今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2009.04.14日記
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実績を積み上げる

組織・人事コンサルティング業界は、未成熟業界である、と言っていいと思う。

その理由は・・・

・つい最近始まった、非常に新しい業界である。

 実際、ボクが始めた11年前には、組織・人事のコンサルティング会社はほとんど存在していなかった。
 企業の人事経験者が、自分の経験を切り売りしていた。
 人手がないから、代わりにやってくれ(採用面接でも、社員教育でも、制度の構築でも)と頼まれて、代行するコンサルというよりはアウトソーシング的にやっている人がほとんどだった。

 外資系コンサルのHR部門などが上陸し、それを見よう見まねで日本流に焼きなおしていたり、外資系から独立して数人で始めたというような人が、それっぽくやっているという状態。

・これが正しいというような絶対的な考え方や手法が存在していない。

 信頼性を上げるために、心理学をベースに、などという会社も多い。
 しかし、学問的バックボーンと実際のコンサル業務の実力とは関係ないのが実態で、実績を積んでいる最中というのが実情。

・大した経験もなしに、ふろしきを広げて、あまりいい結果に結びつかない「やらずボッタクリ」的な仕事をしているところもあり(らしい)、業界全体のイメージも高いとは言えない。


こうやって書いていると、天に唾を吐いているようなもので、自己否定しているようになっちゃんだけどね。

12期目に入るマングローブとしては、700社の実績をベースに、信頼していただけるコンサルサービスを展開していかないとね。
10年過ぎてから、より以上に、一つ一つ丁寧な仕事をしていかなくちゃ、という気持ちが強くなった。

実績を積むのには、えらく時間がかかるんだよね。
だから焦らずじっくりやらないと。

よく雑誌に寄稿している有名コンサルタントのプロフィールの欄に、「これまでに3000社のコンサルを手がけている」とか「1万5千人の社員の育成に当たってきた」などと書いている人がいるけど、ありえないと思うよ。
10年やっていたとして、1年に300社。20年やっているとしても1年に150社。
ちゃんとした仕事するとしたら、そんな数字はありえない。

ハッタリなんかして仕事を集めても、一件一件がいい加減では、結局評判を落とすだけになる。

ひたすら、一件一件についてすべて同じ使命感と、思い入れを持って、しっかり丁寧な仕事を積み重ねていくしかないんだ。



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この記事へのコメント
  • NKのNさま 「質を大事に・・・・」ほんとにそうです。促成栽培や、マスで勝負する商売が多すぎます。

    Posted by 今野 誠一 | 2009/04/24
  • >ちゃんとした仕事するとしたら、そんな数字はありえない。
    本当にそうですね。よく「○万人の学生を面接した・・・」
    という売りの人もいますが、
    1対5などの短時間の集団面接で数を稼いでいるだけで、
    1人に1時間以上かけてじっくり能力を見極めるような面接をしていない人が多い気がします。
    質を大事にしたいです。

    Posted by NKのN | 2009/04/21

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