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2008.11.14若手の成長
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【11月14日2回目の更新です。最初の『社内勉強会に参加』もあります】
『協力者を増やす』
さて、「若手社員仕事できる化プロジェクト」の再開です。
少し間が空いてしまったので、前回までのおさらいを・・・。
先日まで『目的を大切にする』ことが、仕事のできる人になる第一歩なんだという話をしてきました。
10月31日のブログ『一覧:目的を大切にする』をご覧ください。
大項目だけ書き出してみると
1. 自分の未来像を描く
2. 仕事を計画する
3. 存在意義を考える
ということだったわけです。
さて、仕事ができる人になるための、続いての大事なポイントは『協力者を増やす』ことです。
一人でできる仕事というのはたかが知れています。
部署内の仲間と力を合わせるのはもちろんのこと、場合によっては部門を越えて、さらには社外の専門家に協力を仰ぐというようなことも出てくるわけです。
そうした自分以外の人と協力関係で仕事をしていくためのポイントは
1. 信頼を勝ち得る
2. 力を合わせる
3. 成果を分かち合う
の3つだとボクは考えています。
【信頼を勝ち得る】
信頼を勝ち得るためには
・オープンマインド
・約束を守る
・誠意を持って謝る
という3つの姿勢が重要だと思います。
今回はこのうちの「オープンマインド」について考えてみます。
1.オープンマインド
オープンマインドというと、自分を正直にさらけ出すこと、と単純に考える人もいるかと思いますが、それだけではありません。
①誰にでもまっすぐ向き合う
「虚心坦懐」という言葉があります。「きょしんたんかい」と読みますね。
辞書で引くと、
何のわだかまりもない素直な心で、物事に臨むこと。
偏見がなく心を開いていること。
とあります。
「虚心」は無心で、心にわだかまりがないこと。
「坦懐」は平で、さっぱりしていておおらかなこと。
自分以外の人と協力して何かをやっていく時には、辞書の定義にある「偏見がなく心を開く」ということが、最も大切なことですね。
具体的には、
「人を色メガネで見ない」ということ。
「色メガネ」とは、一言で言えば「その人の思い込み」というわけですが、これには3通りあるんですね。
一つは、人にレッテルを貼ってしまうということ。
何かの拍子に仕事上の失敗をしたとして、その経緯を斟酌せずに「彼は危なっかしい奴だ」と決め付けて、次から仕事を頼まなくなる、などは典型的なレッテルです。
その背景をきちんと把握しないと、彼のこれからのチャンスをつぶしてしまうことになりますね。
見た目で人を判断してしまうということも、「レッテルを貼る」ということの例ですね、
もう一つは、物事を客観的に見ているようでいて、実は自分が見たいように見ているということ。
ものの見方考え方には、自分の価値観・自分の人生観・自分の中の常識・自分の思い出や経験などが、強く反映されるものです。
最後の三つ目は、ステレオタイプというモノの見方をしてしまう、ということがありますね。
例えば、
「今の若い者はマナーがなっていない」
とか
「日本人は感受性が強い」
とか
「うちの経営陣は頭が固い」
などと、十把一絡げにして、決めつけることですね。
マナーがちゃんとしている若者はもちろんたくさんいるし、感受性のすごく弱い日本人だってたくさんいるかもしれないわけです。経営陣の中には、ちゃんと柔軟な発想の人もいるはずですね。
人は、誰でも「自分だけは物事の真実を見ている」と思いがちなのですが、どんな人にでもこの手の色メガネはあるんだということを肝に銘じなくてはなりません。
何かを判断する時に、色眼鏡をはずして、直接自分の目と心で確かめてみることをしないと、思わぬ誤解を生んでしまい、信頼を勝ち得る以前の問題になってしまいます。
②正直に臨む
仕事に臨むに当たっては、いつも「正直」でいること。
「正直に臨む」とは?
仕事上のやりとりで、「嘘をつかない」ことと、取り組みに際して、「自分の気持ちに正直になる」ことです。
自分の立場を守ろうと、ちょっとのつもりでついた嘘がどんどん大きくなってしまう経験はありませんか?
「嘘が嘘を呼ぶ」ということがあります。
例えば、一緒に進めていたパートナーから「先日分担した○○の資料は、そろそろできているかな?」と問われましたが、あなたは他の仕事におわれて、まったく着手できていなかったとします。
できていない、では格好がつかないので、咄嗟に「半分くらいはできているんだけど、ここからがなかなか難しくて、一両日中には仕上げるから」などとやっているふりをしてしまいます。
悪いことに、パートナーは非常にやる気に溢れている人で、こう切り出します。
「悪いけど、その途中のものでいいから明日の朝の会議で途中経過報告という形で出してくれないかなあ。よろしくね」と言って外出してしまいます。
他の仕事も抱えて、今晩中に分担された資料を半分まで作り上げるなど、できそうもありません。
こうなると、親戚の葬式をでっち上げるか、はたまた仮病を使うくらいしか手がなくなります。嘘の上塗りをせざるをえません。
普段から、悪い情報でも早く正直に開示する姿勢でいれば、そのほうがかえって楽にやっていけるわけなんです。
「ごめん!○○の仕事が予想外にかかっちゃって、追いついてないんだよ。一両日中にはめどをつけるから待ってくれよ」
と正直に言えば、その場は気まずくなっても嘘の上塗りをしなくて済むわけですね。
もう一つの、「自分の気持ちに正直になる」についてです。
『プロ論』という本で、コピーライターの糸井重里氏は、こう言っています。
「正直に、素直に生きることです。たとえば、何を求めているかを高らかに宣言したらいい。『出世、大好き』だっていいじゃない。動機って、すごく大事なんですよ。それがいずれ、変化していくにしてもね。宣言しとけば、だれかが助けてくれるかもしれない。黙っていたら、助けようにも助けられないでしょ」
自分がやりたいと思っていることを、なるべく周りに宣言しておきましょう。
自分が今困っていることも、しまっておかないで、声に出して言うようにしたほうがいいのです。
いつもわかりやすくアウトプットしていることは、協力者に恵まれるための大事なコツですね。
③どうしたらできるかを考える
オープンマインドの最後は、常にポジディブに、すぐに出来ないと言わない人になるということです。
何か相談したり、仕事を依頼した時に「それは無理です」と即答する人がいます。
これは究極の「クローズマインド」です。
どうれば実現できるか、どうすれば喜んでもらえるかを、常に考えている人になりたいですね。
いつも気持ちをオープンにしていて、話をキャッチしたら、無理と言わずに
「どうやったらできるか考えてみます」と答える。
これは究極のオープンマインドな人かもしれません。
常にオープンマインドで、周囲の人からの投げかけを受け止め、前向きに柔軟に考えていくためには、「メタ思考」ということを覚えておいてください。
「メタ思考」とは。
・自分がいま、何を、どのように考えているかということを俯瞰的にとらえること
・考えるための仕組みを考えること
つまりは、考える前に「考えるための仕組み」を持つことが必要ということです。
いくつかのチェックポイントを持っておくことです。
・目的に沿っているかどうか?
・今、どの段階の思考のプロセスにいるのか?
問題解決のための思考のプロセスは、一般的に次のようになりますね。
「顕在化している問題点の把握」
↓
「問題点の掘り下げ」
↓
「原因の究明」
↓
「課題の洗い出し」
↓
「優先順位の検討や課題の具体化」
↓
「課題設定」
少し、理屈っぽく感じるかもしれませんが、今、自分の考えがどのプロセスに該当するのか。
もう次のステップに進んでいいのかを常に確認することが大切です。
その際には、自分とは別の自分がいるつもりで、意識的にチェックすることです。
『協力者を増やす』
さて、「若手社員仕事できる化プロジェクト」の再開です。
少し間が空いてしまったので、前回までのおさらいを・・・。
先日まで『目的を大切にする』ことが、仕事のできる人になる第一歩なんだという話をしてきました。
10月31日のブログ『一覧:目的を大切にする』をご覧ください。
大項目だけ書き出してみると
1. 自分の未来像を描く
2. 仕事を計画する
3. 存在意義を考える
ということだったわけです。
さて、仕事ができる人になるための、続いての大事なポイントは『協力者を増やす』ことです。
一人でできる仕事というのはたかが知れています。
部署内の仲間と力を合わせるのはもちろんのこと、場合によっては部門を越えて、さらには社外の専門家に協力を仰ぐというようなことも出てくるわけです。
そうした自分以外の人と協力関係で仕事をしていくためのポイントは
1. 信頼を勝ち得る
2. 力を合わせる
3. 成果を分かち合う
の3つだとボクは考えています。
【信頼を勝ち得る】
信頼を勝ち得るためには
・オープンマインド
・約束を守る
・誠意を持って謝る
という3つの姿勢が重要だと思います。
今回はこのうちの「オープンマインド」について考えてみます。
1.オープンマインド
オープンマインドというと、自分を正直にさらけ出すこと、と単純に考える人もいるかと思いますが、それだけではありません。
①誰にでもまっすぐ向き合う
「虚心坦懐」という言葉があります。「きょしんたんかい」と読みますね。
辞書で引くと、
何のわだかまりもない素直な心で、物事に臨むこと。
偏見がなく心を開いていること。
とあります。
「虚心」は無心で、心にわだかまりがないこと。
「坦懐」は平で、さっぱりしていておおらかなこと。
自分以外の人と協力して何かをやっていく時には、辞書の定義にある「偏見がなく心を開く」ということが、最も大切なことですね。
具体的には、
「人を色メガネで見ない」ということ。
「色メガネ」とは、一言で言えば「その人の思い込み」というわけですが、これには3通りあるんですね。
一つは、人にレッテルを貼ってしまうということ。
何かの拍子に仕事上の失敗をしたとして、その経緯を斟酌せずに「彼は危なっかしい奴だ」と決め付けて、次から仕事を頼まなくなる、などは典型的なレッテルです。
その背景をきちんと把握しないと、彼のこれからのチャンスをつぶしてしまうことになりますね。
見た目で人を判断してしまうということも、「レッテルを貼る」ということの例ですね、
もう一つは、物事を客観的に見ているようでいて、実は自分が見たいように見ているということ。
ものの見方考え方には、自分の価値観・自分の人生観・自分の中の常識・自分の思い出や経験などが、強く反映されるものです。
最後の三つ目は、ステレオタイプというモノの見方をしてしまう、ということがありますね。
例えば、
「今の若い者はマナーがなっていない」
とか
「日本人は感受性が強い」
とか
「うちの経営陣は頭が固い」
などと、十把一絡げにして、決めつけることですね。
マナーがちゃんとしている若者はもちろんたくさんいるし、感受性のすごく弱い日本人だってたくさんいるかもしれないわけです。経営陣の中には、ちゃんと柔軟な発想の人もいるはずですね。
人は、誰でも「自分だけは物事の真実を見ている」と思いがちなのですが、どんな人にでもこの手の色メガネはあるんだということを肝に銘じなくてはなりません。
何かを判断する時に、色眼鏡をはずして、直接自分の目と心で確かめてみることをしないと、思わぬ誤解を生んでしまい、信頼を勝ち得る以前の問題になってしまいます。
②正直に臨む
仕事に臨むに当たっては、いつも「正直」でいること。
「正直に臨む」とは?
仕事上のやりとりで、「嘘をつかない」ことと、取り組みに際して、「自分の気持ちに正直になる」ことです。
自分の立場を守ろうと、ちょっとのつもりでついた嘘がどんどん大きくなってしまう経験はありませんか?
「嘘が嘘を呼ぶ」ということがあります。
例えば、一緒に進めていたパートナーから「先日分担した○○の資料は、そろそろできているかな?」と問われましたが、あなたは他の仕事におわれて、まったく着手できていなかったとします。
できていない、では格好がつかないので、咄嗟に「半分くらいはできているんだけど、ここからがなかなか難しくて、一両日中には仕上げるから」などとやっているふりをしてしまいます。
悪いことに、パートナーは非常にやる気に溢れている人で、こう切り出します。
「悪いけど、その途中のものでいいから明日の朝の会議で途中経過報告という形で出してくれないかなあ。よろしくね」と言って外出してしまいます。
他の仕事も抱えて、今晩中に分担された資料を半分まで作り上げるなど、できそうもありません。
こうなると、親戚の葬式をでっち上げるか、はたまた仮病を使うくらいしか手がなくなります。嘘の上塗りをせざるをえません。
普段から、悪い情報でも早く正直に開示する姿勢でいれば、そのほうがかえって楽にやっていけるわけなんです。
「ごめん!○○の仕事が予想外にかかっちゃって、追いついてないんだよ。一両日中にはめどをつけるから待ってくれよ」
と正直に言えば、その場は気まずくなっても嘘の上塗りをしなくて済むわけですね。
もう一つの、「自分の気持ちに正直になる」についてです。
『プロ論』という本で、コピーライターの糸井重里氏は、こう言っています。
「正直に、素直に生きることです。たとえば、何を求めているかを高らかに宣言したらいい。『出世、大好き』だっていいじゃない。動機って、すごく大事なんですよ。それがいずれ、変化していくにしてもね。宣言しとけば、だれかが助けてくれるかもしれない。黙っていたら、助けようにも助けられないでしょ」
自分がやりたいと思っていることを、なるべく周りに宣言しておきましょう。
自分が今困っていることも、しまっておかないで、声に出して言うようにしたほうがいいのです。
いつもわかりやすくアウトプットしていることは、協力者に恵まれるための大事なコツですね。
③どうしたらできるかを考える
オープンマインドの最後は、常にポジディブに、すぐに出来ないと言わない人になるということです。
何か相談したり、仕事を依頼した時に「それは無理です」と即答する人がいます。
これは究極の「クローズマインド」です。
どうれば実現できるか、どうすれば喜んでもらえるかを、常に考えている人になりたいですね。
いつも気持ちをオープンにしていて、話をキャッチしたら、無理と言わずに
「どうやったらできるか考えてみます」と答える。
これは究極のオープンマインドな人かもしれません。
常にオープンマインドで、周囲の人からの投げかけを受け止め、前向きに柔軟に考えていくためには、「メタ思考」ということを覚えておいてください。
「メタ思考」とは。
・自分がいま、何を、どのように考えているかということを俯瞰的にとらえること
・考えるための仕組みを考えること
つまりは、考える前に「考えるための仕組み」を持つことが必要ということです。
いくつかのチェックポイントを持っておくことです。
・目的に沿っているかどうか?
・今、どの段階の思考のプロセスにいるのか?
問題解決のための思考のプロセスは、一般的に次のようになりますね。
「顕在化している問題点の把握」
↓
「問題点の掘り下げ」
↓
「原因の究明」
↓
「課題の洗い出し」
↓
「優先順位の検討や課題の具体化」
↓
「課題設定」
少し、理屈っぽく感じるかもしれませんが、今、自分の考えがどのプロセスに該当するのか。
もう次のステップに進んでいいのかを常に確認することが大切です。
その際には、自分とは別の自分がいるつもりで、意識的にチェックすることです。
http://www.bc-mgnet.com/mt-cgi/mt-tb.cgi/172
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