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株式会社ネットプロテクションズ
柴田 紳 氏
インタビュー
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経営者略歴
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鬼才異彩バックナンバー
経営者に学ぶ
(1)『社員の成長を支援する』
社員が成長できる場を提供することは経営者の役割。その結果、更なる飛躍を胸に社員が旅立つことがあっても、その成長を喜び、活躍を願う心を持っていたい。必ずいい話を持ち込んで来てくれるはずです。
(2)『自分の思いを形に表す』
人事制度とは経営者の思いの集大成です。自らの手で作り上げた制度であればこそ、社員には経営者の思いが深く伝わります。
(3)『経営状況を共有する』
会社の一体感を強くするためには、社員に知られたくないと思うようなことでも、ときには隠さずに見せて行くことも重要。伝えるべきことと敢えて伝えないことの判断が大切です。
(4)『限界を決めない』
自分で限界を決めずに、今、目の前にあることにとにかく集中する。そうすることで、予想を遥かに超えるところへ辿り着くこともある。成長をするには限界を決めないことが大切。
株式会社ネットプロテクションズ
東京都港区赤坂3-21-13 昭栄赤坂ビル3F
URL:
http://www.netprotections.com
創業:2000年1月
事業内容:後払い決済サービスの運営
クレジットカード決済サービスの運営
今回の鬼才異彩は、インターネット業界で後払いシステムという新しい事業を展開されているネットプロテクションズ代表取締役社長柴田紳氏にお会いしてきました。
事業立ち上げでの苦労話や社員の方々への思いなどを語って頂きました。
まず事業のことについてお話頂けますか?
ネットショップ向けの後払い決済サービスを提供しています。
簡単にお話しますと、ネットショップで買い物する際の決済手法は前払いが主流なんですね。
しかし、消費者の気持ちとしては、「先にお金は払ったけど、商品はちゃんと届くのかな」と不安になって、
「商品が到着してから支払いたい」と思うわけです。そこで、そのニーズを事業にしたんです。
このように、消費者のニーズがとても高いサービスにも関わらず、今現在この事業を行っている企業は
弊社だけという状況なので、おかげさまで月間約200社ずつのお客様が増えています。
これまで使われていたシステムを改修せずに導入できるシステムということと、後払いだからこそ発生する
未払いのリスクも弊社が負担することで、消費者だけでなくネットショップを運営しているお客様にとっても安心してご利用頂けるシステムを作り上げましたので、その成果がようやく出てきたかなと思っています。
事業の立上げについてお聞かせください。
実は社長就任は昨年の4月なんです。私がこの会社へ参画した時は、僕自身にインターネットについても決済についても経験値が無い中、後払いシステムという世の中にない事業を立ち上げるということとなり、
何をするにも試行錯誤しながらのスタートでした。いわば、目の前は真っ暗のスタートでしたね。
そのうえマネジメント経験も無い僕に部下が20名いたのです。しかも全員年上です。一日も早く事業を立ち上げるために、休暇も無く朝から晩まで仕事をして走っていこうとしても僕についてきてくれる部下は少なく、陰口を言われたこともありましたし、「このままじゃ潰れるんじゃない?」と言われ、部下とぶつかったりとまさに四面楚歌の状態でしたよ。
そのような辛いスタートアップでも、今ここまでやり抜いてこれたパワーの源泉は何ですか?
もともと努力して達成するということは大好きで、そこに生きがいを感じるようなタイプなんですよ。
学生時代の話を例に挙げますと、高校時代はサッカー部に入っていたんですね。僕が通っていた高校では、
3年生になると受験の為にと退部する部員が多いのですが、僕は3年生になっても唯一チームに残り選手権出場を目指して続けたりしていました。また、その後の一日10時間の勉強をして臨んだ大学受験や大学時代のテレビ局での月25日勤務のADのアルバイトなどの『頑張れば出来る』『つらいことを達成した』という経験が
今のベースになっているんじゃないかと思いますね。
その他では、やはり前職の会社での経験だと思います。そこでは、タバコの輸入に関係する部に所属になったのですが、仕事のスキームが完全に出来上がっていて、何もしなくても年間数千億の売上になるような世界でした。言い換えると、僕には何もしようが無い状況だったんです。そんな中、同期は海外を行き来するような仕事を楽しんでいて、どんどん差をつけられて、完全に取り残された気持ちになってしまいました。
仕事に対する意欲はあるのに何もできない、生きている実感すら感じない状況。これは人生で一番きつかったです。しかしながら、この経験があったからこそ耐えられたのだとも思います。どれだけ足を引っ張られても、どれだけ嫌われて悪口を言われても、目の前が真っ暗でも、自分が伸びていく実感があったので乗り越えられましたね。
スタートアップの時期を越え、信頼できるメンバーも揃った今、会社の状況についてどう思われますか?
今は、「仕事を通じて成長したい」「自己実現したい」という思いを持った社員が集まってきていて、雰囲気はとても良くなりましたよ。ようやく気持ちが通い始めていると感じます。ですから、ノルマをつけたり僕から指示を出さなくても自ら動いてくれるメンバーも揃い、信頼のおける役員にも恵まれ、会社のベクトルさえ合わせていれば、利益を生み出してくれています。
先日、昔から一緒に頑張ってきたメンバーから「会社変わりましたよね、良くなりましたよね」という言葉を聞いたのですが、彼とは悔し涙を何回も流してきたので、この言葉は嬉しかったですね。
明らかに会社は成長していて、メンバーも頑張ってくれていて「本当に幸せだな」と思っています。メンバーに感謝したい気持ちでいっぱいですね。
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