今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2009.07.14組織風土
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イズムの功罪?

【GOOD & NEW】
 
毎週月曜日の朝、恒例の全員会議をしていますが、メインイベントはマングローブの30ブロックの取り組み共有。
GOOD & NEWの変形版です。
GOOD & NEWとは、教育者のピーター・クライン氏が提唱したグループ活性化のための方法。
グループのメンバーが一人ずつ、過去24時間以内に起こったなにかよい出来事や新しい体験などを発表していきます。
ボールを回しながら、それを持っている人が発言し、次の人にパスしていくというやり方をすると活性度が増すと言われています。
 
これを応用して、30ブロックの中からひとつのテーマについて一週間取り組んでみて、よかったこと新しい体験を発表しあうことにしているわけなんです。
 
これは30ブロックの浸透に寄与するだけではなく、一週間を前向きに始められるということで、とてもいい方法だと思っています。
ただ、問題が二つあります。ひとつは時間がかかるということ。
もうひとつはマンネリ化との戦いです。
この方式を何年もやってきたのですが、形式的になってきている面も否めません。
しかし、マンネリ化を恐れてコロコロやることを変えていると、当初の目的(30ブロックをみんなで意識する)が怪しくなります。
 
試しに全員ではなく、代表で5人の人に発表してもらう方法にしてみたんですが、GOOD & NEWは全員でやってこそ意味があるということがわかりました。
簡略化してしまうと役に立たない仕組みというものがあります。
 
何事も実際やってみて試行錯誤してこそわかるんですね。
もっといい方法がないか考え続けようと思います。
 
 
【共有の難しさ】
 
組織の中で、色々なことを共有していくことの意味は大きいですね。
「共有」は、マングローブの提唱している社員が幸福感を感じていくために必要な5感(安心感、連帯感、熱中感、成長感、重要感)の中の「連帯感」を醸成するためにどうしても必要なものです。
 
組織の中で共有しなくてはならないのは、顧客情報・経営情報・仲間の人となりの3つだとボクは考えていますが、一番難しいのは実は「仲間の人となり」なんです。
なぜかと言うと、情報は簡単に流通させられますが、人に関しては自分をさらけ出せる人とそうでない人がいるということなんです。
これが実に難しいことなんですね。
 
上に書いた毎週月曜日の全員によるGOOD & NEWは、いつも自分を表現していたいボクにとってはとても快適な時間なんですが、これを苦痛と感じる人も実はいるわけなんですね。
数年前のことですが、この30ブロックの発表が苦痛だということで退職した人も実はいたんですね。
考えようによっては、こういう発表が個人をさらけ出させられる苦痛なことだととらえる人もいるということなんです。
 
 
【イズムの功罪】
 
イズムというのは、良いほうに作用すれば大きな力になりますが、悪いほうに作用すると人を排除する理由にもなるとても難しいことなんです。
できることなら、こういうことが苦手な人でも辞めなくてもいい会社にしたいというのが本音なんですが、参加してもしなくてもいいよ、ってしてしまうとマングローブらしさを作っていくことができなくなると思えてやめることができませんね。
本当に悩ましいことです。
 
ボクは、社員一人ひとりにいつも自然体でいてほしいと思っているわけなんですが、かといってみんなで一緒に何かやることが嫌いな人がいると本当に困ってしまうわけなんです。
京セラの稲盛さんはキッパリおっしゃっています。
イズムに合わない人は辞めてもらえばいいんだと。

ボクは絶対そうは思えないので、いつも苦悩しながら経営しているわけなんです。
マングローブの、何でも一緒にみんなで盛り上がる体質が嫌で辞めていった人もいるんですね。
ボクにとってはそれが自然体でも、ある人にとってはそれが苦痛になるのは当たり前。かといって全員が好きなようにすると組織には一体感が生まれない。
 
みんなが自分の好きなスタイルで自然体でやっていて、それでいて一体感もあり、マングローブイズムも形作れる、そんなやり方はないのかなあ、ってず~~っと考え続けているわけなんです。
 
ボクがリクルート出身ということで、マングローブをよくリクルート的風土と言う人がいるんですけど、全然違うんですよ。
少なくてもボクは違うものを目指しているんですけどね。
ボクの本音は、どんな人でも集える会社だったんです。
でもそんなことをしていると儲けることができずにつぶれていくことになります。
今は競争に勝たないといけないわけですから、全員が自然体で生き生き働ける、なんて悠長なことを言っていると生き残ることができない世の中です。
 
でもボクは挑戦したいんですね。
社員が仮にどなたかに質問されたとします。
「なんでマングローブにそんなに長くいるんですか?」って。
 
ボクはこう答えてほしくて経営してるんです。

「マングローブにいたおかげで自由に自分の可能性を試し、広げることができたんです」

「ことさらに無理しないでも、自然体でやっていけるのがマングローブの不思議なところなんです」

「当たり前のことを自然に当たり前にすることを大事にしている会社でした」
 
 
この頃ボクの心の中に芽生え始めているのは、「イズム」のない会社こそいい会社なんじゃないかという漠然とした思いです。
 
いよいよ話が支離滅裂になってきましたので、中途半端ですがやめにします。
 
支離滅裂になっている時ほど、ボクの本音のブログです。
理路整然としている時は、形を作っている場合があります(苦笑)。


【今日の日めくり】

いい日めくりなんですが、上に書いたように、全員がオープンで正直でいることはとっても難しいことなんです。

理想と現実ですね。

 DSC03107.jpg

自分についてオープンで正直になれるのは素晴らしいこと。
例えば、好き嫌い、問題、さらに自分の欠点や失敗について
さえも。オープンであることと正直さは、良き関係に不可欠な
要素である。

It's wonderful to be able to be open and honest about 
yourself-your likes and dislikes, problems, and even 
your weakness and mistakes-becauseopenn ess and 
honesty are the building blocks of sound relationships.



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この記事へのコメント
  • kugisanさま いつも支離滅裂なんて、そんなご謙遜を・・・。お互い、毎日よく続いてますなあ・・。

    Posted by 今野 誠一 | 2009/07/15
  • たまに支離滅裂なところを明らかにする今野さん、なかなかカッコいいですよ。僕はいつも支離滅裂なのでカッコ悪いですが(苦笑)。

    Posted by kugisan | 2009/07/15

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