今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2009.05.07組織風土
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組織の風土をデザインしていく場合には、社員の心の中に生まれるべき「五感(安心感、連帯感、熱中感、成長感、重要感)」が重要であるということを提唱している。

前のブログで、「安心感」について詳しく触れ、4月29日のブログ『連帯感』で、連帯感の3つの条件には「共有」と「チームワーク」と「目指すゴール」というキーワードがあるという話をした。

【共有について】

今日は連帯感の3つの条件の一つ目「共有」について。

社内で各種の「共有」を効果的にすることは連帯感にとって欠かせないこと。
そのことの重要性はわかっていても、なかなか計画的にできないんだよね。
行き当たりばったり、思いつきでしかやらないから。

まずは、何を共有するかを考えること。

大きく言うと、「情報」と、「人となり」の二つ。

組織内で共有すべき重要な情報とは、「顧客情報」と「経営情報」と「仕事上のノウハウ」の3つです。

職場に日常的に、お客様についての会話が飛び交っており、お客様に関する情報が当たり前のように共有されている組織は強い。

業種にもよるでしょうが、お客雅の某プロジェクトがどのような内容で進んでいるかを、担当していない人まで共有されていることの意味は大きい。
なぜ、その意味が大きい理由は、情報の共有は2つ目の「チームワーク」を円滑にするために、どうしても必要なものだから。

そして経営情報。

横文字で言えば、オープンブックマネジメントということになるでしょうか。
業績数字を常に共有する。
単に、売り上げと利益、ということだけではなく、商品別の利益率や、顧客別の収益性や、経費費消の状況など、詳細についても可能な限り共有して、行動レベルに結びつく情報を手に入れることができるようにしたい。

もう一つは仕事上のノウハウ。

一般的にナレッジマネジメントというような言い方で、共有の仕組みづくりに力を入れているはず。
マニュアルの整備や、徒弟制度的人づてでの伝承など、仕事内容に合わせて、共有の方法を考えて仕事の流れの中に埋め込んでおくことが必要だ。


「人となり」の共有。

人となりとは、「性格」「得意不得意」「表現の仕方・コミュニケーションのとり方の癖」「思考・行動のパターン」「バックボーン」「将来の夢」などを、社員同士がよく知り合っている、ということ。

人は、「自分をよく理解してもらえている人に協力したい」という気持ちがあるもの。
社員同士の協力関係は、お互いを深いレベルで理解し合うことで加速させることができる。

社内イベントの類(運動会や、社員旅行、パーティーなど)は、単に一緒に楽しむということが目的なのではなく、同じ時間と空間を共有することによって、お互いを「知り合う」ために行っていると考えられる。

もう一つの考え方は、ある程度以上の規模の企業になると、「社内人脈」という考え方が必要になるということ。

どこの部署にどんな人が働いているのか?
お互いを知り合っていると・・・・・。

・何か情報が欲しいときに、何でもグーグルじゃなくて、社内の情報通にアプローチして生の情報を仕入れる。

・困った時に、何を誰に頼めばいいかを知っていて、お互いに支援し合う。

ということができる。


【今日のワンポイントレッスン】

社内イベントなどを実施するのは、いいことだが、ただ集まって騒いでいるのでは意味が無い。
せっかく集まっているのだから、お互いをよく知り合う「仕掛け」を用意して、知り合う度合いを強くしたほうがよい。


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