今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2009.08.01日記
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中途半端

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【あるボーリング大会】
 
昨日の夜、3社対抗のボーリング大会に参加しました。
久々のボーリング大会でしたが、気持ちよかったです。
ストライクが出た時の爽快感は格別です。
 
詳しくは、パフ社の釘崎社長のブログに彼一流のドキュメントでレポートされてます。
こういうドキュメントを書かせたら右に出る者はいませんな。
臨場感がありますね。


選手宣誓をしました。

DSC03280.jpg
 
ところで自分の成績は??
チームとしては、3社のうちの2位。
個人としても、特別下手なわけでもないが、かといってうまいわけでもないという結果。
しかも、2ゲームマッチだったのですが、1ゲーム目も2ゲーム目もほとんど変わらないという安定した結果です。
 
実に中途半端な結果です。
これがいいんですよねえ。
こういう時は中途半端が一番いいです。
 
 
【中途半端の美学】
 
「中途半端」という言葉は、あまり嫌いな言葉ではありません。
嫌いな言葉じゃないというもの、微妙な言い方ですが、しかし「中途半端という言葉が好き」というのもどうもねえ・・・。
 
自己分析すると、ボクはこれといって人より抜きん出たところがない人間なんですよね。
それなのに、興味関心だけはやたらに広いですね。好奇心って言うんですかね。
 
昔は勉強が好きでけっこう成績もよかったんですけどね、高校時代に音楽にはまってから成績もイマイチになりました。
かと言って音楽で身を立てるレベルだったかというと、好きと才能とは当然別で全然ダメでした。
どっちかというと音痴で歌もダメだったし、しかも不器用で楽器も全然うまくなりませんでした。
才能があれば絶対プロになりたいと思っていました。
体育の時間が一番苦手な時間で、何やってもダメでした。
小学校の時は逆上がりは最後までできませんでした。
中学校の時はバレーをやってもスパイクができませんでした。
泳ぎがダメで、今も泳げません。虚弱体質で病気がちで、体も180センチを越えるのに体重が60キロちょっととガリガリの弱い子ちゃんでした。
 
リクルートに入っても、皆より話も下手で、文章もほどほどで、人と会うのに緊張もするし、うっかりものなので仕事のミスも多くて、何で将来身を立てていけばいいんだか、よくわからない時期が長かったと思います。
 
要するに、何をやってもダメなことのほうが多い劣等生だったんですよね。
 
ところが徐々にボクは変わりました。
どんなことでも「何とかする」ということを覚えたんですよね。
ダメなことでも、努力すればそこそこにはなれることをリクルートで体験したんですね。
 
けっこう努力したんですよね。
ちゃんと基本から習えばおおよそのことは、そこそこにはなれると思えるようになったんです。
 
スポーツは何をやってもダメだったので、仕事上必要だったゴルフも苦労しました。
最初やった時は140くらい叩いたのでは?よく覚えてないですけどね。
よくても108の煩悩。仕事上のゴルフでも人に迷惑をかけるので、いつも苦痛でした。
これはいかんと、ティーチング・プロについて習うことにしました。
半年くらい通って、みるみるうちに100を切れるようになり、90くらいでは回れるようになりました。
スポーツは何をやってもダメだった自分が、基本から習えばそこそこになれる、ということを体験しました。
 
あまりにも歌が下手だったボクは、必死に歌の練習をすることにしました。
これは独学でしたが、なんとか普通に歌えるようになり、その後必死にハーモニーの練習をしました。
ギターも人前で演奏すると「とても聞けたもんじゃない」と言われたレベルだったので、毎日30分くらい必死に練習してようやく人並みに弾けるようになったんです。
どうしてもダメだったのは、高い声が出なかったことですが、これはあるボーストレーナーについてレッスンすることで、2度くらい(2回という意味ではなく音階の話)は高い声が出せるようになりました。
 
リクルートのコピーライターの試験を受けて落ちてしまった文章を書くレベルも、宣伝会議という雑誌のコピーライター養成講座を受けることで、ほどほどになることができました。
 
その結果として、いろんなことが中途半端にできる自分が出来上がりました。
 
さて、話が長くなってしまいましたが、ボクが何を言いたいかというと、中途半端というのはそう悪いことじゃないんだということなんです。
 
中途半端というのは、二つの意味で魅力的なことなんです。
 
一つは、発展途上のうちは努力することができるということです。
中途半端を辞書でひくと・・・
 
『[名・形動]始めた物事が完了しないでいること。態度などが徹底せず、どっちつかずの状態であること。また、そのさま。「何をやらせても―で終わる」「―な態度」』
 
えらくネガティブな内容が出てきますが、そんなことはないとボクは思ってます。
「始めた物事が完了しないでいること」→これがいいんです。
これが生きる意味なんですよ。
完成されたらもう落ちるだけなんです。
あるいは維持するのがえらい大変なんです。
いつまでも発展途上でいることが必要なんですよ。
 
中途半端は二つの意味で魅力的だと言いました。
二つ目は一つ目より重要です。
それは「中途半端こそが普通であり、一番自然なことなんだ」ということなんです。
これは誤解も生むのは分かっているんですが、中途半端こそが人生だとボクは思うんですね。
 
スポーツはうまくなると、そのことの維持に神経が疲れるようになります。
一番でいると、二番にならないために無理しなくてはならないんです。
自分のことを一流ぶってしまうと、いつまでも一流のフリをしなくてはなりません。
完成したと思ってしまうと、上から目線の謙虚さのない、嫌らしい人間や会社になってしまいます。
 
三流ではダメですが、二流は悪いとは思いません。
一流っぽい会社の三流社員ほど始末の悪いものはないんですね。
流れ上、ちょっとだけ仕事がらみになっちゃいますけどね、コンサル会社とのつきあいは注意が必要なんです。
どんなに一流っぽいコンサル会社でも、担当してくれるコンサルタントが三流なんてごく当たり前にあることなんです。一流っぽい社長が営業に来て、いい話聞いたと思って依頼したら来たコンサルがくだらないコンサルタントなんてことは日常茶飯事でしょう。これはコンサルティング会社の問題点です。
大いなる二流宣言です。
一流「っぽい」というのが、一番始末が悪いです。
 
あらら、よけいな話になってきました。
 
話を戻しましょう。
 
やることなすこと中途半端な社員を見捨てちゃいけないんですよ。
ボクは社会人の最初の頃に、そんな社員を見離さない上司に会ったから今の自分があるんですね。
 
今が中途半端でも、自分を何とかしたいというまじめに努力する姿勢がある社員を見捨ててはいけません。
頑張っているフリをして、適当に世渡りをしていく社員はすぐにクビです。
 
ずいぶん長くなってしまったのでこれくらいにします。
元はと言えば、ボーリングの話から始まったんでした。
このブログも「中途半端」でしたね。
 
「中途半端」については、また書きます。


ボクの書いた本です。なかなかいい感じに仕上がってます。
book_cover.gif
           

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