今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2009.05.21組織風土
  • FLLOW ME on twitter
  • facebook

目指すゴール

  • Comments(0)
  • Trackbacks(0)
短くおさらいしておきましょうか。
 
連帯感にとって、「共有」「チームワーク」「目指すゴール」の3つが大切だということで、前回までに「共有」と「チームワーク」について触れました。
 
    共有=「情報(顧客情報や経営情報)」+「人となり(仲間の)」
    チームワーク=「役割分担」+「互いの連携」
 
ということでした。
 
さて、今回は「目指すゴール」についてです。
 
チームメンバーが等しく連帯感を感じて仕事をしていくためには、共通の目指すべきゴールが必要なわけです。
これは組織にとって、その設定が強固であればあるほどよいのは言うまでもありません。
新入社員から社長まで、同じレベルで理解し、ゴールに到達するぞ!!という等しく強い意志で結ばれている必要があります。
 
目指すゴールには大きく2種類あり、その一つ一つがさらに2つずつに分かれて、都合4つに分けて考えることができます。
 
大きな2つは、「業績」と「企業理念」です。
 
組織が目指すべきゴールというのは、何を成し遂げるか(業績)と、組織をどんな状態にしたいのか(企業理念)の2つになるというわけなんですが、多くの会社で、業績のほうはゴールがいつも明確だけれども、組織をどんな状態にしたいのかが、抽象的で曖昧になっています。
それは無理もないことなんです。分かりやすいものと分かりにくいものの違いということです。
 
ここで重要なことは、理念や方針といったものを、お題目や念仏の類と同じ扱いで、心構え程度にしか考えていない人が多いということです。
ここに間違いがあるんですね。
 
ここでボクが力説しておきたいことは、企業理念は、「目指すゴール」なんだということです。
「業績」などのゴールも、実はこの企業理念という究極のゴールのために設定されている副次的なものでしかない、と逆転して考えられる経営者は素晴らしいですね。
 
ところが、多くの企業は、業績をゴールと考え、そのゴールへの到達を確実なものにするために、企業理念を浸透させ利用しようと考えます。
認識が逆転している人も少なくありませんね。
 
話を続けますが、「業績」というゴールはさらに二つに分かれますよ。
ひとつは売り上げや利益といった「収入のゴール設定」と、もう一つは商品開発や、社員の成長といった、明日の収入につながるものを作り出す、という数字に表せない、第二領域的ゴール設定です。
強い会社は、この「第二領域的ゴール設定」をちゃんとやってるものですよ。
 
そして、企業理念も二つに分けて考えます。
 
何を大切に経営をしていくかという哲学(フィロソフィー)と、どんな状態の会社にするか、という理想の状態の二つです。
この二つは念仏と考えずにゴールと考えて、毎期毎年、目指すレベルにチームとして、あるいは全社として、どの程度近づいたかを、振り返ってみることで、近づくための行動を考えることにつながります。
 
今回は、ちょっとわかりにくかったですか?
今日のポイントは、二つですね。
 
業績は、数字だけ出なくて、将来の数字につながる準備も視野に入れて考えてください。
 
企業理念は、いつも唱える念仏としてではなく、目指すべきゴールとして到達度を意識していくべきものである。
 
 
ATARIMAEプロジェクトを応援しています
bn_a_250-63.gif
コメントを投稿する

この記事のトラックバックURL

http://www.bc-mgnet.com/mt-cgi/mt-tb.cgi/328

このページのトップへ戻る