今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2009.05.31日記
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スーパー・チェロ・アンサンブル・トウキョウ

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【素晴らしいコンサートホール】

三鷹市在住のボクですが、三鷹に住んでよかったと思う理由の一つに「三鷹市芸術文化センター」が近いということがあります。

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徒歩5分の距離にある、このセンターの特徴は、音響設備のいい小ぶりの「風のホール」と呼ばれるコンサートホールです。
このコンサートホールは「シューボックス型」と言って、アコースティックな音がホール全体によく行き渡るような設計になっています。

ここでミニ勉強会です。

コンサートホールの形状はだいたい2つのどちらかでできています。
「シューボックス型」と「ワインヤード型」と言います。

シューボックス型というのは、「靴の箱のような形」という意味です。
この形は、室幅をあまり広くしないようにして、壁天井にデコボコをつけることによって、ステージからの音がさまざまな角度から反射して客席に届いて、均一な響きが得られやすいと言われています。

もう一つの「ワインヤード型」というのは「ワインのぶどう畑(段々畑)のような形」という意味です。
公会堂や映画館などにはこの形が多いですね。
客席からの見え方を考慮した形で、一体感は得られやすいものの、音響のばらつきは出やすいというデメリットもあるわけです。

音響設計を重視した600席ほどのこのホールで、今日は、日本を代表するチェリスト12人による「スーパー・チェロ・アンサンブル・トウキョウ」というコンサートが行われました。


開演前のステージです。演奏中は撮影禁止で残念です。

DSC02520.jpg

【スーパー・チェロ・アンサンブル・トウキョウ】

通常、室内楽で同じ楽器がアンサンブルを組むような場合、4人~8人が多いですよね。

この企画(今日で3回目の公演とのこと)は12名のチェリストによるアンサンブル。

しかも全員がソリストだったり、オーケストラの主席を勤めたり、大学で教えたりされている日本トップクラスの演奏家です。

企画のコンセプトは「世界に通用するチェロ・アンサンブルを!」
            「クァルテットよりナイーヴに、オーケストラよりダイナミックに!」

これは、チェロファンのボクとしては聴きに行かないわけにはいきません。

結論から言うと、演奏は非常に素晴らしいものでした。
選曲もよく、さすが一流のチェリスト集団です。
指揮者不在の中、よくもここまで呼吸をピッタリ合わせられるものだと、とても感心しました。

リーダーの丸山泰雄氏は、MCの中で何度も「指揮者なしでの練習はとても大変だった」と語っていました。

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【プログラム】


ハンガリー舞曲第5番 (ヨハネス・ブラームス)

ヴォカリーズ (セルゲイ・ラフマニノフ)

アダージェット (グスタフ・マーラー)

ワルツ「美しく青きドナウ」Op.314 (ヨハン・シュトラウスⅡ世)

Conserto Grosso for 12 cellists (平野義久)

アディオス・ノニーノ (アストル・ピアソラ:以下3曲メドレー)
オブリビヨン
リベルタンゴ

ブルース-スパニョーラ-ルンバ・フィルハーモニカ (ボリス・ブラッヒャー)

[ アンコール ]

プリーズ・プリーズ・ミー&オブラディ・オブラダ  (ビートルズ)

ダニー・ボーイ(ロンドンデリーの歌)


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