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2009.06.05日記
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北海道視察の2日目は、赤平市にある株式会社植松電機。
【ある講演会で植松専務にお会いする】
昨年、ある講演会で植松 努専務の講演を聴く機会がありました。
1時間15分ほどの講演だったんですが、最初はボソボソと静かに喋る人で、正直「今回の講演会は外したかな~」と思ったんです。
ボクは、意味なく座っているほど暇ではないので、セミナーや講演会などで、こりゃ外したと思ったら遠慮せずに途中でも帰ることにしているんですね。
参加費を無駄にした上に、時間まで無駄にはしたくないですからね。
で、植松専務の講演ですが、外したかなあと思ったのは最初の5分くらいで、そこからグイグイと話に惹きこまれてしまったんです。
1時間15分、よどみなく、数十枚のスライドを使って、彼が訴えていたのは「夢を諦めない」「この世の中から“どうせ無理”という言葉をなくしたい」「そのために自分は宇宙開発、ロケットの仕事を始めたんだ」ってこと。
(日記の最後に、植松語録載せます)
元々は自動車の電装部品などの修理業を営んでいたそうですが、途中からフォークリフトなどにつけて使う、バッテリー式マグネットの製造を手がけいているそうです。
その会社が、ロケット開発に乗り出したというわけです。
で、講演が終わる時には、すっかり植松ファンになっていました。
名刺交換をするような場ではなかったのですが、ボクは一番前に座っていましたので、植松専務に突撃して名刺交換し、「今度ロケット見に行きます」と約束していました。
念願叶った最高の一日でした。
敷地に足を踏み入れると、さっそくロケットが、ボク達を出迎えてくれます。

無重力実験塔が、目に飛び込んできます。
高さ55メートルのチューブの中を500Kgのカプセルに実験機器を搭載して落下させると、3秒間無重力状態が作り出され、色々な実験データが入手できるとのこと。
こうした無重力状態を実験する施設は、世界に3箇所しかないそうです。
ドイツと岐阜県と、植松さんの工場だけ。
他の施設では、1実験100万円以上の経費がかかるそうですが、植松さんのところではなんと3万円で実験ができるんだそうです。
北海道大学と共同で色々な実験をしたり、NASAからの委託での実験もしているそうです。

植松さんが、子供たち(昨年は年間に3000人以上の子供たちが体験しているそうです)に教えている、ロケットの楽しさを体験。
キットになっていて、楽しくロケットを作ることができます。
プラスティックと紙で作るキットですが、馬鹿にできません。重心の取り方などの構造は本物のロケットとまったく一緒で、実際にロケット燃料で飛ばせるんだそうです。
今回は12人の会社経営者でおじゃましたんですが、全員童心に返って楽しく挑戦しました。

完成したミニロケットに燃料を装着。
発射台にセットして、「3・2・1」カウントダウンして、自分でリモコンのスイッチを押して発射します。
飛行速度があまりにも早くて、写真に収められませんでした。
なんと70~100メートルの高さまで飛んで、パラシュートで降りてきます。

本物のロケットエンジンの燃焼実験を見せてもらいました。
爆音と衝撃がすごいというので、近くでの見学はご法度だそうで、30~40メートル離れての見学だったのですが、カメラを持つ手に強い衝撃を感じ、耳をつんざく爆音がすごかったです。
写真の真ん中辺に写っているオレンジの光が、ロケットエンジンの燃焼です。
燃焼そのものは一瞬にして終わり、奇跡的にカメラに収めることができました。

【植松語録】
最初に1時間の植松専務の講演を聴いてから上のような見学をさせていただきました。
順番が前後しましたが、講演での植松語録をいくつかご紹介します。
・「どうせ無理」という言葉をこの世から無くすために、宇宙開発(ロケット)の事業に乗り出した。
・失敗を避け、「よりよく」を求める人が少なくなってしまった。
よりよくを求めない、実績主義・前例主義が蔓延していると、世の中も会社もダメになっていく。
・やったことがないことをやりたがる人、あきらめない人、工夫する人がこれからの世の中を変えていく。
・「どうせ無理」を「だったらこうしてみたら?」に変える。
・生まれた時からあきらめ方を知っている人などいない。誰かがあきらめ方を教えている。
・「ダメかもしれない」と「できるかもしれない」は、確率は同じです。
・自分は「飛行機やロケットの仕事がしたい」と子供の頃から言っていたが、大人に言われた言葉は?
「できるわけがない」「食えるわけがない」
・できそうなことが夢ですか?食えそうなことが夢なんですか?
・「飛行機やロケットの仕事なんて東大出た人がやることだ。芦別に生まれた段階で無理だ」と言われた。
しかし、自分はライト兄弟が東大を出ていないことを知っていたので、あきらめなかった。
・よりよい未来ではなく、不安を解消することが夢だなんて、まるで戦場のような国だ。
・お祖母さんが言ってくれた言葉「お金はくだらないよ。一晩で価値が変わるから。お金があったら本を買いなさい」
・挑戦も、夢も、アイデアも、新しい提案もみんな、憶測の評論をされる。それに負けてはダメだ。
・「教えてもらわないとできない」から「自分で学ぶ」に変わりましょう。
・「どーせ無理」は楽をするための魔法の言葉。
なにもしなくてよくなる。何も考えなくてよくなる。
・楽をすると無能になる。楽をしてはいけません。楽しみましょう。
・国家主導の「世界初」なんてありえない。世界初はみんな個人の自腹から始まっている。
・人は「やったことがないこと」「知らないこと」にしか出会わない。
・「どーせ無理禁止条例」に批准してください。
これでも、講演のほんの一部なんです。
彼の講演は決して上手ではないと思います。
こんな言葉を次々と繰り出して、説得力があるのは、植松さんが「実践」しているからです。
彼の素晴らしいところは、「実践」が伴っている、ということです。
「実践の人」になりたいとしみじみ思いました。
そして「どーせ無理禁止条例」にぜひ、批准したいと思いました。
(※「批准=その条約・きまりごとを自分の国も取り入れて守ります」という意味)

ATARIMAEプロジェクトを応援しています
【ある講演会で植松専務にお会いする】
昨年、ある講演会で植松 努専務の講演を聴く機会がありました。
1時間15分ほどの講演だったんですが、最初はボソボソと静かに喋る人で、正直「今回の講演会は外したかな~」と思ったんです。
ボクは、意味なく座っているほど暇ではないので、セミナーや講演会などで、こりゃ外したと思ったら遠慮せずに途中でも帰ることにしているんですね。
参加費を無駄にした上に、時間まで無駄にはしたくないですからね。
で、植松専務の講演ですが、外したかなあと思ったのは最初の5分くらいで、そこからグイグイと話に惹きこまれてしまったんです。
1時間15分、よどみなく、数十枚のスライドを使って、彼が訴えていたのは「夢を諦めない」「この世の中から“どうせ無理”という言葉をなくしたい」「そのために自分は宇宙開発、ロケットの仕事を始めたんだ」ってこと。
(日記の最後に、植松語録載せます)
元々は自動車の電装部品などの修理業を営んでいたそうですが、途中からフォークリフトなどにつけて使う、バッテリー式マグネットの製造を手がけいているそうです。
その会社が、ロケット開発に乗り出したというわけです。
で、講演が終わる時には、すっかり植松ファンになっていました。
名刺交換をするような場ではなかったのですが、ボクは一番前に座っていましたので、植松専務に突撃して名刺交換し、「今度ロケット見に行きます」と約束していました。
念願叶った最高の一日でした。
敷地に足を踏み入れると、さっそくロケットが、ボク達を出迎えてくれます。
無重力実験塔が、目に飛び込んできます。
高さ55メートルのチューブの中を500Kgのカプセルに実験機器を搭載して落下させると、3秒間無重力状態が作り出され、色々な実験データが入手できるとのこと。
こうした無重力状態を実験する施設は、世界に3箇所しかないそうです。
ドイツと岐阜県と、植松さんの工場だけ。
他の施設では、1実験100万円以上の経費がかかるそうですが、植松さんのところではなんと3万円で実験ができるんだそうです。
北海道大学と共同で色々な実験をしたり、NASAからの委託での実験もしているそうです。
植松さんが、子供たち(昨年は年間に3000人以上の子供たちが体験しているそうです)に教えている、ロケットの楽しさを体験。
キットになっていて、楽しくロケットを作ることができます。
プラスティックと紙で作るキットですが、馬鹿にできません。重心の取り方などの構造は本物のロケットとまったく一緒で、実際にロケット燃料で飛ばせるんだそうです。
今回は12人の会社経営者でおじゃましたんですが、全員童心に返って楽しく挑戦しました。
完成したミニロケットに燃料を装着。
発射台にセットして、「3・2・1」カウントダウンして、自分でリモコンのスイッチを押して発射します。
飛行速度があまりにも早くて、写真に収められませんでした。
なんと70~100メートルの高さまで飛んで、パラシュートで降りてきます。
本物のロケットエンジンの燃焼実験を見せてもらいました。
爆音と衝撃がすごいというので、近くでの見学はご法度だそうで、30~40メートル離れての見学だったのですが、カメラを持つ手に強い衝撃を感じ、耳をつんざく爆音がすごかったです。
写真の真ん中辺に写っているオレンジの光が、ロケットエンジンの燃焼です。
燃焼そのものは一瞬にして終わり、奇跡的にカメラに収めることができました。
【植松語録】
最初に1時間の植松専務の講演を聴いてから上のような見学をさせていただきました。
順番が前後しましたが、講演での植松語録をいくつかご紹介します。
・「どうせ無理」という言葉をこの世から無くすために、宇宙開発(ロケット)の事業に乗り出した。
・失敗を避け、「よりよく」を求める人が少なくなってしまった。
よりよくを求めない、実績主義・前例主義が蔓延していると、世の中も会社もダメになっていく。
・やったことがないことをやりたがる人、あきらめない人、工夫する人がこれからの世の中を変えていく。
・「どうせ無理」を「だったらこうしてみたら?」に変える。
・生まれた時からあきらめ方を知っている人などいない。誰かがあきらめ方を教えている。
・「ダメかもしれない」と「できるかもしれない」は、確率は同じです。
・自分は「飛行機やロケットの仕事がしたい」と子供の頃から言っていたが、大人に言われた言葉は?
「できるわけがない」「食えるわけがない」
・できそうなことが夢ですか?食えそうなことが夢なんですか?
・「飛行機やロケットの仕事なんて東大出た人がやることだ。芦別に生まれた段階で無理だ」と言われた。
しかし、自分はライト兄弟が東大を出ていないことを知っていたので、あきらめなかった。
・よりよい未来ではなく、不安を解消することが夢だなんて、まるで戦場のような国だ。
・お祖母さんが言ってくれた言葉「お金はくだらないよ。一晩で価値が変わるから。お金があったら本を買いなさい」
・挑戦も、夢も、アイデアも、新しい提案もみんな、憶測の評論をされる。それに負けてはダメだ。
・「教えてもらわないとできない」から「自分で学ぶ」に変わりましょう。
・「どーせ無理」は楽をするための魔法の言葉。
なにもしなくてよくなる。何も考えなくてよくなる。
・楽をすると無能になる。楽をしてはいけません。楽しみましょう。
・国家主導の「世界初」なんてありえない。世界初はみんな個人の自腹から始まっている。
・人は「やったことがないこと」「知らないこと」にしか出会わない。
・「どーせ無理禁止条例」に批准してください。
これでも、講演のほんの一部なんです。
彼の講演は決して上手ではないと思います。
こんな言葉を次々と繰り出して、説得力があるのは、植松さんが「実践」しているからです。
彼の素晴らしいところは、「実践」が伴っている、ということです。
「実践の人」になりたいとしみじみ思いました。
そして「どーせ無理禁止条例」にぜひ、批准したいと思いました。
(※「批准=その条約・きまりごとを自分の国も取り入れて守ります」という意味)

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kowatariさま 「大人のすることをこどもたちが見ている」←そのとおりですね。「社長のすることを社員たちが見ている」←これもありでしょうね。
Posted by 今野 誠一 | 2009/06/08 -
実践している方は本当に言葉の強さが違うんですよね。
全くの同感です。大人のすることをこどもたちが見ている、ということに
Posted by kowatari | 2009/06/07
ひとりの大人として気持ちを引き締めさせられました。
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