今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2009.08.26リーダーシップ
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つめこみ教育の勧めⅡ

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【8月26日2回目の更新。最初の『パーソナルライフ「環境」更新』もご覧ください】

前職、某社の人事部長時代、新任管理職に昇進した時の教育には腐心していました。

何ごとも最初が肝心だと思うからです。
試行錯誤していましたね。
 
就任直後に、まだ管理職としての仕事も始めていない間に、色々つめ込んでもしょうがないので、就任時には簡単なガイダンスと社長の期待のスピーチだけにして、しばらく見よう見真似で苦労してもらってから(数ヵ月後)、マネジメントの考え方や、実践、そして人物研究を通して、自分の生き方を考えてもらうような研修を一から組み立てました。
 
その後は、社内ビジネススクールを開校し、希望者がファイナンスや、ヒューマンリソースや、マーケティングや、経営計画のノウハウなどを学べるようにしていました。
(これは経営の理解をあんまり得られず、開校してまもなく閉校に追い込まれたんですけどね)
 
この頃から思っていたことは、教科書的にマネジメントとは何か?とか、ちょっとしたケーススタデイをやったり、絞り込んでやっていても中途半端では、だいたいその場限りになってしまうということでした。
 
独立して、組織・人事のコンサルティングを事業としてやるようになって、リーダー研修、マネジメント研修の類で、留意する点として3つあるのですが、すべてその頃の経験に基づいています。この件でも最も大きなポイントは、昨日書いたと同様に「つめこみ教育」ということです。
 
1.    組織長として必要でこれを身につけると80%OKという内容を網羅性をもってプログラム化する。
2.    受講生が自分で考え、受講生同士の考えをぶつけ合うプログラムを基本にする。
3.    ありきたりでない、あの手この手の手作り研修を作り上げる。
 
繰り返しになりますが、大事なことは最初のうちに組織を運営していくために必要なことを、一気に網羅性を持って学ぶということです。
 
先輩マネジャーの背中を見て、見よう見真似で試行錯誤しているだけでは、いつまで経っても素人マネジャーから抜け出すことができません。
 
ボクが組織長の基礎力として、最初の時期に一気に学ぶべき分野(必要な力)は、6つあると思っています。
 
1.    自分が預かるメンバーを深く理解する力
2.    メンバーの育成計画を立て実践していく力
3.    目標を設定し、実行を評価していく力
4.    自分なりのリーダーシップスタイルを構築する力
5.    企業理念とリンクした、自分のチームの理念・ミッション・ビジョンを立案する力
6.    チームの経営計画を立案し、運営していく力
 
これらの6つを「組織マネジメント力」と呼んでいます。
 
この6つの必要な力を例えば、1泊2日なら1泊2日の時間の中で、一気に全体像を理解できるレベルでつめこみ教育をします。
その時に100%でなくても全然かまいません。大事なのは、「一気に全体像を視野に入れる」ということです。
それができれば、いつでも基本に戻って復習したり、応用していったりすることができます。
無駄になってしまうのは、必要なことを時間をかけて数年間にダラダラ学んでいくようなやり方です。これは、やった順番に忘れていくのが関の山です。
 
とにかく、「早い時期に、一気に全体像をつめこむ」ことをお勧めします。



ボクの著書です。いい感じに仕上がりました。
book_cover.gif
           

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