今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2009.05.26組織風土
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意義の納得Ⅲ「自分の仕事の意義・意味の納得」

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意義の納得の三回目になりました。
 
会社の存在意義の納得 → 事業ドメインの意義の納得 と来まして、最後は「自分の仕事の意義・意味の納得」についてです。
 
この三段階は、実は最後に行くほど、すなわち、常に一人ひとりが仕事の意義や意味を納得して取り組むことが最も難易度が高いのです。
 
それはなぜかというと、実に個別各論であるし、現場の状況は刻々と変わるし、その意義を語るべき上司も自分の仕事を抱えているということ。
そして、日常に流されて、だいたいの仕事が「やるのが当たり前」になっていってしまっている、という事情からです。
 
対策はただ一つ。
「一人ひとりの仕事の意義・意味を見直す機会を増やすこと」
 
これは上司の責任でもありますが、自分の責任でもあります。
子供じゃないんですから、自分の仕事の意義や意味は、基本は自分で確認しながら前に進まなくてはだめなんですね。
しかし、これがなかなかできない(見えなくなる)から、上司がそれを手助けしなくてはならないわけなんです。
 
ちょっと話の方向を変えますが、ここしばらく「褒めるマネジメント」が大流行中です。
個別のマネジメントにおいても、仕組みの世界においても「あの手この手でしょっちゅう褒める」ことがなぜか大流行なんですね。
 
これにはボクは実はあんまり賛成じゃないんです。
チマチマ褒めることが、世の中のビジネスマンの総お子チャマ化を大促進しているとボクは見ています。
 
「チマチマ褒めずにまとめてど~んと褒める
「彼(彼女)が担当している仕事の意義や意味の重大性を認める」
大人の褒め方はこれですね。
 
日々の仕事のよかったことをとらえてチマチマ褒めるのは子供扱いなんですよ。
だってそうでしょう?
「上司にイチイチ褒められたいから頑張ろう」って、日々思って仕事している社員ってどうでしょう?
 
        自分の仕事に意義や意味を感じて仕事をする。
        普段は、自分のお客様に喜んでもらうことに夢中になる。
        そうしていると、時々節目で上司や会社が自分の今までしてきたことをドーンと認めてくれる。
 
自分で意義や意味を納得して(あるいは意気に感じて)取り組めば、お客様に向かうのが正解で、上司にではなくお客様に褒められることに夢中になるべきです。
 
小さなことをチマチマ褒めてもそんなことはその場限りで忘れてしまいます。
ルールで褒めることも組織が未成熟なうちは悪くないでしょうが、最初は物珍しくても、すぐに飽きてしまいますから、長続きしません。
そうするとどうなるかというと、いっつもいっつも褒めてなくてはならなくなるんです。
褒められることに麻痺した社員なんて、ろくなもんじゃないですよ。
 
「君の仕事はこれこれこういう意義がある」「君の仕事は全体の中でこういう役割を担っている」「君の仕事の将来像はこれこれこういう風に期待している」ということは、「そんなことくらい分かっているだろう」と思い込まずに伝えること。
くどいと思われることを恐れずに伝えることです。
 
今ボクがしているこの話自体がくどいですね(苦笑)。
 
褒めるなとは言いませんが、多くの組織が流行に乗って(?)褒めることに目を奪われて、肝心の仕事の意義の確認はおろそかですね。
 
なぜかというと、どんな仕事もやっていることが当たり前になってしまうんですよ。
 
特に管理部門の仕事はそうですね。
 
例えば経理部の決算業務等について、「君が毎年決算を滞りなくやってくれて、きちんと納税してくれているから会社は成り立っている」なんてことを言い続けることは当たり前すぎて、臭くて言えないわけなんですが、実はそれが重要です。
 
そんなにしょっちゅうでなく、節目で、ルーチンで当たり前だと思っている仕事の意義や意味を丁寧に確認すること。
これは重要なことです。
 
長くなりました。
今日はこれくらいで・・。


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