今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2009.01.18日記
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コンサルタントとは

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【コンサルタントとは】
 
この頃は、ネコも杓子もコンサルタントを名乗る時代。
 
特に資格も必要がなく(MBA、中小企業診断士、社労士など関連資格はあるが、それがなければコンサルタントを名乗れないわけではない)、注文していた名刺さえ納品になれば、その日から、コンサルタントの誕生です。
 
その定義は、色々な表現がされているようですが、まとめてみると・・。
「経営・事業における問題の発見・解決策の提案・業務の改善の支援、経営戦略への提言などを、自らが持つ知識・経験・情報・ノウハウ等を駆使して行っていく専門家」
といった具合になります。
 
千差万別、個別各論勝負の仕事なので、曖昧にならざるをえません。
しかし、重要なエッセンスを抜き出してみますと
 
・問題の発見
・解決策の提案
・業務改善の支援
・経営戦略への提言
 
の4つを行なうのが仕事であり、そのために
・知識
・経験
・情報
・ノウハウ
 
を持っている人のことを言い
・それらについての専門性が、著しく高い人
 
ということになります。
 
このように、「何ができなくてはならず」「そのために何を持っていなくてはならないか」を整理して、プロフェッショナルコンサルタントとして、自分のレベルがどうなのかを棚卸ししてみることは、長く活躍していくためには、とても重要なことですね。

 
【リザルタントとインサルタント】
 
「コンサルタント」という言葉から派生した言葉は色々ありますが、示唆に富む2つの言葉を意識しています。
 
ひとつめは『リザルタント』という言葉。
 
数年前に惜しくもご他界された人生の師匠と言えるコンサルタントの大先輩の芦沢公男先生に教えていただいた、「リザルト=結果」と「コンサルタント」を掛け合わせた造語です。
 
リザルタント"とは結果に対してコミットする、コンサルタントという意味。
今でいうところの"インディペンデント・コントラクター"に近いと思います。
一企業に所属するのではなく、企業から業務委託というかたちで商品やサービスの営業を引きうけ、その販売に高い専門性で臨み、販売成績によって対価をいただく。
 
コンサルタントは、上にも書いたように、「発見提案支援提言」という仕事であり、直接的に結果に責任を持つわけではありません。
しかし、リザルタントは違います。直接結果にコミットしていく。
 
芦沢先生は、コンサルタントも本来は、『リザルタント』というマインドで、ミッション遂行にあたるべきだ、とおっしゃっていました。
 
『リザルタント』
示唆に富んだいい言葉だと思います。
 
ふたつ目は『インサルタント』という言葉です。
 
インサイド(社内)のコンサルタントという意味で、これも造語です。
『ブレイクスルー・カンパニー小さな会社が大きく伸びる法則(キース R マクファーランド著)』という本に出て来ますが、著者自身の造語です。
 
インサルタントは同書の中で「鋭い疑問を呈することによって、社内の基本的な思い込みに対する批判的思考を呼び起こしてくれる人」と定義されていました。
 
コンサルタントは、社外からの支援になりますが、インサルタントは社内からの変革パワーです。
 
組織というものは、従来からの慣習を変えることにかなりの抵抗があるものです。
惰性の中に生きていて、なかなか新しい可能性を試すことができません。
 
また、往々にして部分的な分野にばかり意識が行き、全体に目を向けた動きはできにくいものです。
 
そんな中において、摩擦を恐れず、問題点を見て見ぬふりをせず、疑問をまっすぐにぶつけられる人が歓迎される風土であるかどうかが問題です。
社内に一人でも多くのインサルタントがいられるような環境にしていきたいと思います。
 
コンサルタントとリザルタントとインサルタント。
言葉って、人に色々なことを喚起してくれるものですね。
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