今野誠一の“マングローブ的生き方”ブログ

2009.09.02リーダーシップ
  • FLLOW ME on twitter
  • facebook

完璧な人はいない

  • Comments(0)
  • Trackbacks(0)
人間について、ひとつ確実に言えることは、「完璧な人はいない」ということだ。
 
エグゼクティブ・コーチングの看板を出しているわけではないので、頻繁ではないが、時々経営者からの相談が持ち込まれることがある。
 
自分で会社を立ち上げて、人まで雇うぐらいの人なのだから、十分に「我」というものがある。悩み事、心配事を抱えて相談に来ていたはずなのに、ボクが色々指摘したりアドバイスすると、そのことへの説明が延々と続く人がいる。
言い訳とも取れるし、見栄とも取れるし、たまたま環境のせいで、運が悪くてこうなっているだけで、実は自分が完璧な経営者なんだと訴えたいのだとも取れる。
 
こんな時、ボクは、無性に悲しくなる。
「あんた、その姿勢がすべての問題なんじゃないの?」って。
ひょっとして、経営者って謙虚さを失う職業なんじゃないだろうか。
本気で悩んでるんだか、自分に自信を持ち過ぎてるんだか、わからない。

 
米国の経営コンサルタント、パトリック・レンシオーニは、経営者の失敗の要因として「5つの誘惑」ということを言っていた。
 
誘惑1:地位がいちばん大切だ
      地位の保身よりも経営者は業績を優先しなくてはならない。
 
誘惑2:部下に嫌われたくない
            
部下に好かれたいという誘惑に負けないで、結果を出さない
             部下の責任を問わなくてはならない。
 
誘惑3:判断ミスは許されない
            
正しい判断にこだわるあまりに、早く明確なジャッジをすることを
             ためらってはならない。
 
誘惑4:対立は避けたい
           
人と対立せずに、常に調和していたいと思うあまり、「生産的な対立」
     ある争点をめぐっての熱い意見の交換を妨げてしまってはならない。
 
誘惑5:弱みを見せてはいけない  
           
TOPが弱点をみせたくないと思ってしまうと、部下たちはTOPが自分の
            考えに自由な挑戦を歓迎してないと感じて、おもねるようになっていく。
 
 
これらの5つは、経営者にとってもそうだが、部門を預かる幹部などの組織長にとっても同じことが言えるだろう。
 
誰にだって欠点があるし、失敗もする。
大事なことは、自分の欠点を謙虚に認めること。
そして、失敗したら素直に「俺が悪かった」と謝ることができればいい。


ボクの著書です。いい感じに仕上がりました。
book_cover.gif
           

ATARIMAEプロジェクトを応援しています

bn_a_250-63.gif

コメントを投稿する

この記事のトラックバックURL

http://www.bc-mgnet.com/mt-cgi/mt-tb.cgi/443

このページのトップへ戻る