今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2009.07.07リーダーシップ
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「~どころではない」「~している場合じゃない」

この頃、「~どころではない」という言葉を聞くようになりました。
マングローブ社内の話ではありません。こうちゃんと書いておかないと、ブログが社内で炎上する場合があります(笑→と書きつつ笑えない)。
 
「~どころではない」
これは、切羽詰った時に口をついて出る言葉ですね。
 
「~している場合じゃない」というのも同じ意味ですが。
「遊んでる場合じゃない」「休んでいる場合じゃない」。
これらは、経営が苦しくなってくると、経営者の頭の中に毎日のように浮かんでいる言葉でしょう。
 
5月にライブをやったのですが・・・・この時も「社長が集まってライブやってる場合じゃないでしょう」というような視線をビシビシ感じましたねえ。
「今野さんは余裕があっていいですね」って、嫌味言われたりしましたね。
ライブの話はともかく、社長が「遊んでる場合じゃない」「休んでいる場合じゃない」という言葉を思ったり言い出すとヒジョーにマズイですね。実にマズイ。
しかし、気持ちは痛いほどわかりますね。
 
社員がガンガン残業し、休日出勤しているのを見ると、社長は安心するんですよね。
「みんな頑張ってるな~~」って。
何度かの危機を経験したのですが、前のボクはそうでした。
ガンガン残業し、休日に社員が出勤していると安心する自分がいました。
休日に来てない社員に目が行っちゃって「あいつはなんで来てないんだ」なんて思ったりしましてね・・。
最悪ですよね。
 
どんなに長い時間働いているか?じゃなくて、彼の、彼女の仕事内容をきちんと見てあげないといけませんな。
まあ、今更言うことでもないんですけどね。
 
で、ですね。今日は何が言いたいかと言いますと、「急がば回れ」ってことですね。
今朝もですね、早朝ジムに行ってきたんですよ。早朝というのは、7時~8時半です。
普段は7時に出社して、ギター触って、それから本を読み(これも仕事なんですよ)、原稿書いて、という時間の使い方なんですが、週に一日か二日はジムですね。
で、このジムに行くのを迷う時があるんですよ。やることが山積みで、焦っている時です。
 
正に「ジムどころじゃない」「ジムに行っている場合か」と思っちゃうわけです。
で、たまにその思いに負けて、ジムに行かずに出社して、必死に溜まっている仕事を片づけないとと焦っている時があるんですよ。
 
さて、問題です。結果的に、どっちが自分にとってよかったと思えるでしょうか?
 
圧倒的に意思を強く持ってジム行きを決行した時のほうなんですよね。
        ジムで走っている時に、行き詰っていたことの対策が思いついたり、出て来ないで困っていた原稿のフレーズが出てきたりすることが多い。
        オフィスに着いて、仕事に取りかかってからのスピードは段違い。ジムに行かずに取り組んでいてもウダウダしていて結局同じになった可能性が高い。
        週の中の自分のリズムを守ったほうが体調もよく、全体としてパフォーマンスが高いし、一定のテンションで、ギスギスした自分にならずに済む。
 
「~している場合か」といって、週に1時間半くらいの時間を惜しんでとことん仕事に時間を回してもあんまり意味はないってことなんですが、それに加えてですね、最後の「ギスギスした自分にならずに済む」というところも大事ですね。
組織長がギスギスした雰囲気でいるとろくなことがないんですよね。余裕を持たないと。 

 
【理念どころじゃない】
 
さてさて、ある社長さんがこう言いましたね。
「こんな時に企業理念なんて言ってる場合じゃないよ」って・・。
これも典型的ですな。
 
ある人は、こう言いましたね。
「そもそも企業理念で飯が食えるかよ」
 
元々、生ぬるいこと言ってるなよ、とばかりに平時でも「理念嫌い」の人は少なくないんですが、普段は理念、理念と言っていたのに、不景気で厳しくなると、とたんに企業理念の看板を下ろす人がけっこういるんですよ。
理由は、「それどころじゃない」・・・ということです。
 
これは決定的にマズイんですよ。
色々格好いいことを言っていたのに、苦しくなると、その看板をすぐにお下ろして、社長が急に「顧客志向」だの「顧客と向き合え」だの言い出します。
ちょっと待ってくださいって。社員は最初から顧客志向だし、顧客と向き合ってるんですって。
顧客志向じゃなく、顧客と向き合ってなかったのは、社長だけだったりするんですよ。
 
苦しくなって、急に社長が顧客と向き合ったからって、何がよくなるわけでもないんですから、慌てて変なこと言い出さずに、今まで「これが大事なんだ」って言っていたことを社長はもっと徹底するべきですし、自分が先頭に立ってそれを実行し、微動だにせず一番生き生きと仕事をするべきなんですよね。
 
ほんと社長って大変ですね。でもしょうがないんですよ、好きでなったんですから。
で、社員以上においしいことも多いから社長やってるんですから、ここはぐっと我慢して、右往左往せずに、余裕のあるふりをしてください。
間違っても非常事態宣言なんかして、社内を真っ暗な雰囲気にしてはいけません。
かえってお客様にいい仕事ができなくなりますよ。
そんな宣言しなくたって、社員は社長以上に事情はわかってますし、やることやってますって。
だから社長も、社員を子供扱いしてなんだかんだ言っていないで、社員以上にやることやればいいとボクは思います。
まあ、商売の内容が最初から世の中に受け入れられないとか、やり方が根本的にマズイとか、そういうことは問題外ですから、別の話ですが。
 
みんなやることやって、それでもダメならしょうがないでしょう。
だいたい社長が騒ぎ過ぎて会社をおかしくしてるってこともあるんですから、よくよく考えて発信しないと。
 
かな~り話が脱線しましたが、今日のテーマは「~どころじゃない」「~している場合じゃない」って、言い始めるとマズイですよ、って話。
「急がば回れ」です。



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この記事へのコメント
  • 杉山さま これはこれはお久しぶりです。ありがとうございます。ご活躍のことと思います。お互いいい仕事しましょう。

    Posted by 今野 誠一 | 2009/07/07
  • 今野さんお久しぶりです~
    ゆりこ杉山です。
    うんうん、わかる~
    こういうときこそ内部強化したいですね

    Posted by 杉山 | 2009/07/07

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