今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2008.11.06リーダーシップ
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リーダーシップとマネジメント

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環境の変化に対応することが、「リーダーシップ」の最も重要なミッションである。

環境を考えていく時に、マーケティングのフレームワークとして有名なのは、「SWOT分析」、「PEST分析」、そして「3C分析」。

3Cとは、Customer(顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)の3つの観点から考えようということ。

Customer(顧客)は、「市場」という意味合いも含めて使われている。

分析は、先人の考えた、よくできたフレームワークがたくさんあり、それを駆使すればいくらでも立派なレポートができる。

しかし、問題は、それらの分析を元に、どうこれからの方向付けを「決断」するかだ。


リーダーシップがなく、目先のマネジメントに夢中になっている状態を、ある人がうまい表現をした。

「沈み始めているタイタニック号のデッキで、椅子を効率的にきれいに片付けているようなものだ」


リーダーシップとマネジメントの意味合いの混同は、今に始まったことではないが、しかし、言葉の定義が行動に与える影響も小さくない。

ピーター・ドラッカーは次のように定義している。

「マネジメントは物事を正しく行なうことであり、リーダーシップは正しい事をすることである」

スティーブン・R・コヴィー博士は

「マネジメントは成功のはしごを能率よく昇ることであり、リーダーシップはかけ違っていないかどうかを判断することである」

と言っている。


環境が厳しくなり、業績も厳しくなってきた時、マネジメントに意識を集中してしまいがちだ。

「一件でも多く新規を獲得するように、飛び込みの件数を増やせ」

「リピート客を増やせるように、目の前の仕事に集中しろ」

「社員のやる気を喚起するために、インセンティブの額を大幅増額しよう」

等々・・。


しかし、厳しくなってきたときは、リーダーシップが重要になる。
今やっているそのことが「正しいことなのかどうか」が重要になる。


道路地図よりも、はっきりとしたビジョンや目的地。
そしてコンパス・羅針盤が重要になる。

船の進んでいる方角が、全然違っているのに、「燃料を多く入れろ」とか「もっと一生懸命漕げ」と、船員にハッパをかけたところで、全然違う目的地に早く着いてしまうだけのことになる。


まずは「リーダーシップ」を発揮する。

きちんと「マネジメント」するのは、その後だ。
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