今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2009.03.15今日の日めくり
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地位

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【コンフリクト】

今日は一日、マングローブの経営会議の日。
今月で第11期が終了するが、4月からの第12期の戦略について話し合った。

注力サービス、プロモーション、社内体制、多岐に渡って方向性を決めていく。
経営会議メンバーは、自分の事業を推し進めていく担当分野を持っているが、会社全体についての責任は等しく持っているという考えで、経営を進めている。

もちろん最終責任は社長であるボクにあるんだけど、全員で全体に責任があるというスタンスでやっていかないとうまくいかない。

お互いの信頼関係が出来上がっている前提で、自分以外の担当分野にもっと口を出して欲しい。コンフリクト(衝突)を恐れずに、相手のイケてないところは指摘しあって欲しい。
そう思ってるんだけど、なかなか効果的コンフリクトは起こらない。

社長であるボクと誰か、という関係でのコンフリクトはいくらでも起こる。
それはボクに社長という地位があって、言いやすし、それが仕事だと思っているから。

たまに、声の大きな幹部が意図的にコンフリクトを起こすことがあるが、それは自然なことではないので、揉めるだけであまりいい方向にいかない。
全員の会社経営への責任感と参画意識から来る、自然なコンフリクトに期待している。


【“立場が人を作る”の嘘】

「立場が人を作る」という言葉がある。

会社組織で言えば、管理職としての力量は未知数だし少々頼りなくもあるけど、実務は頑張っており貢献もしているので、思い切って抜擢してみよう、というような時に「立場が人を作る、なんてことも言いますしね」という言い方をする。

たとえば「マネジャー」という立場についていると、最初は頼りなくても、その地位にいて色々なプレッシャーを受けたり、見様見真似でマネジャーの役割を果たしているうちに、不思議とそれなりの雰囲気が出て、マネジャーらしくなっていく、という意味なわけなんだけどね。

前の会社でもそうだったし、多くの会社を見てきて、この話は実にいい加減な話だと思っている。
逆に、「マネジャー」という地位を手に入れたら、すっかり安心しちゃって精彩を欠いてしまったり、権力だけを行使して謙虚さを失い、落ちていってしまう人を多く見てきた。

「立場が人を作る」は、社長が幹部や管理職のマネジメントを放棄した、甘えた言葉である。

人の上に立つ地位の人間は慎重に選ぶべきであるし、選んだらきちんとその役の責を果たしているかどうかを見守り、指導していく責任を忘れてはいけない。

一番やってはいけないことは、「人に対して淡白な人」を管理職につける愚だ。
人に対して淡白で、自分のことばかり考えている人は、最も「立場が人を作らない」タイプの人である。

いくら人間には誰でも可能性がある、と言っても人に対する思いやりや熱さといったことは、なかなか変わらない。

ボクも何度も同じ失敗を繰り返している。
実績を上げている人は、ついつい偉くしたくなる。


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地位、権力、金、人気で、
人が偉大になるのではない。


Position, power, money, or popularity
do not a great man make.


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