今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2008.10.22若手の成長
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常にコンセプトを立てる

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今日も、引き続き、「若手社員の仕事できる化」について

これまでの3回は「自分の未来像を描く」について書きましたが、これからの3回は「仕事を計画する」についてです。


『仕事を計画する』ことが上手にできるかどうかは、仕事ができるかどうかの大きな分かれ道です。

『仕事を計画する』については、次の3つのことが重要です。
・常にコンセプトを立てる
・目標を明確にする
・ストーリーを描く

今日は、まずは「常にコンセプトを立てる」について考えてみましょう。

1.最も大切にすべきポイントを明確にする
2.重点課題を明確にする
3.成功の基準を持つ

【最も大切にすべきポイントを明確にする】

仕事を計画していく上では、まず、その仕事で最も大切にすべきポイントが何かを明確にとらえてから始めることが重要です。

自分に質問を投げかけてみてください。
Q:その仕事は、誰に対して、どんな価値を提供する仕事ですか?

もう一ついきましょう。
Q:その仕事を成し遂げるためのキーポイント(成功のカギ)は何ですか?

この二つの質問を仕事の計画に取りかかる時に、自分自身に発してみてください。
そして、それを習慣、癖にしてください。
この二つの質問を仕事を推し進めている途中で、自分自身に発してみてください。
そして、計画に修正が必要であれば見直すというきっかけにしてみてください。

二つ目の「仕事を成し遂げるためのキーポイント(成功のカギ)」は、経営用語でKFS(Key Factor for Success-キーファクターサクセス )とか、KSF(キーサクセスファクター)などと呼ぶ、非常に重要な概念です。元々は事業戦略を考える時などの用語ではあるのですが、一つひとつの仕事単位でも、常に成功のカギはなんだろうと考えるようにすると、いい仕事ができると思います。

【重点課題を明確にする】

慣れている仕事ほど、見通しが持てるために、具体的な行動レベルの課題にすぐに落として性急に進めてしまいがちです。

まずは、何が重点課題になるのか?大きな課題から考えるようにしてください。
すぐに具体的な行動レベルの課題に落とし込んでいってしまって、少しずつ本筋から外れた取り組みをしてしまうことを「詳細に迷い込む」という言い方をします。

詳細に迷い込んで、方向性を見失わないためにも、計画段階では、「大きな」「重点課題」から考えることが重要です。

【成功の基準を持つ】

その仕事がとどのつまり、どうであれば成功と言えるのか?
仕事の計画段階で、自分なりの成功の基準をきちんと持っていることも、仕事のクオリティーを高く保つコツのひとつです。

1.依頼主の満足度が基準

  ほとんどの仕事には顧客、あるいは依頼主がいます。
  ここでは、依頼主という呼び名で代表させましょう。

  成功の基準の第一は、依頼主の満足度におくのが原則です。
  依頼主の満足度には、ニーズに沿った仕事が納品されたのかどうかによって、いくつかの段階があるのです。

  ・不満:ニーズに反している。期待応えていない。
  ・安心:ニーズに沿っていて、依頼主が安心するレベル
  ・満足:期待通りで満足。
  ・感動:期待を超えている。感動のサービスや、オリジナリティーを感じさせる味付けのある仕事。

  仕事によっては、感動レベルまで追及するとやり過ぎで、満足レベルでいいから早くやってほしい、というようなことがありますが、仕事の計画段階で、どのレベルを目指して取り組むかを決意して臨むことが重要です。

2.自分の学び目標に照らしてどうか
 
  仕事のできる人は、どんな仕事からも学びを得ているものです。
  その仕事を通じて、何らかの学びを得るつもりでテーマを持って臨むのか?はたまた必死にニーズを満たすことだけを考えて臨むのか?そこには大きな違いが生まれるのです。
  仕事の大きい小さいにかかわらず、学びのテーマを持って臨み、それを満たすことができたのかどうかを成功の基準のひとつにすることをお勧めします。

3.組織への貢献度

  基本的には依頼主(お客様)の満足度を基準に仕事をするわけですが、時として、その仕事を通じて、職場に新たなる付加価値をもたらすことを期待するということがあります。
その仕事を通じて新しいノウハウを確立するとか、新規事業の先鞭を担うなどという場合です。
依頼主の期待に応えることに加えて、会社や組織への貢献具合いも成功の基準になる場合があるということです。


このように、成功の基準は複数考えられるわけですが、仕事を計画する段階で、こうした基準を念頭に置くことは、仕事の成功にとっても自分の成長にとっても極めて重要なことです。
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