考えていきたいと思います。

 

将来の夢はまだ決めていませんが、人の役に立つ仕事につきたいと考えています。また、人を笑顔にする仕事も素晴らしいと考えています。また、今、こんな時だからこそ被災者である私たちが“笑顔”で毎日過ごすことが一番だと思っています。私は、はやく原発が収まって家に帰れることを信じて、一日一日を過ごしていきたいと思っています。また、今までお世話になった方々に感謝し、いつか恩返しできたらしたいと思います。

 

 

本当は、もっともっと自由にのびのびと夢を描きたい盛りに、自分を襲った運命から、「恩返し」「社会の役に立ちたい」という願いを持つようになっている。「健気」という言葉は、こういう時のためにあると思った。

 

このたびの奨学金の支援が、この子たちの可能性を閉じさせることなく、少しでも自由にのびのびとした夢を描く手助けになればと、強く強く思った僕であった。



【ビクター・フランクルの態度価値】

 

心理学者のビクター・フランクルによれば、
生きるうえで「実現されるべき意味」として「創造的価値」「体験的価値」「態度価値」の3つがあるという。

「創造的価値」 - その人だけに与えられた果たすべき仕事。

「体験的価値」 - 自然や芸術への至高体験・誰かを愛することによって実現される価値。

「態度価値」 - 変えられない運命に直面したとき、その窮状にたいしてどのような態度をとるか。そこに決定される価値。

ナチの収容所生活でも決して生きる意味を見失わず、人間としての尊厳を持ち続けたフランクル。彼を支えたものは、人生への「ビジョン」、「自分はどう生きるべきか」と思索し続ける姿勢だったとのこと。

『あらゆる人は、自らのこの運命に対してどんな態度を取るか、その運命をどう引き受け、そこから自分の人生をどう創っていくかを問われている』ビクター・フランクル

小児がんと闘い、さらには被災という境遇に身を置かれても、子どもたちは、雄雄しく生きようとしている。人生を決して投げ出さず、健気な夢を描き、恩返しまでしようとしている。これこそ、ビクター・フランクルの言う「態度価値」そのものではないか。

 

高校生諸君の人間の尊厳を忘れない態度に、人生を学んだ僕は、今回の、奨学金支給審査委員を仰せつかったことに心から感謝したいと思ったのだった。

 

 

【NPO法人ゴールドリボン・ネットワーク支援のお願い】

 

僕は、松井秀文理事長の「子どもたちの無限の可能性を救いたい」「子どもたちの夢をつぶさない」という理念に強く共鳴し、ゴールドリボン・ネットワークの会員として、またサポーターとして、今後も色々な形で応援していきたいと思っているんだ。

 

趣旨にご賛同いただける方は、ぜひとも会員(個人会員一口年会費2000円)として、応援のほど、心からお願いしたい。

ゴールドリボン・ネットワークへの入会画面はこちら


(下の写真は、昨年、松井秀文理事長にMG-NET+の「集う」にご登場いただいて、
来場者からいただいた会費の一部の寄付と、たくさんのご来場者が入会してくださったことに
対していただいた感謝状)

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【今野誠一のパーソナルライフ更新情報】

漢字力白状伝:110922 「稀有」「敵愾」「自惚れ」

 

IMG_3892.jpg今日も、口頭では日常的に言っているけど、書こうとするとすぐには出て来ない漢字を3つ選んでみたよ。

敵愾心はお手上げの人も多いだろうなあ。
自惚れも、簡単に見えるけど、すぐには出て来ないね。

さあ、今日も、書き取り、書き取り・・・。一日5分もかからないよ。さljkdfぁ


今日の日めくり:110922 第二領域を大切にする

今日のテーマは、「第二領域を大切にする」。プレッシャーによって自分のスケジュールを支配されてはならない。

 

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