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2008.11.16若手の成長
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「若手社員仕事ができる化プロジェクト」が進行中です。
協力者を増やすためには、「信頼を勝ち得る」ことが必要。
そのためには、「オープンマインド」「約束を守る」「誠意を持って謝る」ということが必要、という話を続けています。
昨日までの「オープンマインド」「約束を守る」に続いて、今日は「誠意を持って謝る」です。
「誠意を持って謝る」については
・ 過ちを認める
・指摘を受け入れる
・相手も許す(逃げ道を作る)
の3つです。
①過ちを認める
【自分の過ちを認めて改める】
オープンマインドの一部とも言えるのですが、特に取り出して一項目にしているのは、それだけ重要なことだと思うからです。
それだけ、人間は他人の過ちには敏感なのですが、自分の過ちは容易に認めにくい性質があります。
論語の学而(がくじ)篇から出典のことわざを一つ。
「過即勿憚改」
「過ちて 即ち 改むるに 憚ることなかれ (あやまちて すなわち あらたむるに はばかることなかれ)」
過ちを犯したと気が付いたら、体裁や体面を気にすることなく、すぐに改めよという戒めですね。
自分の過ちをなかなか素直に認めることができず、あれこれ言い訳し、格好をつけようとする姿勢がますます信頼を失っていくという愚を犯している人が多いと思います。
そうした態度は人から見透かすかされるものであり、さらなる幻滅につながってしまうのです。
このような態度は、結局は自分の度量を狭め、人間関係がスムーズにいかない、協力体制がとれない原因ともなっているのです。
ミスをしたり、過ちをして指摘されることは誰にでもあることで、仕事にはつきものです。
しかし、そのことにどう向き合い、どう受け入れるかで、その人の度量がわかり、人からの評価も決まっていくのではないでしょうか。
人からの指摘や、自分の弱さと向き合い、真摯に行動をしている人には、協力者が自然に現れます。
自分の失敗や人からの指摘に、前向きにすぐに反応して、改善し成長しようとする人に周囲は協力を惜しみません。
【強みでこそミスが起こる】
ここでもう一つことわざを見てみましょう。
『善く泳ぐ者は溺る(よくおよぐものはおぼる)』
人は自信を持ち過ぎると、しばしば得意とすることで失敗しやすいということですね。
正式には「それ善く游ぐ(およぐ)者は溺れ、善く騎る(のる)る者は堕(お)つ。各(おのおの)その好む所を以て(もって)反って(かえって)自ら禍(わざわい)を為す(なす)」とあります。
つまり、自分が不得意で、用心深く慎重に行動している場合は、ミスは起きにくく、むしろ自信を持って得意になっているときに起きるのだという教えなのです。
ここに大きな落とし穴が待っています。人は得意なことのほうがミスをしやすいものなのですが、得意なことで失敗した時ほど、それを認めることに抵抗があるものなんです。
場合によっては、失敗そのものを隠せるものなら、人に知られないで済ませたいという心理状態になってしまうこともあるのです。
自分の過ちを認め、誠意を持って謝ることはそれだけ難しいものです。
【社員が上司にミスを認めること】
またひとつ角度の違う話をします。
マングローブはコンサルティング会社として、多くのお客様の経営支援をしているわけですが、逆の立場で、色々な仕事を社外の方に支援していただいています。
・ 給与の処理や社会保険の手続き
・ 会計の処理と決算業務
・ コンピュータシステム関係の構築と維持メンテナンス
等々・・・専門家の方にお任せしたほうがいい仕事です。
仕事をお願いしていて、ミスが起こった時にその会社の組織力がわかるんです。
対応が大きく二つに分かれます。
一つは、ミスについて現場の処理で片付けてしまい、次につながらない会社です。
もう一つは、すぐさま上司や社長から謝りの電話がかかってきて、今後の対応についても説明がなされる会社です。
前者は、ミスが起こったことを恐らく現場担当レベルで処理していて、会社のトップまで報告がされる体質にないということでしょう。
後者は、現場担当者が自分のミスと向き合って、上司にきちんと報告して対処について相談しているということ。
組織として会社としてきちんと対応しようという姿勢が見えるということです。
この話の肝は、組織的に仕事をしていることの価値ということでもあるのですが、社員が上司に対して自分のミスをきちんと認めて報告・相談しているということにあります。
② 指摘を受け入れる
問題を指摘された場合は、自分の成長のチャンスであり、さらには人間関係を成長させる最大のチャンスと考えるべきなんですよ。
問題の指摘甲斐のない人と思われてしまえば、以後その人は問題を指摘してくれなくなります。
「指摘されるうちが花」とは、本当にそうだと思います。
そして、指摘に四の五の言い訳をする暇があれば、真摯に受け止めて、次に何をすべきかを考えて取り組むことです。
指摘に言い訳や反論ばかりして、自分の世界に入り込んで、失敗の上塗りばかりしているから、信頼が無くなるんです。
人間関係をダメにしてしまうんですね。
目的に向かって、うまく進んでいない時に、お互いに指摘しあって、その指摘を素直に受け入れて改善に取り組む姿に人は信頼を感じ、チームワークができていきます。
自分に素直になれないから、人の具体的な指摘を受け入れることができない。
チームメンバーや周囲の人の指摘やアドバイスに素直に耳を傾けて受け入れることのできるビジネスマンは、着実に成長していくということを知らなくてはいけません。
協力者を増やすための大きなポイントの一つが、自分の失敗を人のせいにしないことなんですよ。
失敗に向き合って、ひたむきな努力を続けていれば、チームメンバーや周囲の人の協力を得て、必ず事態は好転しますし、成長する時が来ます。
③ 相手も許す(逃げ場を作る)
【親しいほど過ちが許せない】
指摘された側が、心を強く持って、それを受け入れ、次につながる動きをすることが大事なのと同じように、指摘した側にもそれを許す度量が必要です。
難しい言葉になりますが「逃げ場が、次の行動に繋がっていく」ということを覚えておいてください。
どんなにその指摘が「正しいこと」であっても、逃げ場なく、完膚なきまでに叩きのめされると、人は受け入れることができず、感情は憎しみに変わっていきます。
悪いことに、人は親しければ親しいほど、過ちを見逃すことができずに、とことん追求し、逃げ場をつくらずに攻め立ててしまうものです。
親しくなれば、思いが通じ合って人間関係はうまくいきそうなものなのですが、なかなかそうはいかないということです。
長くうまくやっていた経営チームなどが、突然崩壊してしまうようなことがありますが、たいていこういうことが原因になるものです。
自分に余裕ができれば、他人を許す気持ちも生まれますが、精神的にも体力的にも余裕のない時、多くの人はイライラして人に厳しくなるものです。
【自分の過ちを認める=許せるということ】
素直に自分の過ちを認める人は、たいてい他の人の過ちも許すことができる人が多いものです。
素直に自分の過ちを認められない人は、たいてい他の人の過ちを許すことができません。
素直に過ちを認めることができる人に対して、人はよい印象を持ちますが、これは、将来の自分の過ちも、そのような人からは許してもらえるという安心感が働くからではないでしょうか。
逆に、素直に過ちを認めない人に、人が不快感を感じるのは、将来の自分の過ちも許してくれないだろう、という不安感が働くわけなんですね。
協力者を増やすためには、「信頼を勝ち得る」ことが必要。
そのためには、「オープンマインド」「約束を守る」「誠意を持って謝る」ということが必要、という話を続けています。
昨日までの「オープンマインド」「約束を守る」に続いて、今日は「誠意を持って謝る」です。
「誠意を持って謝る」については
・ 過ちを認める
・指摘を受け入れる
・相手も許す(逃げ道を作る)
の3つです。
①過ちを認める
【自分の過ちを認めて改める】
オープンマインドの一部とも言えるのですが、特に取り出して一項目にしているのは、それだけ重要なことだと思うからです。
それだけ、人間は他人の過ちには敏感なのですが、自分の過ちは容易に認めにくい性質があります。
論語の学而(がくじ)篇から出典のことわざを一つ。
「過即勿憚改」
「過ちて 即ち 改むるに 憚ることなかれ (あやまちて すなわち あらたむるに はばかることなかれ)」
過ちを犯したと気が付いたら、体裁や体面を気にすることなく、すぐに改めよという戒めですね。
自分の過ちをなかなか素直に認めることができず、あれこれ言い訳し、格好をつけようとする姿勢がますます信頼を失っていくという愚を犯している人が多いと思います。
そうした態度は人から見透かすかされるものであり、さらなる幻滅につながってしまうのです。
このような態度は、結局は自分の度量を狭め、人間関係がスムーズにいかない、協力体制がとれない原因ともなっているのです。
ミスをしたり、過ちをして指摘されることは誰にでもあることで、仕事にはつきものです。
しかし、そのことにどう向き合い、どう受け入れるかで、その人の度量がわかり、人からの評価も決まっていくのではないでしょうか。
人からの指摘や、自分の弱さと向き合い、真摯に行動をしている人には、協力者が自然に現れます。
自分の失敗や人からの指摘に、前向きにすぐに反応して、改善し成長しようとする人に周囲は協力を惜しみません。
【強みでこそミスが起こる】
ここでもう一つことわざを見てみましょう。
『善く泳ぐ者は溺る(よくおよぐものはおぼる)』
人は自信を持ち過ぎると、しばしば得意とすることで失敗しやすいということですね。
正式には「それ善く游ぐ(およぐ)者は溺れ、善く騎る(のる)る者は堕(お)つ。各(おのおの)その好む所を以て(もって)反って(かえって)自ら禍(わざわい)を為す(なす)」とあります。
つまり、自分が不得意で、用心深く慎重に行動している場合は、ミスは起きにくく、むしろ自信を持って得意になっているときに起きるのだという教えなのです。
ここに大きな落とし穴が待っています。人は得意なことのほうがミスをしやすいものなのですが、得意なことで失敗した時ほど、それを認めることに抵抗があるものなんです。
場合によっては、失敗そのものを隠せるものなら、人に知られないで済ませたいという心理状態になってしまうこともあるのです。
自分の過ちを認め、誠意を持って謝ることはそれだけ難しいものです。
【社員が上司にミスを認めること】
またひとつ角度の違う話をします。
マングローブはコンサルティング会社として、多くのお客様の経営支援をしているわけですが、逆の立場で、色々な仕事を社外の方に支援していただいています。
・ 給与の処理や社会保険の手続き
・ 会計の処理と決算業務
・ コンピュータシステム関係の構築と維持メンテナンス
等々・・・専門家の方にお任せしたほうがいい仕事です。
仕事をお願いしていて、ミスが起こった時にその会社の組織力がわかるんです。
対応が大きく二つに分かれます。
一つは、ミスについて現場の処理で片付けてしまい、次につながらない会社です。
もう一つは、すぐさま上司や社長から謝りの電話がかかってきて、今後の対応についても説明がなされる会社です。
前者は、ミスが起こったことを恐らく現場担当レベルで処理していて、会社のトップまで報告がされる体質にないということでしょう。
後者は、現場担当者が自分のミスと向き合って、上司にきちんと報告して対処について相談しているということ。
組織として会社としてきちんと対応しようという姿勢が見えるということです。
この話の肝は、組織的に仕事をしていることの価値ということでもあるのですが、社員が上司に対して自分のミスをきちんと認めて報告・相談しているということにあります。
② 指摘を受け入れる
問題を指摘された場合は、自分の成長のチャンスであり、さらには人間関係を成長させる最大のチャンスと考えるべきなんですよ。
問題の指摘甲斐のない人と思われてしまえば、以後その人は問題を指摘してくれなくなります。
「指摘されるうちが花」とは、本当にそうだと思います。
そして、指摘に四の五の言い訳をする暇があれば、真摯に受け止めて、次に何をすべきかを考えて取り組むことです。
指摘に言い訳や反論ばかりして、自分の世界に入り込んで、失敗の上塗りばかりしているから、信頼が無くなるんです。
人間関係をダメにしてしまうんですね。
目的に向かって、うまく進んでいない時に、お互いに指摘しあって、その指摘を素直に受け入れて改善に取り組む姿に人は信頼を感じ、チームワークができていきます。
自分に素直になれないから、人の具体的な指摘を受け入れることができない。
チームメンバーや周囲の人の指摘やアドバイスに素直に耳を傾けて受け入れることのできるビジネスマンは、着実に成長していくということを知らなくてはいけません。
協力者を増やすための大きなポイントの一つが、自分の失敗を人のせいにしないことなんですよ。
失敗に向き合って、ひたむきな努力を続けていれば、チームメンバーや周囲の人の協力を得て、必ず事態は好転しますし、成長する時が来ます。
③ 相手も許す(逃げ場を作る)
【親しいほど過ちが許せない】
指摘された側が、心を強く持って、それを受け入れ、次につながる動きをすることが大事なのと同じように、指摘した側にもそれを許す度量が必要です。
難しい言葉になりますが「逃げ場が、次の行動に繋がっていく」ということを覚えておいてください。
どんなにその指摘が「正しいこと」であっても、逃げ場なく、完膚なきまでに叩きのめされると、人は受け入れることができず、感情は憎しみに変わっていきます。
悪いことに、人は親しければ親しいほど、過ちを見逃すことができずに、とことん追求し、逃げ場をつくらずに攻め立ててしまうものです。
親しくなれば、思いが通じ合って人間関係はうまくいきそうなものなのですが、なかなかそうはいかないということです。
長くうまくやっていた経営チームなどが、突然崩壊してしまうようなことがありますが、たいていこういうことが原因になるものです。
自分に余裕ができれば、他人を許す気持ちも生まれますが、精神的にも体力的にも余裕のない時、多くの人はイライラして人に厳しくなるものです。
【自分の過ちを認める=許せるということ】
素直に自分の過ちを認める人は、たいてい他の人の過ちも許すことができる人が多いものです。
素直に自分の過ちを認められない人は、たいてい他の人の過ちを許すことができません。
素直に過ちを認めることができる人に対して、人はよい印象を持ちますが、これは、将来の自分の過ちも、そのような人からは許してもらえるという安心感が働くからではないでしょうか。
逆に、素直に過ちを認めない人に、人が不快感を感じるのは、将来の自分の過ちも許してくれないだろう、という不安感が働くわけなんですね。
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