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2008.10.26若手の成長
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【10月26日2回目の更新です。最初の『責任を伴わない自由』もあります】
先日から「若手社員仕事できる化」について、思うところを書いています。
経営者の皆さん、ぜひ社員研修などにお使いください。
若手社員の皆さん、ぜひ読んでみてください。
さて、今日からの3回は、自分の『存在意義を考える』です。
若い人を中心に、組織の中での自分の存在意義を見出せずにいる人が少なくないように思います。
1.役割を意識する
2.For○○を意識する
3.結果に拘る意識を持つ
またまた3つにまとめてみました。
この3つで、「存在意義を考える」について論じてみようと思います。
第1回の今日は「役割を意識する」です。
【若手だからできること】
入社したてでは、なかなか結果も出せないし、業績に大きく貢献することも難しいですね。
すぐに仕事ができるようにはならないので、焦れば焦るほど精神的に追い詰められることになったりします。
「焦るな」と言ってもそれは無理な相談でしょうが、まずは「できること」から取り組んでいく以外に道はないわけです。
若手だからこそできること。若手にしかできないこと、というものも存在するのです。
1.3つの効力感(経験が薄い時期にこそできることがある)
効力感とは?「物事に対して、“自分でもチャレンジすれば十分できる”と思える心」
職場で言えば、小さな成功体験を積み重ねていくことによって「自分でもできる」と自分を信じたり肯定したりする気持ちが持てている状態を言います。
新入社員から数年間の若手社員時代。
会社に染まっていない、仕事の経験も薄い時期には、本業で貢献がなかなかできない分、組織にある種の活力を与える存在が期待されているはずです。
入社して半年やそこらは、自分自身も新鮮な気持ちで頑張るのですが、それ以降はすっかり生彩を欠いてしまう。エネルギーが続かないのですね。
どんな会社のどんな仕事でも、1年や2年で一人前になれる仕事などありません。
ですから、一人前になるまでの間は、下にあるような3つの効力感を失わないように自らに言い聞かせて臨んでください。
①「いることの効力感」
朝の元気な「おはようございます」の挨拶に先輩も上司も純粋に元気をもらい刺激を受けています。
仕事の話をするときの溌剌とした会話と、ハキハキした返事が、職場の空気に活気を与えています。来客者の方などからも「御社の若い方は元気がありますね」などと、会社の印象をも左右しています。
先輩社員達も仕事にすっかり埋もれてしまって、忘れていたものを思い出させられているはずです。
こういう時期は、何ができるできないに関わらず、いるだけでその存在を認められているのです。
②質問することの効力感
二つ目は、素朴な疑問をぶつけるということです。
何も知らない真っ白なうちは、知らないことが当たり前ですから、恥かしがらずに何でも質問ができます。
新入社員の特権ですね。
実はこのことで助けられている人がいます。
先輩社員、ベテラン社員の中にも知らないことを確認するのが恥かしかったり、面倒だったりして、そのままにしたまま来てしまってわからないことを今さら聞けなくなっているということがあります。
そんな人達は、若手社員達の素朴な疑問に助けられてほっとしています。
この「恥かしがらずに素朴な疑問をぶつける」ということをベテランになっても、管理職になっても社長になっても率直にできる人が、仕事のできる人の第一歩なんですが、いつの間にかそれができなくなってしまいます。
③素朴な意見の効力感
三つ目は、二つ目に近いのですが、会議などでの発言です。
先輩になってくると、それなりに立派な意見を言わないといけない意識になってしまう。
考えて考えて考え抜いてからしか発言しないものだから、いっこうに会議が活性化しません。
そこへ行くと経験の浅い若い社員は、どうせスゴイ意見を言えると周囲も期待してませんから、身構えずに大胆な素朴な意見を言っていいのです。
そこから意外ないい展開を見る場合もあります。
ブレーンストーミングというミーティング手法(発言を評価したり規制したりせずに自由な発想で意見だしをする)がありますが、若手社員のほうがブレストがうまいのはそのためです。
素朴な意見が言えなくなったら、年を取ったと思うべきです。
上に書いたように、数年経って職場に染まっていくと新鮮な活力を失っていきます。
二年目三年目に、急に先輩風を吹かせて老け込んでいるようでは、長いビジネスマン人生を歩んでいくことなどできません。
何年経っても、この「3つの効力感」を失わないエネルギッシュな人でいたいものです。
2.人のやりたくないことを引き受ける
入社したばかりで、まだ仕事の基本もできていないし、ノウハウもない時期には、難しい仕事が回ってこないのは当たり前です。
それなのに「自分は干されている」などとトンチンカンな愚痴をこぼす人もいます。
場合によっては、簡単な仕事であっても「何も回ってこない」という人もいるかもしれません。
それは「干されている」のではなく、「信頼されていない」ということなのです。
「仕事の基本ができていないから危なくて仕事が任せられない」。
恐らくそう思われています。
そこで愚痴を言っていても始まりません。何とかして信頼を取り戻す(得る)活動をしなくてはなりませんね。
そんな時やるべきことは、たった一つしかありません。
「人のやりたくない仕事」を積極的に引き受けることです。
どんな仕事が「人のやりたくない仕事」かの例示はここでは避けておきます。
基準がありませんし、どんな仕事もそれをメインにしている人がいるわけですから、差し障りがありますね。
そんなわけで例示は避けますが、あなたの職場で、「どうやらこの仕事は誰しもがやりたくないと思われている仕事のようだ」と思い当たる仕事があるはずです。
それに自ら手を上げて積極的にチャレンジすることです。
実は人の嫌がる仕事の中に、「仕事ができる人」に向かっての「基礎体力づくり」のエッセンスが満載されていることに、皆さんは気がついていないのです。
仕事の基礎体力づくりは、年を重ねてからでは手遅れになります。
「人が嫌がる仕事は新人の仕事」「人の嫌がる仕事はアルバイトの仕事」「人の嫌がる仕事はお金を払って外注で」
そういう思想が、社員から成長の機会を奪っていきます。
3.最近の若い人の意識を伝える
若手だからできること、の最後は「若い人の意識を上の人に教えてあげる」ということです。
これはけっこう盲点であるはずです。
会社の事業内容によるでしょうが、多くの事業が若い人の購買意識や、生活意識や、組織の中での満足度などを対象に成り立っているはずです。
もちろんマーケティング部門などが、お金をかけて本格的な調査をしているわけですが、社内の身近に、格好のマーケッターがいることを忘れてなりません。
①事業内容に合わせて、積極的に同級生の意識調査をして、上司に(経営に)報告する
以前ボクは、マンションデベロッパーに勤務していましたが、時間とお金をかけて、いろんな角度からデータ分析して、マーケティング調査の上で価格や間取りなどの決定をしていました。
それが、社員の生活者としての実感値とそうそう大きく変わった結果は出ていなかったように思います。
そうした調査が不要だと言っているのではありませんが、ちょっとしたことであれば、社員の積極性さえあれば、若手社員の同級生などの意見聴取で済んでしまうことも多いということです。
②上司や社長を遊びに誘う
もう一つは、上司や社長は若手の意見を常に聞きたがっているということを知って欲しいということです。
さらには「意見」だけでなく「意識(何を考えているか)」を知りたがっている。
それは社内のマネジメントのためでもありますが、あるいは事業戦略上の都合から若い人の実感を知っておきたいということもあるでしょう。
しかし、組織の中でそれなりの立場になってしまうと、社員の声は急に届かなくなります。
立場が邪魔をして、自分から気安く声をかけることもできにくいものです。
ヒエラルキーというものにはある種の力学があります。
かといって、社外にそうそう若い友達もいるはずがありませんから、どんどん若い人の意識からは離れた存在になっていくのです。
勇気を出して、皆さん若い社員のほうから声をかけてみてください。
心配要りません。飲み代は甘えればいいのですから。
【一人何役を意識する】
「それは僕のやるべきことなんでしょうか?」と自分に枠を作る人がいます。
これは、早くも自分を「仕事のできる人」になることから遠ざけていることになります。
1.いくつも仕事を同時並行する訓練
一つひとつ、じっくり順番に進めることができるのであれば苦労はないのです。
段取りが難しくなり、トラブルに見舞われたりして苦労するのは、いくつかの仕事を同時並行するようになってからなのです。
そこからが仕事の本番です。
上司や先輩からあなたの状況も無視して、次々と指令が飛びますが、それを「チャンス」と喜んだほうがいいのです。
そんな時にはすべて「ハイ」と引き受けて、いくつもの仕事を同時並行で進める訓練をしたほうがいいのです。
2.自分の領域にこだわり過ぎない。
それでなくても、最初のうちは、なかなか輝かしいスターになれるような仕事が回ってくるわけではありません。
最初のうちは、自分が何に向いていて、何に向いていないかなど見極められるわけがないのです。
自分が将来突き詰めていく分野を早々と決めてそれ以外のことはしない、などとは100年早いと言わざるをえません。
自分の枠に凝り固まらずに、何にでも興味関心を持ち、幅を広げることを基本姿勢にすべきです。「来た玉はすべて打つ」という姿勢です。
【雇われる力】
最近「エンプロイアビリティ」という言葉をよく聞くようになりました。
これは端的に「雇われる力」などと訳されていますが、奥の深い言葉だと思います。
元々の意味を少々無視しているかもしれませんが、ボクはこれには3つの意味があると思っています。
・一人ひとりの社員が、自助努力でたえず自分の「能力開発」「スキルアップ」をして、雇用され続ける能力を高めていかなければ、いつ失業してもおかしくないということ。
・社員には、スキルや知識といった仕事に合った能力とは別に、仲間や上司や経営者とのコミュニケーションを効果的にとって、持っている能力を最大限に発揮できる力が必要だということ。
・社員には、入社した企業の理念に共感し、組織風土に同化しながら理念の実現に一緒にまい進するマインドがなければならないということ。
単に仕事が出来る、優秀というだけでは、せっかく持っている能力も、最大限に発揮することはできませんし、その職場や企業で長続きもできないものなのです。
特に最後の3つめの理念への共感、組織風土への同化は、必要最低限のことであるとボクは思っています。経営者の側にも説明責任は当然ありますが、社員の側にも入社した以上は、共感・同化の義務があるのです。
この「雇われる力」については、まだまだ深める必要がありますが、今回もかなり長くなったので、また機会を改めてブログで取り上げるかもしれません。
先日から「若手社員仕事できる化」について、思うところを書いています。
経営者の皆さん、ぜひ社員研修などにお使いください。
若手社員の皆さん、ぜひ読んでみてください。
さて、今日からの3回は、自分の『存在意義を考える』です。
若い人を中心に、組織の中での自分の存在意義を見出せずにいる人が少なくないように思います。
1.役割を意識する
2.For○○を意識する
3.結果に拘る意識を持つ
またまた3つにまとめてみました。
この3つで、「存在意義を考える」について論じてみようと思います。
第1回の今日は「役割を意識する」です。
【若手だからできること】
入社したてでは、なかなか結果も出せないし、業績に大きく貢献することも難しいですね。
すぐに仕事ができるようにはならないので、焦れば焦るほど精神的に追い詰められることになったりします。
「焦るな」と言ってもそれは無理な相談でしょうが、まずは「できること」から取り組んでいく以外に道はないわけです。
若手だからこそできること。若手にしかできないこと、というものも存在するのです。
1.3つの効力感(経験が薄い時期にこそできることがある)
効力感とは?「物事に対して、“自分でもチャレンジすれば十分できる”と思える心」
職場で言えば、小さな成功体験を積み重ねていくことによって「自分でもできる」と自分を信じたり肯定したりする気持ちが持てている状態を言います。
新入社員から数年間の若手社員時代。
会社に染まっていない、仕事の経験も薄い時期には、本業で貢献がなかなかできない分、組織にある種の活力を与える存在が期待されているはずです。
入社して半年やそこらは、自分自身も新鮮な気持ちで頑張るのですが、それ以降はすっかり生彩を欠いてしまう。エネルギーが続かないのですね。
どんな会社のどんな仕事でも、1年や2年で一人前になれる仕事などありません。
ですから、一人前になるまでの間は、下にあるような3つの効力感を失わないように自らに言い聞かせて臨んでください。
①「いることの効力感」
朝の元気な「おはようございます」の挨拶に先輩も上司も純粋に元気をもらい刺激を受けています。
仕事の話をするときの溌剌とした会話と、ハキハキした返事が、職場の空気に活気を与えています。来客者の方などからも「御社の若い方は元気がありますね」などと、会社の印象をも左右しています。
先輩社員達も仕事にすっかり埋もれてしまって、忘れていたものを思い出させられているはずです。
こういう時期は、何ができるできないに関わらず、いるだけでその存在を認められているのです。
②質問することの効力感
二つ目は、素朴な疑問をぶつけるということです。
何も知らない真っ白なうちは、知らないことが当たり前ですから、恥かしがらずに何でも質問ができます。
新入社員の特権ですね。
実はこのことで助けられている人がいます。
先輩社員、ベテラン社員の中にも知らないことを確認するのが恥かしかったり、面倒だったりして、そのままにしたまま来てしまってわからないことを今さら聞けなくなっているということがあります。
そんな人達は、若手社員達の素朴な疑問に助けられてほっとしています。
この「恥かしがらずに素朴な疑問をぶつける」ということをベテランになっても、管理職になっても社長になっても率直にできる人が、仕事のできる人の第一歩なんですが、いつの間にかそれができなくなってしまいます。
③素朴な意見の効力感
三つ目は、二つ目に近いのですが、会議などでの発言です。
先輩になってくると、それなりに立派な意見を言わないといけない意識になってしまう。
考えて考えて考え抜いてからしか発言しないものだから、いっこうに会議が活性化しません。
そこへ行くと経験の浅い若い社員は、どうせスゴイ意見を言えると周囲も期待してませんから、身構えずに大胆な素朴な意見を言っていいのです。
そこから意外ないい展開を見る場合もあります。
ブレーンストーミングというミーティング手法(発言を評価したり規制したりせずに自由な発想で意見だしをする)がありますが、若手社員のほうがブレストがうまいのはそのためです。
素朴な意見が言えなくなったら、年を取ったと思うべきです。
上に書いたように、数年経って職場に染まっていくと新鮮な活力を失っていきます。
二年目三年目に、急に先輩風を吹かせて老け込んでいるようでは、長いビジネスマン人生を歩んでいくことなどできません。
何年経っても、この「3つの効力感」を失わないエネルギッシュな人でいたいものです。
2.人のやりたくないことを引き受ける
入社したばかりで、まだ仕事の基本もできていないし、ノウハウもない時期には、難しい仕事が回ってこないのは当たり前です。
それなのに「自分は干されている」などとトンチンカンな愚痴をこぼす人もいます。
場合によっては、簡単な仕事であっても「何も回ってこない」という人もいるかもしれません。
それは「干されている」のではなく、「信頼されていない」ということなのです。
「仕事の基本ができていないから危なくて仕事が任せられない」。
恐らくそう思われています。
そこで愚痴を言っていても始まりません。何とかして信頼を取り戻す(得る)活動をしなくてはなりませんね。
そんな時やるべきことは、たった一つしかありません。
「人のやりたくない仕事」を積極的に引き受けることです。
どんな仕事が「人のやりたくない仕事」かの例示はここでは避けておきます。
基準がありませんし、どんな仕事もそれをメインにしている人がいるわけですから、差し障りがありますね。
そんなわけで例示は避けますが、あなたの職場で、「どうやらこの仕事は誰しもがやりたくないと思われている仕事のようだ」と思い当たる仕事があるはずです。
それに自ら手を上げて積極的にチャレンジすることです。
実は人の嫌がる仕事の中に、「仕事ができる人」に向かっての「基礎体力づくり」のエッセンスが満載されていることに、皆さんは気がついていないのです。
仕事の基礎体力づくりは、年を重ねてからでは手遅れになります。
「人が嫌がる仕事は新人の仕事」「人の嫌がる仕事はアルバイトの仕事」「人の嫌がる仕事はお金を払って外注で」
そういう思想が、社員から成長の機会を奪っていきます。
3.最近の若い人の意識を伝える
若手だからできること、の最後は「若い人の意識を上の人に教えてあげる」ということです。
これはけっこう盲点であるはずです。
会社の事業内容によるでしょうが、多くの事業が若い人の購買意識や、生活意識や、組織の中での満足度などを対象に成り立っているはずです。
もちろんマーケティング部門などが、お金をかけて本格的な調査をしているわけですが、社内の身近に、格好のマーケッターがいることを忘れてなりません。
①事業内容に合わせて、積極的に同級生の意識調査をして、上司に(経営に)報告する
以前ボクは、マンションデベロッパーに勤務していましたが、時間とお金をかけて、いろんな角度からデータ分析して、マーケティング調査の上で価格や間取りなどの決定をしていました。
それが、社員の生活者としての実感値とそうそう大きく変わった結果は出ていなかったように思います。
そうした調査が不要だと言っているのではありませんが、ちょっとしたことであれば、社員の積極性さえあれば、若手社員の同級生などの意見聴取で済んでしまうことも多いということです。
②上司や社長を遊びに誘う
もう一つは、上司や社長は若手の意見を常に聞きたがっているということを知って欲しいということです。
さらには「意見」だけでなく「意識(何を考えているか)」を知りたがっている。
それは社内のマネジメントのためでもありますが、あるいは事業戦略上の都合から若い人の実感を知っておきたいということもあるでしょう。
しかし、組織の中でそれなりの立場になってしまうと、社員の声は急に届かなくなります。
立場が邪魔をして、自分から気安く声をかけることもできにくいものです。
ヒエラルキーというものにはある種の力学があります。
かといって、社外にそうそう若い友達もいるはずがありませんから、どんどん若い人の意識からは離れた存在になっていくのです。
勇気を出して、皆さん若い社員のほうから声をかけてみてください。
心配要りません。飲み代は甘えればいいのですから。
【一人何役を意識する】
「それは僕のやるべきことなんでしょうか?」と自分に枠を作る人がいます。
これは、早くも自分を「仕事のできる人」になることから遠ざけていることになります。
1.いくつも仕事を同時並行する訓練
一つひとつ、じっくり順番に進めることができるのであれば苦労はないのです。
段取りが難しくなり、トラブルに見舞われたりして苦労するのは、いくつかの仕事を同時並行するようになってからなのです。
そこからが仕事の本番です。
上司や先輩からあなたの状況も無視して、次々と指令が飛びますが、それを「チャンス」と喜んだほうがいいのです。
そんな時にはすべて「ハイ」と引き受けて、いくつもの仕事を同時並行で進める訓練をしたほうがいいのです。
2.自分の領域にこだわり過ぎない。
それでなくても、最初のうちは、なかなか輝かしいスターになれるような仕事が回ってくるわけではありません。
最初のうちは、自分が何に向いていて、何に向いていないかなど見極められるわけがないのです。
自分が将来突き詰めていく分野を早々と決めてそれ以外のことはしない、などとは100年早いと言わざるをえません。
自分の枠に凝り固まらずに、何にでも興味関心を持ち、幅を広げることを基本姿勢にすべきです。「来た玉はすべて打つ」という姿勢です。
【雇われる力】
最近「エンプロイアビリティ」という言葉をよく聞くようになりました。
これは端的に「雇われる力」などと訳されていますが、奥の深い言葉だと思います。
元々の意味を少々無視しているかもしれませんが、ボクはこれには3つの意味があると思っています。
・一人ひとりの社員が、自助努力でたえず自分の「能力開発」「スキルアップ」をして、雇用され続ける能力を高めていかなければ、いつ失業してもおかしくないということ。
・社員には、スキルや知識といった仕事に合った能力とは別に、仲間や上司や経営者とのコミュニケーションを効果的にとって、持っている能力を最大限に発揮できる力が必要だということ。
・社員には、入社した企業の理念に共感し、組織風土に同化しながら理念の実現に一緒にまい進するマインドがなければならないということ。
単に仕事が出来る、優秀というだけでは、せっかく持っている能力も、最大限に発揮することはできませんし、その職場や企業で長続きもできないものなのです。
特に最後の3つめの理念への共感、組織風土への同化は、必要最低限のことであるとボクは思っています。経営者の側にも説明責任は当然ありますが、社員の側にも入社した以上は、共感・同化の義務があるのです。
この「雇われる力」については、まだまだ深める必要がありますが、今回もかなり長くなったので、また機会を改めてブログで取り上げるかもしれません。
http://www.bc-mgnet.com/mt-cgi/mt-tb.cgi/153
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