今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2009.08.29日記
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高野登氏講演会

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先日、笑顔クラブという団体さん主催の講演会にお誘いいただいて、参加してきました。

講師は、かの有名なリッツカールトン日本支社長の高野登さんです。

高野さんの講演を聴くのは数回目になりまして、いつもだいたい同じお話をされるのですが、そのたびインパクトのポイントが違うので、楽しみに参加しました。

思いつくままに、感じたことを書いておこうと思います。


【言葉の粒子の細かさということ】

今回の講演で、最も感じ入ったのは、この「言葉の粒子の細かさ」ということでした。

高野さんの講演術の師匠は、元IBMの人と経営研究所、所長の大久保寛司さんだそうです。

大久保さんのことを、高野さんは「大久保さんの話は、言葉の粒子が細かいので、多くの人の心に入っていく」と表現されていました。
そして「一回の講演の中で、参加者の一人ひとりと数回は直接相対するようなつもりで話しかける人」とおっしゃっていました。特に後者の心構えを、高野さんは大久保さんから教えていただいたそうです。

「言葉の粒子を細かくする」
人間は言葉で生きている以上、言葉使いの達人こそが、人生の達人ということになるでしょう。
たくさんの美しい言葉を知って、一人ひとりの心に染み入るようなきめ細かい言葉の使い方をできるように、さらに学んでいきたいと気持ちを新たにしました。

 
【自分の仕事から世界をイメージする】
 
順番は前後するのですが、講演の枕として、伊那市にある、「菓匠SHIMIZU」の清水慎一さんのお話をされていました。
8月8日のブログに、「菓匠SHIMIZU」を訪問した際のことを書きました。
おじゃましていたので、お話に実感が湧きました。
 
清水慎一さんは、自分がケーキを作っている目的を「世界を平和にするため」と決意して取り組んでいるそうなんです。世界が地球レベルのコミュティだとすると、コミュニティの最小単位は「家庭」。家族がケーキを食べて笑顔になれば家庭が平和になり、家庭が平和になれば、地域が平和になる。そして地域が平和になれば国が平和になると。
日本がケーキによって平和になれば、世界に貢献できる、と。高野さんは、自分の日々の仕事の目的を世界平和に大真面目において取り組んでいる清水さんに衝撃を受けたと語っていました。
 
自分の日々やっている仕事から、世界への影響を想像できる豊な心と想像力。
とてもいい話を聴かせていただきました。
 
【感性を磨くことが仕事ができる第一歩】
 
高野さんは、いいサービスをしていくためには、物事をフォーカスして見る訓練が必要だとおっしゃいました。フォーカスするとは、何かテーマを決めてそのことを重点的に見ていくということです。そしてさらに、そのために必要なのが「感性」だとおっしゃいます。
 
感性は、色々なものに触れて磨き続けなくてはならないものですが、「感性が衰える時はどんな時か」という話をされていました。
ズバリ、それは「満たされた時」ということでした。
 
自分自身が満たされていると、好奇心や行動力が衰える。
色々なものごとや人に触れることで、感性が磨かれていくが、満たされているとその機会が減ってくる。
 
何不自由ないこの時代。常に意識をしないと、感性を磨くチャンスがどんどん減っていくわけですから、危機感を抱かないわけにはいきません。
 
 
他にも山ほど、心に残るキーワードを話されていたのですが、長くなるので、今日は3点のみにしておきます。

こうした講演会に足を運ぶのも、感性を磨くチャンスかもしれませんね。


しかし、こういう講演会などの場でも、聴く姿勢によって時間を無駄にするかどうか、差が出できますね。
最悪なのは、寝ている人ですね。これは何しに来たんだと言いたいですね。
お金を払って来ているんですから、寝ているのは話す側の責任ではないですね。
全然違う世界の人が話しているわけですから、話す側で持ち時間全部が、出席者全員が100%満足する話などできるわけがありません。

聴く側で、アンテナを高感度にして、ひとつでも多く自分で何かを得る態度で聴かないと家のベットで寝たほうがお金はかからないし、よっぽどマシだということになります。

・話し方がボソボソしていて聞き取りにくい

・話にストーリー性がなく、ランダムで聞きづらい

・話が下手だ

などと、講演者を評価し、途中から聴かない人がいます。

評価する態度をやめて、言葉を吸収し、あるキーワードから自分の考え方にどう影響するか、考えながら聴くという態度で臨めば、極端に言えば、どんな話でも時間を無駄にすることがなくてすむかもしれません。




ボクの著書です。いい感じに仕上がりました。
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