今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2009.07.09今日の日めくり
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一緒になって笑う

【まずはお知らせ】

今野誠一のパーソナルライフ第5回:【空中庭園物語:オフィス編】を更新しました。

自宅とオフィスの空中庭園の草花達をご紹介しているこのシリーズ。
癒されると静かな評判(静かな評判って微妙な言い回し)を呼んでおります。

今回は、アメリカで「エジプトの星の群れ」と素敵な名前で呼ばれている「ペンタス」という花をご紹介しています。
何と言っても花言葉が最高なんですよ。ぜひご覧ください。


【今日の日めくり】

最近、とみに叱れない上司が増えていると、色々な媒体でも読むし、お客様との会話でも話題に出ます。

お客様から「今野さん、マネジャー達に叱り方を身につけさせたいのですが、どうしたらいいでしょうか?」

こういう時の答えは、なかなか難しいんですよ。
それきた、とばかりに自社のマネジメント研修を売り込むような下品な真似は自分にはできませんし。
第一、そんな「叱り方を教える」ようなプログラムは持ち合わせていませんので。

「マネジャー達を、あなたがきちんと叱ったらいいんじゃないですか」

なんて言って、「そうきますか~」って、大笑いしたりするんですけどね。

まあ、いくつになっても人は真似で成長していくものですから、いくら教えても、自分がされていることが基準になったり、されてきたことを自分の部下にもいつの間にかしているものなんですよね。

何ヶ月コースで、叱り方、厳しい指導の仕方というものを教えている講座もあるそうです。
なんと親向けの「子供の叱り方講座」というものも、世の中には存在するんだそうですね。
いやはや、叱り方をお金を払って教えてもらおうという人もすごいし、そんな講座で儲けようと考える人もすごいと変に感心している今日この頃です。

さてさて、叱る、に関してのマジメな話なんですけども・・・・。

入社後数年間の若い社員に対しての叱るマネジメントは仕方がないですね。

基本的なことをちゃんとしていないと、社員の立ち居振る舞いで会社のレベル、サービスレベルを判断されてしまうのは仕方のないことですからね。
若いうちしか、立ち居振る舞いの教育はできないですからね。

ビジネスマンになって10年も経って、時間を守れだの、お客様の前で携帯メールを見るなよだの、敬語の使い方だの、約束を守れだの、そんなことで叱ることはできないですものね。

立場柄、営業を受ける機会も多いのですが、「おいおいビジネスマン何年やってるんだよ」「会社でどんな教育受けてるんだよ」と感じる人にたまに会いますね。
これはいかんです。商品やサービスの売り込み以前の問題です。

この時代(入社数年で基本のできていない時代)には、はっきり言って「叱り方」など考える必要はないと、実はボクは思っています。
昔のボク(マネジャー時代)は完全なるボスキャラ(今もそうだと思われているフシはありますが自分では変わったと思ってます)だったので、何かあるとドカーンと雷を落としていました。
これって、大事なんですよね。

特に営業マンはそうでしょうが、社外に出ると叱られたり、理不尽なことを言われながら追い返されたり、いくらでも惨めな目にあいますが、そんなことに負けていたら生きていけません。
厳しい上司に厳しくビシッと叱られながら基本的なことを身につけていくだけではなく、変な話ですが、叱られ慣れていくもんだと思うんですよね。
打たれ慣れていないと、世の中では生きていけません。
打たれ慣れさせるのも、部下への愛情ってもんです。

入社後数年経った中堅社員からマネジャーくらいのレベルになると、そんな細かいことでは叱れないですから、会社が大事にしている姿勢(固く言えば行動規範のようなものですかね)に反した言動をした時とか、人の道に外れた行動を取った時には、遠慮なくビシッと言うほうがいいですね。

さて、経営幹部レベルになると、そんなことで叱るレベルでは元々困りますよね。
このレベルになると、

・決めた戦略を実行しないで放置していた場合
・部下に対してでも、お客様に対してでも、人に対して魂を持って接していないなあ、と感じた場合

この二つに関しては、どんなに相手がオジサンであっても、叱り飛ばさなくてはいかんですね。

経営幹部というものは、「経営戦略を立案し、チームに実行してもらって成果を上げること」
「人に対して魂を持って接して、人間関係を作っていくこと」
この二つのことで給料をもらっているわけですから、叱るべきですし、いくら言っても駄目な場合は退場を命じるべきです。

さて、長くなりましたが、今日の日めくりは、自戒の念を込めての掲載です。
上に書いたように、必要性があって、役割としてきちんと道に沿うように指導したり、道に背いたら意思表示することは大切ですが、腹を立てて、腹いせに感情をぶつけるコミュニケーションは最悪ですね。

普段は、一緒になって笑い、日々の仕事をチームとして楽しんでやらないと、社員が持っている力を存分に発揮することができませんし、悪いほうに悪いほうに事態が回転していきますね。

ごくたまに本当に大切なことに関してビシッと言うから意味があります。

しょっちゅう叱っていると、それは単なる狭量で嫌味な「嫌なオヤジ」ですよね。


DSC03067.jpg

腹を立てても問題は解決しないし、人がもっと良くやる助けにも
ならない。しかし、一緒になって笑うなら、その場のストレスを
軽減し、物事を好転させることができる。


Getting upset seldom solves the problem or helps people do better,
whereas a good laugh together can relieve the stress of the situation
and turn things around.


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この記事へのコメント
  • 小川さま コメントありがとうございます。S君は日増しに存在感を発揮してくれています。一流のコンサルタントになる素養は素晴らしいものがあると感じています。今後とも応援よろしくお願いいたします。

    Posted by 今野 誠一 | 2009/07/10
  • はじめまして、マングローブ様。
    新入社員のS君と小中学校時代の同級生だった小川と申します。

    S君が早稲田大学に入学したあたりまでは風の噂で聞いたのですが、まさか一流企業のマングローブに入社していたとは・・・。
    つい最近知って驚きました。
    入社から3ヶ月経ちましたが、S君はお役に立てていますでしょうか?

    彼は小学校の頃から頭脳明晰で、同級生である僕から見ても「末は博士か大臣か」と思っていたものです。
    もちろんその頃は子供らしいあどけなさもあったのですが、今や立派な社会人なのですねぇ。
    入社式の時のブログの写真を拝見しましたが、昔とは違いすっかり凛々しく逞しくなっていて感動しました。

    改めましてマングローブ様、S君をこれからもどうぞ末永くよろしくお願い致します。
    S君にもよろしくお伝えください。

    Posted by 小川 | 2009/07/10

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